『凤凰台上（鳳凰台上）Love and Crown』

2025年　11月〜　中国　全35話予定

出演

萧焕（蕭煥）→任嘉伦（任嘉倫）

凌苍苍（凌蒼蒼）→彭小苒

この彭小苒の役柄は東宮の小楓と被るところがある、、、

ネタバレ　第１話～第５話。

師父の命を奪った皇帝（蕭煥）に剣を向ける凌蒼蒼が、あなたには嫁がない、と憎しみをぶつける寒々とした雰囲気で物語は始まるが、すぐにその理由となる一年前の回想に遡る。

蒼蒼は太傅である凌雪峰の娘で、前々から蕭煥へ嫁ぐことが決まっている。

幼くして皇帝となった蕭煥は、これまで国事の実権は握れずに名ばかり管理職の如くその座に君臨していた。実権は目下、太傅の凌雪峰が握っており、朝廷のじいさん共は蕭煥をどこか軽んじていたが、ほどなく親政を行うための打開策で、蒼蒼との婚姻を条件に自ら打診した過去があった。

権力をなかなか手放せぬ凌雪峰を警戒した蕭煥は、いずれ娶る予定の、鳳来閣を営む蒼蒼を探るため南楚へと自ら出向いていく。少し前に朝廷で議題に上がった、南楚の人々が何人も行方不明となっている件を探るためにも都合は良かったようだ。

この南楚は、弟の蕭千清（豫章王）が管理する土地で、弟本人にとっては左遷された格好のこの地への派遣は不名誉に感じているように見える。その母親の太后は、蕭千清を玉座に就けようと蕭煥の動向を監視し、好機を狙って命を奪おうとしているため、てっきり蕭千清も同じなのだと思いきや、どうやら母親が勝手にやっていることに関与はしていないようだ。蕭煥が弟を京から遠ざけているのは、おそらく醜い争いに巻き込まないためだと思われるが、それを知らぬ蕭千清は反発している。それでもどこか兄に対する情が見え隠れしているのは、幼き過去の二人は手を取り合って生きてきたんだと思う、、、（という妄想。そのうち過去が語られそうだけど。）

ほどなく手下の石岩の調査で、子供を含む人々が鉱山へ攫われていることが分かるが、この精鉄鉱場で私武器を製造する悪巧みの使役のために人々は利用されていたのである。その黒幕が凌雪峰以下、朝廷のじいさん共だということを匂わせつつ、霊壁教という謎の組織の名前も挙がってくるが、これに蒼蒼の信頼を置く者達も軒並み関わっていた。

蒼蒼は、純粋に良い武器を作るために鉱山へ向かう予定だったわけだが、悪事の追及が目的の蕭煥は、蒼蒼を探るためにも共に鉱山へと足を踏み入れることになる。案の定、目にしたのは人々が囚われて苦渋を強いられる光景であり、すぐに二人も命を狙われることになるが、この早い段階で、身分を隠して近付いた蒼蒼への情は芽生え始めている。性根が元々優しいのもあるが、それが観ていても分かる任嘉倫の芝居が毎度良すぎて好きってなるのどうにかして欲しい笑

霊壁教に追われた二人は、遂にその長とも対面するが、マスク着用でも完全に師父だとバレバレなんだが、、、その前に、蒼蒼への攻撃を躊躇った男が洗血だとも分かっていた。目力強すぎんよ。

霊壁教と凌雪峰が関係しているのは間違いないが、師父の背面にいる恩を返さねばならない人物が凌雪峰なのかは定かではない。主人が太傅とは別にいるような気もするし、霊壁教が子供を怪物に仕立てる仕組みなども、とにかく今のところは謎だらけである。

蒼蒼は気付かなくとも、その正体に気付いた蕭煥は、この悪事を終わらせるためにはどうやっても師父を葬らねばならない。それを待っていたかのように安堵した顔を見せる師父も、不本意でもやらねばならぬ鎖に繋がれていたように見えてどこか切ない思いが湧いた。

というわけで、霊壁教の長が師父とも知らず、ただ蕭煥に訳もなく葬られたと誤解した蒼蒼は、芽生えた恋心が一気に憎しみへ変わってしまったのである。師父との約束を守り、蒼蒼を苦しめぬよう告げない選択をした蕭煥にはもどかしい思いをするが、蒼蒼がその真相を探り始めたため、いずれこの事実は知られることになるんだろう。

