ウォッチメン、読了。
ウォッチメンて何?
と、アタマに?マークがついてる人はググるか、一番最後に注釈をつけたからその簡単な説明で我慢してね。
しかし、真面目に読み出して一週間かかったよ、特にスタートダッシュが鈍かった。
と言うのは、数多いヒーローの名前なり世界情勢なりの前置きがなく(厳密に言えば意図的に成されているんだが)、読者にとっては無作為の如く散りばめられた情報を個々に留め置きながら読み進んでいかなければならない苦痛を伴うから。
結果、初日は数ページで本を置くことにw
しかし読み進んで行くと、本編との間に挟まれた登場人物に絡む当人の回顧録なり、新聞記事なりと言った活字で語られる枠があり、それらは個々にユニークな形式をもって読者を惹きつけると共に、前後の本編での不足を補う形を取っていて、無作為と思われた情報たちが徐々に整合されていくんだな。
それに伴って読むスピードは加速し、遅れ馳せに世界観に浸っていく感覚に襲われていった。
物語全体を一つの作品として世に問うことに重きを置いてるんだね。
いろいろ感じたことはあったけれど、ロールシャッハがDrマンハッタンに消されてしまうあの刹那感が、まぁ昨夜見たばかりのシーンと言うところを差し引いても印象的だったな。
地球に興味を失ったジョンがローリーに残した最後の【人間的】な置き土産だったのかなと。
あとは設定的なことをいちいち考えずに観れるようになった映画が楽しみ。
後回しにしといて良かったよ。
※ウォッチメンとは?
…いわゆる【アメコミ】作品のひとつ。ジャンルとしては一応ヒーロー物。
と言えば簡単だけれど、数あるアメコミの中でも、単なる娯楽に留まらず、文学的価値さえ認められた作品。
アメリカとソ連が緊張状態にあった時代が舞台で、核による全面戦争が懸念される情勢に、考え方も持てる力もバラバラなヒーロー達がそれぞれの道を突き進んでいく。
中でも白地に黒のインクを垂らしたようなマスクが印象的な狂人的ヒーロー、ロールシャッハが人気を博したらしい(私もその一人w)。
P.S.
そして久々の更新には触れないアマポンでした…

