ぼくらの少年冒険記!!Forever!

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アーノルズ 中川ごぼ男のブログです。
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劇場版テレクラキャノンボール2013
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話題にはずっと聞いていて気になっていたのに以前公開中はタイミングが合わずに観れなかったのだが、ポレポレ東中野でやってるとのことで、ようやく観てきた。
上映延長が決まってから友達に「そういえば今やってるよ」と教えてもらって気づいたのでギリギリ滑り込みだ。

まあバイト先で10時間版も裏の4時間もレンタルできるのでそっちを観ればいいのだけど。
それは抜き用も兼ねて今度借りよう。


しかしこれは劇場で観れてよかった。
いや、劇場で観るべき映画!

全ての映画が基本的にはそうだと思うのだけど。

だから劇場で観るべき映画というか、劇場で観るべきAVだな。


もう会場の一体感というか空気感というか、大作映画のそれに負けるとも劣らない、でも決して全く同じではない独特の雰囲気。

爆笑あり、ショックあり、なぜかちょびっと感動あり、自分でも自分の感情に整理がつかない。
映画とは名ばかりの実際はしっかりAVなのにそれをたくさんの知らない人たちと観て、笑って、手を叩いて、拍手して。

ああ、アホみたいなことを真剣にやるってやっぱり面白いんだな。ってこと。

AVって皆で観るとこんな笑えるんだな。ってこと。


そんなことをなんだか中学生の頃の僕らは知ってたはずなのに、それを思い出すことが出来たというか改めて認識したというか。

バカで下品でどうしようもなく低俗で、でもすっごい真剣ですっごい笑えて。

会場に女性のお客さんが割りかしたくさんいたこともクソ童貞の僕にとっては衝撃で。

彼女らはどんな感情でこの映画を観ていたのだろう。

男の僕すらよくわかってないのだから、彼女らもきっと言葉には出来ないだろうな。

たまたま隣に知り合いが座っててびっくりしたせいか、映画を観終わって振り返ったとき、好きな子と目があったら…みたいなグミ・チョコレート・パインや桐島、部活やめるってよドリームを思い浮かべてしまぅた。

普通にしてる女の子はこんな映画の情報なんてまず仕入れやしないだろうから、もしこんな映画を好きな子が観てたらますます好きになってしまうだろう。
こんなにも下品でバカで低俗な作品だけど。


ここ最近、主に良くないことばかりの童貞人生の今までの経験を一気にくちゃくちゃっとしてしまうような毎日を送ってるのだが、この映画は、このAVは、童貞のうちに観れてよかったなって思う。

本当に素晴らしい作品だ。
ロックだ。

観に行った隣の席に知り合いの芸人さん、作家さんがたまたま座ってたり、後ろの方に有名な芸人さんが観に来てらしたり、他にも知り合いの芸人仲間がことごとく観てたり、他にもたくさんの著名人や僕の親友もオススメしてきたりする理由がよくわかる。


なんか生きる理由だとかそういう大層なテーマに繋げた風にしてるけど、実はそんなことまるでない。

そりゃ広い定義から見ればそういう風に捉えられるけど、そんなの嘘。
ただのくだらないAVだ。

それを真剣に見せて、真剣に観てるということに意味があるんだな。

僕にはこういう生き方なかなか出来ないから尊敬する分、こんな汚らわしい世界のこと軽蔑もする。
そう、僕はまだまだ夢見てたいだけのロマンス童貞だから、こういうことはもっと綺麗で神聖であって欲しいというバカみたいな願いもあるのです。
でも、実際のとこそうではないのよな。
その辺の映画なんかより、このAVの方がずっと真実なんだ。

本当にくだらない、どうしようもない作品なんだけど、取り繕って避けて通ることなく、心から「うわあ、バカだなあ」って言える作品であることは間違いない。

観終わったあとあなたがどんな風に感じるかはわからないけど、僕は笑った。

現実や真実から逃げ出したいことだらけだし、信じたくないこともたくさんあるし、隠したい自分や、気取りたい自分もいるけど、そんなの全部忘れて笑ったってことをいろんな人と話しあいたいし、10時間版も借りてしっかり抜きたいと思う。

ヤるかヤらないかの人生なら、と言うのがひとつのテーマで、僕にはまだそれはわからないけど、
この映画を観るか観ないかの人生なら、観る人生を選んで良かった。

僕はこの映画を観たけどきっと何も変わらない。
僕は変わらないでいいを選ぶ。
その分ちょびっと、周りの世界が変わって見えそうだ。