憎みながら嫁いできた蒼蒼の気付かぬところで注意を払い、太后の矛先を逸らしながら、どこまでも守ろうとする蕭煥は切ないが、このドラマの一番の不憫枠は、思いとは真逆の雁字搦めの位置に立つ洗血だと思う、、、眉間の皺を伸ばす暇もないくらい苦しい立場でほんと不憫。

彭小苒は相変わらず美しいが、入青雲で公主を演じていた鐘霖役の鶴男がかわいすぎる。

つづく

追記ネタバレ　第６話～第９話。

師父の死の真相を探るため、どうしても鳳印が必要な蒼蒼はそれを手に入れるべく独自で策を練ることにするが、蒼蒼に害が及ばないよう注意深く周囲を監視する蕭煥には全てお見通しである。

そのため、憎まれていようと手の届く範囲内でその行動を見守っている。よもや親父の暗躍とは知らず、洗血にも騙される格好となっている状況下では、本当の味方は蕭煥しかいないのだが、今は何も知らずに動き回り、ほどなく所持していた海棠玉墜に導かれて冷宮に隔離された蕭熒と出会う。海棠玉墜とは師父がお守りにくれたあらゆる毒虫から身を守れる代物らしい。

この謎の娘は太后の養子であり、幼い頃に火事に見舞われ気が触れたために、冷宮に隠されているという。分からないのが、気が触れたフリをしているのかということだが、蒼蒼と対話する姿はサイコ味はあるものの、気が触れているようには見えなかった。反面、太后や蕭千清の前ではそう見えたのが、敢えてそう見せているのか、或いは時によりその症状が出るのかが分からなかった。

ともかくこの蕭熒は、かつての火事で自分を見捨てた蕭煥に恨みを抱き続けている。そこにたまたま現れた蒼蒼へ禁術を使用して傀儡にしたあげく、蕭煥の命を奪おうと試みる。

操られた蒼蒼は、一旦は蕭煥へ剣を向けるものの、それが本意ではない意識が自らの手を止めることになって、蕭熒の望んだものにはならなかった。回想から察するに、蕭熒は蕭煥を恨んでいるのではない、慕っていた兄に見捨てられたことが悲しかっただけである。これで命を獲るまですることが若干狂気だが、元々、この惨事を招いたのは太后であり、この時はおそらく蕭煥の命を奪おうとしていたんだろう。あんな幼い頃から今もなお命を狙われているとは考えるだけで悲惨である。周りの大人は、目的のために利用する凌雪峰と命を狙い続ける太后というろくでもない者ばかりで、それが分かった今では他人に対して疑い深くなるのも当然である。

それでも皇宮内の、国師の杜听馨と大夫の酈銘殤だけは信用出来そう。特に杜听馨には蕭煥に救われた過去があり、その時から一生を捧げると誓っている。

蕭煥の命を危うく奪うところだった蒼蒼は、どう考えても好いた男を師父のために憎まねばならぬと自分を追い詰めているが、酔うたびにその本音は見え隠れしている。

なんだか切ないのよね。

蕭煥を信じたくとも、なぜ師父を殺めたのかという疑問に回答を得られない蒼蒼は、一旦、師父の住処へ手掛かりを探しに向かうが、真相を知られてはならぬ凌雪峰に派遣された洗血がその行動を監視して後を追ってくる。それでも霊壁教の鬼王のマスクを見付け、師父があの鬼王だという疑いを拭いきれなくなってしまう。

利禄（師父）が霊壁教の鬼王として何かを行っているのは、凌雪峰とは別の主人への恩とも想像していたが、どうやら凌雪峰が娘の仇討ちに手を貸した恩人だったらしい。ただし蕭煥は、恩を着せるところから利禄を利用するまでが凌雪峰の計算だったことに薄々気付いていたようだ。結局、利禄の娘を攫って命を奪ったのは凌雪峰本人だったんだろう。その上、自分の娘を皇帝に嫁がせ、権力を手に入れるために跡継ぎを心待ちにしているとは、限りない浅ましさだな、、、

霊壁教の聖女を見付けることが月蝕蚓を取り戻す鍵だと言っていた凌雪峰は、その月蝕蚓を利用して何か事を起こそうとしている。月蝕蚓とは、人に寄生して潜在能力を引き出す虫のようだが、ひょっとしてあの超人的な力を持つ子供たちは、この虫に寄生されてるんだろうか。

蕭煥が隠していた利禄の遺体に、その利禄が蒼蒼に持たせた海棠玉墜が反応し、彼も月蝕蚓に寄生されていたことが分かるが、寄生された本体は、潜在能力を引き出す代わりに寿命が損なわれていくという代物のため、利禄の命もどのみち長くはなかったんだろう。

