ありがとうございます♡ Anne-Marie Astrucさん

今日は、クレイテラピーでお世話になっている、アロマフランスのドミニック先生の妹さん『Anne-Marie Astrucさん』の水墨画の個展に京都へ行ってきました

一年前に次の世に旅立たれ…

先生から時折うかがう妹さんのお話から、お会いしてみたいなぁと思う気持ちも叶わないままでしたが、妹さんが残された魂の水墨画たちに会うことができました

水墨画を眺めていると、初めは筆使いや色の濃淡、眺めや景色、デザインに目が向きました。

だけどふと気がつくと初めの絵に戻ってて、そこからは、いろんなことを感じ始めていました。

マリーさんの石の絵を見た時は、私自身が病気で辛くて、日々の痛みから解放されたい気持ちや、いろいろと考えあぐねていたことや、パニックで不安に襲われていた時のこと、不妊治療で様々な決断をした頃のことを思い出しました。

つまづいてばかりで道が見えず…辛くて…でも、人の優しさにも触れたり、自分に向き合ったり、そして、現実を見れた時、すーっと足元に道が照らされたように感じた時のこと。

そしてまた、つまずいたり、小さな石ころも乗り越える気力が湧いて来なかったことも。

渦の巻く絵は、とてもおしゃれなデザインにも見えるけど、その後少し離れて見てみると、

あの時、私がその現状から、渦から、這い出したいのに、渦から出られずにいたころ、

九州に住む友人から「渦のどこでもいいからちょんっと切ってごらん。案外あっさりと、ぐるぐるがなくなるかもよ」って教えてもらった時のこと。

ほかの様々な絵からは、楽しかった頃のことなど、２０代半ばから３０代前半のころの自分の気持ちがフラッシュバックするように、あらわれてきました。今から10年〜20年近く前のこと。

辛い思い出も不思議と辛く感じることもなく、ただ、たんたんと。

楽しいこともたくさんあったし、手術や入退院や、父の死や流産や…、しんどいこともあった１０年だったなぁと。

だけど家族や親戚、甥っ子&姪っ子、友人からたくさんの思いやりと笑顔と楽しい時間を、本当にたくさんもらった、ありがたい10年だったなぁ。

本当にたくさん心配かけたけど、不幸だと感じることが一度もなかった、人のあたたかさで過ごせた、ありがたい10年だった

マリーさんはどんな気持ちで、その景色を描かれていたのかなぁ。

思い出したそのころの自分は、マリーさんの水墨画を通して癒されているような…そんな時間でした

そんな癒しの時に、そこにいてくれたのが、夫で、そしてマリーさんのお姉さんのドミニック先生で

私にとっては素直でいられる空間だったように思います。

最後にドミニック先生からマリーさんのお話を聞きながら見た絵は、また違う感じにも見えて。空気も違って感じて。でも共感できることがたくさんあって。

マリーさんの絵に囲まれている空間を眺めていると、私たちが見ていた景色とは逆に、マリーさんがみんなを見てくれているような、そんな感じもしました。

マリーさんの作品はこのあと、ご家族やご友人の元へ旅立って、迎えられるそうです

きっとみなさんそれぞれが感じたご縁のある絵と再開されるんでしょうね

そしてギャラリーを後にする時、先生に見送っていただき、振り返ってマリーさんの絵を見たら、どれも清々しくて、優しい笑顔にも見えて「ありがとうございました」とマリーさんにお礼も言えました。

今週は風邪をひいていて行かれないかなぁと思っていましたが、夫のおかげで行けました！

「車で連れて行ってあげるから、行こうよ！ドミニック先生も待ってるよ」って。

「先生は今日は来られないと思うよ」って言ったんだけど、「妹さんの絵を見たいんでしょ。なら行こう。ほれほれ行くよ（笑）」って。

到着してビックリ！

ドミニック先生がおられました

私がいつも心配している夫の体調のことも気にかけて下さって、「良くなってる♪ よくなってる♡」と先生のあの優しいスマイルで

主人もとても喜んでいました。

『偶然』はないですね。

いろんな思いが合わせてくれた

そして帰りには、父と祖母、伯母が眠る大谷さん（大谷本廟）へ連れて行ってくれました。

私の大好きで大切な人たち。

亡くなった後もとても近くに感じられる家族

今年一年のお礼も伝えることができました。

雨が少しずつ降り始めた少し肌寒い京都でしたが、心はぽかぽかの日曜日でした。

アロマ+クレイテラピーRoom zuming♪

NARD JAPAN認定　アロマ・アドバイザー

アロマ・フランス認定アルジロトログ(クレイテラピスト）

アロマフランスイドロラテラピー講座　修了

MLDリンバドレナージュセラピスト