石の上にも2時間
あけましておめでとうございます。念願のウイーンのニューイヤーコンサートに行ってきました。と言っても、屋外のパブリックビューイングで観たのですが。オペラ座前広場に開始15分前に行ったけど、パイプ椅子は満席。画面に一番近い大理石の椅子には、まだ少し空きがありました。この日の気温は5℃、石の上に座ると超冷たい・・・防寒用に持参したセーターを畳んで座布団代わりに敷きました。地元の方かな、座布団持参の方もけっこういました。 (地べたに寝そべって見る人も)ウイーンのニューイヤーコンサートは、日本でも同時中継しているけど、一度ウイーンで見たかったの。クラシックは、どちらかというと、堅苦しくて苦手。演奏中は咳もできないし。でも、ネットで見た現地のパブリックビューイングの様子は、とっても楽しそうでした。厚着した市民が皆で手拍子を打っている画像を見て、アレいいなあ~と思いました。屋外会場の音響には期待してなかったけど、これも思いの外、良かったです。でも、やっぱり寒い…だんだんと修行の気分になってきました。戻ったら席がなくてもいいから、あったかいコーヒーを買ってこようかな~と思った時、ちゃ・ちゃららら~と、優雅に、よく聞くあの曲、美しき青きドナウが始まりました。これはラスト2の曲、もうすぐ終わる!←嬉しい!ラストのラディッツキー行進曲では、お茶目な指揮者に釣られて、皆が立って手拍子。楽し~い! これこれ、これがやりたかったんだー!博多どんたくの総踊りみたいに広場の観客皆で盛り上がりました。この日座布団として活躍したセーターは亡き母のものです。こうやって旅行できるのも語学を勉強する時間とお金を与えられた両親のおかげ。思いがけず、親への感謝の気持ちが、じわりと湧いてきました。ちょっとしんきくさい話になりますが・・・私の母には借金癖があり、父は面倒事一切を見て見ぬふりをする人でした。両親の最後の5年間、私は介護と借金返済に追われ、ものすごく大変でした。今でもふと、親への腹立ちがもわ~っと湧いてくる事があるけど、こういう感情ってキモチワルイ。なので、今日は、親に対する暖かい気持ちが自然に出てきて、とてもラッキーでした。この日のウイーンは抜けるような青空で、私の気持ちも清々しくなりました。年のはじめに、良い一日に恵まれました。皆様方にも、今年が心地良い年でありますように。