信じた師父に騙されたことを知った蒼蒼は絶望し、誰を信じていいのかも分からず混乱に陥る。蕭煥はこの事実が蒼蒼に与える苦しみを恐れて口を噤んでいたわけだが、この後に父親が暗躍の頂点だと知ればどうなってしまうのか。蕭煥も洗血もそれを危惧しているわけだが、当の親父は、凌家のためには事実を受け止めるしかない、とかいみふなことを言っている、なんだこの親父、、、

ここに至るまで、蒼蒼に降り掛かる太后の罠という罠をじっと監視して命を守る蕭煥だが、蒼蒼本人がそれに気付かず騙されたことだけで頭が一杯になっていることが、本当にもどかしいよ。悲し気な蕭煥もまた良いのだが。

一方の蕭千清と鐘霖は完全にコメディ担当である。

凌雪峰の悪事を暴くことに、図らずも蕭煥の力になっている蕭千清は、母親である太后の悪事にも気付いているようだが、おそらくその悪事に加担することなく最終的には蕭煥を救ってくれるはずだ。そういう余裕と優しさが何となく見えている。

その蕭千清が可愛がっている蕭熒の存在にどんな意味があるのかは謎だが、凌雪峰が捜している聖女がこの娘ってことはないよね、、、

洗血は相変わらず恩義という名で縛られ、望まぬ蒼蒼の苦しみを増加させる方へ加担しているため不憫でしかない。眉間に皺寄りっぱなしや。

つづく

追記ネタバレ　第10話～第13話。

なんか笑っちゃったんだけど、、、

早々に世継ぎが欲しい凌雪峰は、蒼蒼へ媚薬を飲ませて床入れを仕向けるが、同時に毒を盛るという残酷な手段を行使する。これは、大夫が長い間方々を探し回って蕭煥の持病のための解毒草をやっと手に入れた、という情報を得た凌雪峰が、蒼蒼のためにそれを使うかどうかの賭けに出たためである。蕭煥が自身の身体を後回しにして、解毒草を蒼蒼に与える確信はおおよそ凌雪峰にはあったため、世継ぎが出来さえすれば、解毒の出来ない蕭煥は早逝し望み通りとなる。

いやぁたまげたもんだ、一歩間違えれば娘の命を失うことに何の躊躇いもない。

蒼蒼が毒に侵され昏睡したことにより、ようやく蕭煥も凌雪峰が仕掛けた罠だと察知する。このまま蒼蒼が身籠れば、それこそ凌雪峰の思い通りになってしまうため、絶対に避けねばならない蕭煥は、やむなく避妊薬を与える決断を下す。

ただし、蒼蒼には親父の悪事は知らされていないため、涙を流しながらその薬を寄こしてきた蕭煥に混乱するばかりである。

どうみても様子がおかしい蕭煥の行動で、少し考えれば事情があることに気付きそうなもんだが、師父が鬼王だと知らされた今もなお、側面を知ろうとせず蕭煥を責めている蒼蒼は、重ねて残酷な仕打ちを与えられたとしか思っていない、、、その後も、月蝕蚓が悪事に利用されぬよう自身で保管することにした蒼蒼は、洗血と協力して師父の遺体から月蝕蚓を取り出すが、すぐに蕭煥に囚われることになる。蒼蒼が囚われたわけではない、囚われたのは洗血である。その洗血を救うため、蕭煥にヤクを盛って眠らせ、玉璽を盗んで牢から脱出させるのだが、結局、これも凌雪峰との取引に利用され洗血は命を落とすことになる。

皇帝に剣を向けて飛び掛かってきた洗血は、その行為だけでも死罪ものだが、よく分からぬ自己犠牲を選び自害してしまった。ただし燃え盛る建物の裏から脱出出来そうではあったため、生死は不明である。ひょっとしたら蒼蒼に事情を知られぬために親父と洗血が仕組んだ可能性もあるね。月蝕蚓は今誰の手にあるんだっけ、、、

このせいで蕭煥は再び蒼蒼の恨みを買うわけだが、、、うーん、目先のことに囚われ自由に動き回る蒼蒼を、幾度となく救ってきた蕭煥は、苦しめたくないという思いで親父や洗血の暗躍を隠している。ここまでの蒼蒼の行動が軽率で、側面を見ようとしない欠点はあるにしろ、それでも蕭煥が事情を明かさずにいることが一番の原因だと思うよ、、、蒼蒼にとっては家族である父親や義兄を信じこそすれ疑うはずがない。それを苦しめたくないという理由で口を噤むことによって、その倍は傷付けている。まず本人に警戒させるためにも、身内が自分を利用していることを知らせねば防衛も出来ないじゃない。

