家庭の平和は世界平和の第一歩ビックリマーク

おはようございます。
ハッピーファミリーセラピストのeternalです。

今朝、珍しくテレビを見たら、NHKの朝イチで、お産のトラウマを特集していました。

妊娠中、理想のお産を目指して、食生活の改善や運動など、様々な努力をしたにもかかわらず、実際はものすごく難産になってしまったり、自然なお産を目指していたのに、緊急な医療介入…帝王切開や吸引分娩などがなされるなど、想定外の出産を余儀無くされると、出産そのものに挫折感を感じ、その後の育児にも自信を持てなくなって苦しんでいる母親がたくさんいる…

という内容でした。

「努力したのに思い通りにならなかったことに挫折感を感じて、私はダメな母親なんだと思ってしまった」

という言葉に

出産も育児も、思い通りにならないことばかりなのに…とテレビに突っ込む私にひひ

でも、ふと自分が出産した時のことを思い出してみると、辛い記憶が蘇ってきました。

いろいろありまして、私は二人とも吸引分娩で出産しました。

吸引機を挿入するため、通常よりも大きく会陰切開されるそうで、傷の痛みは産後数ヶ月続きました。

今朝のテレビでも、同じような経験をされた方の辛い体験談が報じられていました。

様々なケースが紹介されて、結局のところ、そのようなトラウマにならないための心がけとして、

妊娠中の体のことや出産の仕組みを知ることと、家族の理解が大切、とのことでした。

本当に、その通りだと思います。

私自身、当時は今のような知識もなく、20年前は病院主導の出産が当たり前でしたから、医師の言いなりでした。

家族の理解といっても、夫は口を開けば「妊娠は病気じゃねぇし、みんなやってることだから」と、まったく我関せずで、仕事に没頭していました。

当時は、こんな夫を恨んだものです。

ふざけんなっ!

と心で思っても、何も言えなかった。

今でこそ、夫には悪気はなく、男性にはまったくわからないのだ…ということを理解しているので、恨みもわだかまりもありませんが、この意識の違いに苦しむ妊産婦さんは多いと思います。

特に二人目の産後はとても辛かった。

本当に辛くて、夫への愛情も底をつきました。

子供がいなければ速攻、離婚したい!

とまで思って過ごしていました。

人の心で、人を憎むほど辛く苦しい情はありません。


でもね、夫は何も悪くなかったのです。
ただ、まったくわからなかったのです。

夫にして欲しいこと、私は意地っ張りで、言わなかったから。

言わなくてもわかって欲しかったから。

言わなくても察して欲しかった。

でも、これが間違っていたのです。
男性は、察することはできません。
特に、妊娠、出産に関しては、まったくわかりません。

そこを、誰か教えて欲しかった。

知っていれば、もっと上手に対処できたし、自分も傷つかずに済んだ。

身体のことも、きちんと知っていればもっと快適に過ごせたかもしれない。

誰も恨まず、自分も傷つかずに過ごせたかもしれない。

その想いが、妊産婦さんのアロマケアを学ぶ強い動機となったこと。

今朝のテレビで改めて思い出しました。妊娠中の妻のココロと身体の状況を、旦那さんに知らせる人になりたい。

妊婦さんのココロとカラダに寄り添える人になりたい。

産後ママの体の回復と、子育てへの不安を取り除く人になりたい。


新しい命の誕生の場面は喜びだけではありません。
これから育てていく責任を夫婦で背負う瞬間でもあります。
不安も葛藤もあるでしょう。

二人でいた頃には仲良し夫婦だったのに、子供が生まれたことで争うことも増えるかもしれない。

でも、それはどちらかが悪いのではなく、男親と女親の意識の違いを理解できないことから発生します。

パパもママも、我が子は愛おしく、幸せに育って欲しい気持ちは同じです。

立場や責任分担が違うだけ。

そこの折り合いをつける、おせっかいおばさんになりたい。


お産にトラブルはつきもの。

たとえ、思い通りにならなかったとしても、我が子が生まれた喜びと感謝で心を満たせたら素晴らしいですよね。

命の誕生は、人知を超えたもの。

自分のカラダと赤ちゃんの生命力を信じて委ねるココロで出産を迎えられたらいいな…と思います。

そして、どんな形でも生んだことに誇りを持って、堂々と母親の道を歩んで欲しいな。

妊娠がわかった瞬間から、子供の命を命がけで守り、妊娠中を過ごしてきたのです。それだけで表彰もの王冠1

お産のトラウマに苦しむママが、一人でも減っていくことを願っています。

ちなみに、今の私はお産のトラウマも夫への恨みも、まったく残っていませんよ(^_-)-☆

だから、家庭の平和にこだわるのですチョキ









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