こんにちは ♪Armoniaです。今日は爽やかですね~煜 やっと、私の大好きな秋到来~。竧竫
Armoniaの実家は、昭和7年に、宮大工さんが建てたものでした。釘一本も使っていなかったそうです。
そうとは知らず、ただ古い家と思っていたArmonia。(反省…φ(.. )っていうか、教えてもらってないしー…瀅)
残念ながら、築80年で解体…となってしまいました。
じっくり実家を見ると、あらゆる建具が、とても素晴らしかったので、新しい家にも使って頂くことになりました。
さて、写真はというと…
書院造りと言われる、床の間の飾り棚の一部です。端の湾曲になっている部分は、”筆おろし”というそうです。 筆が落ちないように工夫されているんですね。
棟梁が教えてくださったのですが、その部分がスライド式になっていて、外せるのです燁
「この作業は本当に難しい、大変な作業」とおっしゃっていました。
つくづく、再利用して良かったです~。そんなこと露知らず、ただデザインが素敵で選んだだけなので…淲
設計士 栗原さんが、それを見事にデザインして、玄関の飾り棚として生まれ変わります。釚
とても楽しみです煜
大工さんのお話はとても貴重で、勉強になります
木の家は、始めの一年間は、冷暖房をあまりガンガン使わない方が良いそうです。木は生きているので、”暴れる”そうです。 その後はしっかり乾燥し、馴染んでくれば、100年もちます、とおっしゃっていました。
栗原さんが前におっしゃっていました。ドイツへ建築の勉強に行かれた際、向こうの方から、
「日本の建築はもう江戸時代に確立しているのに、何を勉強するんだ?」と言われたそうですよ。
かつての日本建築は、夏に涼しく過ごせる工夫がなされていて、
”風通し”が一番に考えられていたんですね。
そして、”木”が呼吸し、湿気を吸ったり吐いたりしてくれ、湿度の多い日本の夏には優れものだったんですね。
古き良き伝統を受け継ぎ、現代の良いものを加えつつ、良い家を造ってくださっている皆様に、心から感謝しています。溿猤
By ♪Armonia