なんかもう一番笑っちゃったのが、凌雪峰と蕭煥が牽制し合っているうちに、許可を得て皇宮を去った蒼蒼が凌家管轄への戦場へ乗り込み、敵陣に囚われて首を獲られそうになったことなんだが。

自分の命も顧みず、蒼蒼を生かすために唯一の解毒薬を使ったのに、当人はその貰った命を惜しいとも思っていない。むしろ自陣のために命を落とすことに誇りすら感じている、、、ってそれ本末転倒すぎるじゃん？今となってはもはや蒼蒼一人の命ではないのだが、これも蕭煥が事情を話していないことに原因がある。しかもこの後、こっそり李宏青が忍ばせた鳳印がコロンと滑り落ち、身分が露わとなって人質に取られてしまった笑

この展開にはちょっと笑っちゃった。

序盤から衝動的で大局も見れずに皇后らしからぬ行動が目立っていた蒼蒼だが、それでも戦場では割と敵の動きや地形などを見越して戦略を練っていた。これがどうして日常では活かされなかったのか謎だが、勝手に戦場で輝くタイプなんだろうと思うことにした笑

人質となる予測は出来ていなかったとしても、凌雪峰の権力を弱体させるための計画が、仕組んだ通りに進んでいる蕭煥にとってはあまり焦りは見えない。蒼蒼だけが何も知らずに空回りし、父親にも夫にも利用されていることがなんだか虚しい気持ちになる。

蕭熒を火事から救ったのは李宏青なのかな。

つづく

追記ネタバレ　第14話～第17話。

蒼蒼を人質に取られ、西江の庫莫爾によって脅迫を受けた蕭煥は、蕭千清へ代理を委ねて秘密裏に江州へ向かう。

朝廷では、皇帝も皇后も病に伏していると思わせて、実は凌雪峰の動向を窺っていた。それをはっきり言われずとも兄の真意を汲んで実に賢く立ち回る蕭千清は、凌雪峰とは別に悪巧みを画策する太后への対応も、のらりくらりと躱しながらでじじばばの扱いが上手い。

一方、囚われた蒼蒼はひたすら身分を隠してとぼけているが、庫莫爾は皇后だと疑ってその動向を監視している。

この庫莫爾率いる黒虎軍は、てっきり敵国なのかと思っていたが、どうやら江州の西側に位置する大齊の一部だったようだ。かつて大齊が行った大規模な検籍は、籍のない百姓は奴隷に落とされるという規則が科され、それを避けるために銭を払って良籍を購入する者も少なくはなかった。この政策で奴隷に落とされた者もいれば、そのために大金を払った百姓も困窮し苦渋を強いられているという。

身分を隠して乗り込んだ蕭煥は、庫莫爾が戦を仕掛けているのは私欲ではなく、苦しむ百姓を思うあまりの行動だと分かり、話し合えば解決するこの先の展開は薄っすら見えてはいたようだ。

その間、拗れた蒼蒼との仲も修復しようとするが、騙されて利用されたことを頑なに固持する蒼蒼からは、前にも増した塩対応を受ける。

それでも健気に蒼蒼をこの軍営から救出する計画を練っていたが、その役目を担う国師の杜听馨は、蕭煥を思うあまりの私情が上回り、救出することを放棄したように見えた。あの時、蒼蒼の腕を本気で斬ろうとしたように思えたが、どんなに蒼蒼が煩わしくとも皇帝の意に沿わぬことはおそらくしないだろう。ゆえに、あの行動で庫莫爾の出方を窺って、救出せずとも命を獲られぬ確証を得たための意図的な行動だったのかもしれない。救出することに必死になれば蒼蒼が皇后だという疑いをより強固にさせ、蕭煥の計画に支障が出る可能性を考慮したとか、、、となると到着を遅らせて焦らしたことも杜听馨にとっては意地悪以外の意味があったのかも。ただの私情ってことも普通に有り得るけど笑

庫莫爾もさながら妹の敏佳も義理堅く優しい娘で、軍営では二人の仲を修復するための協力を惜しまず、何かと世話を焼いていた。その優しさを若干利用することになる蕭煥だが、結果的に庫莫爾へ身分を晒して解決策を提案し、怒りを鎮めることが出来たため、敏佳にとってもその甲斐はあったと思う。

