こんにちは、アタラシです。

最近、子供の頃の記憶がよくフラッシュバックするので

アウトプットしようと思います。

 

 

この間思い出したのは、多分5〜6歳の頃のこと。

ある日の夕方、妹がケガをして病院に連れて行かなくてはならなくなりました。

 

父は仕事、携帯電話が登場するのはまだまだ先です。

その頃の母はペーパードライバーで自転車しか運転できません。

他に方法がなく、私と生まれたばかりの弟を家に残して

片道1時間の病院へ向かいました。

 

生まれたばかりの赤ん坊の世話など幼稚園児にできるわけがありません。

弟がむずかって泣き出すたびに「わーっ!」と叫び声をあげて

ビックリさせて泣き止ませる、と言うのをしばらく続けていたのですが、

暗くなっても母は戻らず、心細さにとうとう私も泣き出し

隣とそのまた隣の奥さん方に保護される事態になりました。

 

保護されて20分後に母が妹を連れて戻ってきたので無事解決したのですが。

 

あの時の無力さと心細さを子供の目線で思い返すと同時に

ふと思ったんです。

 

治療が終わって妹を後ろに乗せ、暗い道のりを

ひたすら自転車をこいでいた、あの時の母の気持ちはどんなだっただろう。

 

今の私よりもはるかに若かった母は

自転車を漕ぎながら、どんな思いを感じてたんだろう。

 

本人に聞いたら「早よ帰らな。しか思ってないわ」だったそうですが、

母は母で、子供は子供で、それぞれ頑張った日だよな。

と、ひとまず自分の中で決着をつけてみました。

 

なんて言うんでしょうねこういうの。

子供の頃の傷を癒す?

 

 

「体の声を聞きなさい」著者 リズ・ブルボーの本。

家のどこかにあるはずなんだけど。

 

 

最後までお付き合いいただき

ありがとうございますイヒ