“働く事とがん治療の意外な心理的共通点”
このタイトルを見て???と思った方は多いと思います。
なぜ、こんなタイトルを付けたのかを最初に端的に言ってしまうと
末期がん治療に関する記事を読んで
文字通り“働く”という行為と共通点があると思ったからです。
まだよくわからないと思うので
これから詳細に説明していきます。
その前に私が読んだ記事はこちらです。
→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48082
週刊誌掲載の記事ですがとても考えさせられるものであり
一読の価値があると思います。
(記事を先に読んで頂いた方が話もわかりやすいと思います)
記事そのものはからは
がんという病気や命や宣言された後の治療等
冗談も多少加えながら書かれているものの
色々と重く考えされられるものがあります。
ただ、今回はがんそのものについて語りたいわけではなく
あくまでもその記事を通して見つけた&感じた
前述の通りの私なりの共通点について書いていきたいと思います。
共通点というと語弊があるかもしれませんが
あくまでも治療を行うときの考えや向き合い方に対して
共通点を見つけたという事です。
前置きが長くなりましたが本題に入っていきます。
記事を読んで頂くとわかりますが
がんというものは治療の選択肢も沢山あるようです。
(記事を書いてる筆者の方は末期癌との事でした)
手術や放射線治療等の標準治療に加えて
代替療法と言われるいわゆる
民間療法的なものもあるようです。
2015年に亡くなった川島なお美さんも
民間療法を行っていたことが一部で話題となりました。
そこで難しいのがそれぞれに一長一短があり
治療に対する個人差もある為
これがベストという結論を出すのに迷うという事です。
普通に考えれば科学的なエビデンスもある
標準治療を受けていれば良いと思うかもしれませんが
標準治療一つとっても
医者によって言う事が違う事があるそうです。
さらに標準治療は後遺症を伴うものもあり
末期言う事で
様々な療法を悠長に試している時間的な余裕もありません。
絶対的正解と時間的な余裕がない中で
自分自身が最終的には
どんな治療をするかを選択しなければいけないのです。
そうするとどんな事が起こるのか。
筆者の方も書いていますが
最後に治療を選択する際には
“自分自身の人生観”と“納得感”が問われるという事です。
つまり、絶対的な正解がないなかで
最後に問われるのは
自分がどう生きたいかとそれに対して納得できるかどうか。
例え痛みや後遺症があったとしても少しでも長く生きたいのか。
それとも痛みや後遺症を背負ってまで延命するくらいなら
ダメージの少ない療法を選んであとは自然に任せるか。
自分の人生観や生き方に対するしっかりとした考えがないと
選択することができない深い問いかけです。
嫌でも自分自身と哲学的に向き合わなければならないと思います。
私自身が働くという事と同じだと思ったのは
この哲学的に自分自身と向き合う部分です。
現代は“働く”という事に対して
様々な選択肢が存在する時代だと思います。
勿論、昔もどの企業に就職するかなど
選択肢はあったと思いますが
今は働き方そのものに対しても人それぞれ価値観が違ってきています。
一般的な価値観では今でも有名大学を出て
有名企業に就職するのが良いとされていますが
そんな価値観に違和感を感じる人もいると思います。
私もそんな“敷かれたレールの上に乗る”ような価値観に
小さなときから疑問を抱いていました。
確かにレールの上に乗った方が精神的にはみんなと一緒で
安心するかもしれないし
世間的に認知されている方法だから安定感はあるかもしれない。
でも本当にそれで良いのだろうか。
自分の人生を生きていると言えるのだろうか。
そのように生きて最後に死ぬときに後悔はないのだろうか。
まさしく突き詰めていくと
働くという事も
“自分自身の人生観”や“納得感”が問われることとなるのです。
誤解のないように書いておくと
大学を出て企業に就職して結婚してのような
一般的な価値観を否定しているのではありません。
それはそれで利点もあるし
価値観の一つとして良いと思います。
ただ、まだまだそれしか生き方の選択肢がないような風潮が
世間一般には蔓延している。
だから真剣に働く事や生き方を考えていくと
悩む人もいるのではないかと思うのです。
私自身も本当に若い年齢の頃は
悩んだ時期がありました。
あまり突き詰めて考えないで
レールの上を走れば良いだけかもしれませんが
どうしてもその頃は自分自身と向きあわなければならない心境でした。
まさしく例えはあまり良くないのかもしれませんが
がんの治療を選択するのと同じく
自分自身と向き合って哲学的に問いかけていたのです。
長くなりましたが
そんなことが週刊誌掲載のリンク先記事を読んで
自分自身気づいたというか
その問いかけの姿勢に最初に書いた通り共通点を見出したのです。
それまではその悩んでいる状況を上手く言葉にできないというか
悶々とした感じでしたが
働くという事はやはり人生や生き方の大きな部分を占めているからこそ
あそこまで悩んでいたのかなと今になって思いました。
がんの治療と働く事を一緒にするなとか
とにかくお金がないと生きられないのだから
甘えた事書くなとかいろいろ読む人によってあるかもしれませんが
あくまでもその自分自身と向き合う心境に程度や状況の違いはあれど
共通点というか
今になってハッと気づかされるものがあったのは事実です。
色々と思いのままに綴っていたら長くなってしまいましたが(笑)
もし最後まで読んで頂けた方がいたのなら
長くまとまりのない文章を読んでくれてありがとうございました(^^)
因みに誰かに向けてと言うより
自分自身の独り言的な感じで今回は書きたかったので
思いのまま本音で書かせてもらいました。