おはようございます。
昨日は久しぶりのまとまった雨でした。
乾いた空気がいい感じに潤って
ゴミを出しに外に出たら、ご近所のキンモクセや草木の香りが立ち込めて
とてもすがすがしい気分になりました。
さて、今まで子育てサロンなどで
たくさんの小さなお子様を抱えるママたちに出会ってきました。
そして、ブログ上でもとても頑張って活躍されている若いママたちがたくさんいらっしゃいます。
そのバイタリティにはいつもいつも感心するし、尊敬しています。
若い人は、馬力が違うな~って・・・
でも、時々ふと、そんなママの姿を見ているお子様の姿が目に浮かぶ時があります。
ママが外で頑張るということは、時には幼いお子様を置いて出かける・・・ということ。
本当に幼い頃は、「ママ~!!」って泣け叫ぶこともできるけど
小学生くらいになると、だんだんママの状況がわかってくる。
子供は、基本的に、どんなママでも大好きですし
大好きでいたい・・・と思っています。
だから、子供なりに、ママの頑張りをわかろうと必死です。
それでも時には我が儘を言ってみたり、かんしゃくを起こしたりして
自分の感情や欲望に折り合いをつけています。
と同時に、ママの自分に対する愛情を試しています。
忙しいながらも、ママのココロがちゃんと自分に向けられているな・・・
と安心すれば、離れている時間があっても大丈夫になります。
でも、何度試しても、なんだか、ママのココロはいつもあっちを向いているな~
どうしたらこっちを向いてくれるだろう?
寂しいな~
ママがこちらを見てくれないのは、私・僕が悪い子だからかな~
いい子にしていたらママはこっちを見てくれるだろうか・・・
・・・そんな感情のスパイラルに陥ったとしたら
子供は、自分の我が儘や感情や欲望に蓋をして
「聞きわけのいい子」になろうと努力します。
・・・たぶん、無意識に。
「ママはお仕事だから、ちゃんとお留守番していてね」
「うん。わかったよ」
そして、そんな我が子の従順に
「うちの子は聞きわけがいいから、私の仕事をちゃんと理解してくれているの。
お陰で思いっきり仕事ができるわ~」
なんて、思うママ。
でも、ちょっと待って。
その子の従順さ、聞きわけの良さは、本当に本心でしょうか?
そこを見抜けずに、知らず知らずの間に
子供のココロにぽっかりと空いた穴が大きくなって行く・・・
なんて事が、あったりするのだな~。
・・・こんな事を感じてしまうのは
過去の私がそうだったからなのです。
二つ下に妹がいる長女は、幼稚園の頃からシッカリしていて
小学生になった頃から、私はフリーライターの友人を手伝い始め
毎日ではないけれど、時々取材にでかけるようになり
家で原稿を書き始めて、子育て専業主婦時代のウップンを晴らすように
意識と気持ちはどんどん外に向かって言ったのです。
今から思えば、いつもピリピリしていたから
長女は甘えることも、我が儘言うこともできずに
本当に聞きわけのいい子でした。
そして私は、それが娘の真の姿だと勘違いしていました。
あのままの私であり続けていたら、今の娘は居ないと思います。
様々な出会いと、正しく導いてくださる方々のお陰で
娘の本心を知り、自分の心根を改めていくなかで
娘はどんどん私に甘えるようになり、我が儘を言うようになりました。
今では、不機嫌な感情ももろにぶつけられて
面倒くさ~ って思うこともしばしばありますが
彼女の持って生まれた天性や、能力を発揮できる土台を
創ってあげられたな~、と実感しています。
もちろん、ママは働いてはダメ!
とか言っているわけではありません。
離れた時間があってもいいと思います。
ただ、子供の真の姿をしっかり見てあげて
ここぞ と言う時はしっかりと抱きしめてあげる
子供の全存在を受け入れて、ちゃんとわかってあげる
「私は大丈夫だよ。ママ、頑張ってね」という
必死のカモフラージュを、見抜いてあげる目を持って欲しいと思うのです。
ママは子供を愛しています。
子供もママを愛しています。
だからこそ、どちらにも幸せになって欲しいから・・・・
ちょっとばかり、老婆心で書かせていただきました。
頑張るママへ。
あなたの頑張りは、必ず誰かが見ていてくれる
あなたの頑張りは、必ずわかってもらえている
あなたの頑張りは、必ず実を結ぶ時が来る
だから、焦らなくても大丈夫ですよ
ママたちとの出会いの場
『笑顔で働くママのためのフェスタ2012』
でお会いしましょう