他星からの領域侵犯・越権行為を受けていたので完全武装のゼウス様以下神々と抗議に行った

「私は地球神アルムルク。地球は我々神々が治めている。余計な手出しは無用に願いたい。」

他星の主神
「お前たち如きの統治では温い。」

「それはお前たちの価値基準であろう?我らには我らの方針がある。これ以上の干渉は越権行為・領域侵犯として宣戦を布告する。」

他星の主神
「侵略行為と見なし、武力行使を行う。」

「それは我らのセリフだ。ゼウスよ、後は任せて良いか?」

ゼウス様
「ああ、賜ろう。」

「地球の神々よ!勝鬨をあげよ!戦闘を開始せよ!」

※戦闘中

「他には領域侵犯の対象となる団体はいるの?」

ゼウス様
「ああ、多くある。」

「この際だ、まとめて片付けない?」

ゼウス様
「いいぞ。片付けてしまおう。」
「進軍す!付いて来い!神々よ!」
「ヘルメスよ、先んじて宣戦を布告してこい。」

※しばらくして

「戦況は?」

ゼウス様
「戦線の拡大に伴い、地球からの援軍が必要な戦場がある。対処は可能か?」

「地球に残った戦力は?」

居残りの神
「いいや。これ以上地球を手薄にすると逆に攻め入られる可能性がある。」

「であれば、私単体で無い物ねだりの援軍をご用意しなければならないわけだな。」

ゼウス様
「何をする気だ?」

「神々のコピーを作る。単純に戦力2倍だよっ♡」

ゼウス様
「本当にむちゃくちゃなやつだな。うむ、これならば問題なかろう。」

神々
((なんで全員のコピーを作れちゃうんだよ?!?))

「…さて、地球居残り組である私たちはこれから寝首を搔きに来るであろう隠密部隊もしくは討伐リストに乗っていない別勢力の対処に当たるとしよう。

残念なことに手元の駒は少なく、貴重だ。
大がかりな戦闘はできない。
のであれば?
そう、ピンポイントで相手の損害になることをしなければならない。

私の大好きな斬首作戦でいこう。
やり方は単純、敵のアタマの首を取る。指揮者が居なければ軍など烏合の衆。

まずは私が宇宙コンピュータにアクセスし

“現在地球の神々と戦闘をしていない”
“地球に危害を加えようと武力を結集中の”
“団体の大将”

の条件に該当する相手を見つけます。
検索にヒットしたのは6人ですが、ヒットから意図して外れた者を考慮して再検索…はい、合計9人ですね。

ではこの大将クビを狙いましょうね〜
全知全能の雷霆神ゼウスの権能を使用する。

『ケラウノス!』

大体は焼け死んだかな?うん、さてこのまま撤退してくれればいいんだけど…そこそこの強さのやつが数十体ほど仇討ちに来たか。神々、対処して。」


居残り組の神
「行くぞ!お前らー!」

居残り組の神々
「「おう!!」」

「さすがに苦戦してるか…主戦力(ゼウス様他)はまだカタがつかないか。
私も参じよう。一網打尽にしたいけど、1箇所に集められそう?」

居残り組の神々
「「むり!!」」

「OK、じゃあ私の方で敵性各個体を灼熱天体R-136a1に転送する。えい!」

敵ズ
「ギャァアアアア」

居残り組の神々
「敵勢力無効化に成功です!」

ゼウス様
「互いに片付いたな。」

「おかえり!凱旋だね!
戦勝記念にみんなで写真撮ろうよ!」

ゼウス様
「そう言うと思って、相手のクビは取ってきた。戦利品だ。」

「よく分かってるじゃん。でも私の事を蛮族だと思ってんだろ笑」

ゼウス様
「お前が喜ぶと思ったからやっただけのことよ。」

「集合写真撮るぞ〜。
よし。

ディオニュソス〜」

ディオニュソス(狂乱と酒の神)
「な、なんだよ。俺に何を求めてるんだよ?」

「何言ってんだよ。これからすることなんて決まってんだろ?酒だよ!宴会だよ!」

ディオニュソス
「なんだ!あったりまえだろ??しっかり用意してあんよ!」

「戦勝を祝し、乾杯!」

神々
「「かんぱーい!」」