蕭煥も庫莫爾も百姓を慈しむ志は一致していることが分かり、これから先を阻む凌雪峰との戦いへも背面から支えてくれると期待している。

この過程で、死にかけた蕭煥を心底案じて救おうとした蒼蒼は、逆に自分が西江の軍営から逃がされたことに気付く。これまで蒼蒼の知らないところで幾度も命を救ってきた蕭煥の行動を明かすのは杜听馨しかいないと思っていたが、この絶妙なタイミングで期待通りとなり、逃がされた蒼蒼は再び蕭煥を救うために軍営へと戻って行く。というわけで、そろそろ二人の仲も修復へと向かいそうではある。ついでに親父や洗血の暗躍も明かして欲しいところだが。

その凌雪峰は、徐州の困窮を利用して策を実行しようとしていたが、それを見越した蕭千清によって悉く邪魔される。以前、陵家の血脈は欲しくないという蕭煥の発言を知った凌雪峰は激おこだったが、このせいで世継ぎを利用することは諦めて謀反に切り替えたのだろうか。徐州へ送るはずの糧を意地汚い面して燃やす命を下していたが、おそらくこれも予測していた蕭千清が上手く躱してしまうんだと思うわ。

未だ宋蘭曦に扮する鐘霖と協力して凌雪峰を翻弄しているが、主演CPとは真逆のこの二人のやり取りは和むところ。

蕭千清は蕭熒にとっても実に良い兄で、妹を喜ばせるために、何かと理由を付けて李宏青を冷宮へ向かわせている。それだけでなく、病に侵された人々を治癒しようとしているのが蕭熒へ示唆した薬の件でも窺える。やさしい、、、

ただしこの取引に使われた李宏青が、ブランコに乗る蕭熒をただ見せられていたあの瞬間は面白すぎたよ笑

サイコな蕭熒に心を寄せる日が来るのかは謎だ。

つづく

追記ネタバレ　第18話～第19話。

蕭千清と鐘霖の愛らしいやり取りに和んでいたのに、よもや鐘霖までもが暗殺部隊に駆り出されるとは、、、確かに以前、過去回想で鬼王（利禄）によって牢から助け出されていたが、今となっては霊壁教とは関係ないところにいるのかと思っていた。

しかも鬼王は亡くなり、残党は散り散りになった雰囲気だったのに、結局、凌雪峰が長みたいになっとるやないかい。そのせいで鐘霖は再び霊壁教に利用されることになるが、これまで共に過ごした日々で築いた情は簡単には翻せない。何度も暗殺を試みては踏みとどまる鐘霖を黙って窺っていた蕭千清は、霊壁教の残党の面前で刺し殺す芝居をして鐘霖を解放する。

口ではそう言わずとも、その行動には優しさしかない蕭千清がマジでいいんですが、、、この優しさはそこだけに留まらず、死を覚悟していた蕭煥を死なせまいと、解毒に効力のある花を自力で取りに出向いている。なんなんですかこの尊い男は。

鐘霖は亡くなった者として解放されたが、暗殺が一度失敗した蕭千清の元には、また次の刺客が現れ、目的を達成するまで永遠に命を狙われることになる。そのため自由を手に入れたはずの鐘霖は、再び蕭千清の元へ戻って彼の命を守る決意をする。

というわけで、本当に何も知らずにいるのは蒼蒼たった一人という現実になんだか侘しい思いが湧いた。

一方の蕭煥は、蒼蒼を救うために力を使い果たして身体は既にボロボロである。今では寒毒も抑えきれず瀕死となっていたが、失くしてしまいそうな限界にきて真意が見えた蒼蒼の想いは、ようやく蕭煥にも伝わることになる。

この後、極限まで追い込まれた蕭煥の身体は、蕭千清が岩に飛び付きながら手に入れた薬草と酈銘殤の医術で、おそらく解毒は成功したんだろう。

出会ってから江州での出来事を振り返ると、蕭煥を疑う余地がないことを、ここにきて思い始めた蒼蒼は、背面で蠢く陰謀に注意を向けることがようやく出来るようになる。黒幕が親父だと辿り着くまではしばらくかかりそうだけど。

不穏なのは杜听馨だが、蕭煥を危険に晒す蒼蒼を命に逆らってまでも西江に放置したのは、何の意味もなくただの私情だったらしい笑　となると、腕を斬ろうとしたのも本気だったのだな、それを蕭煥にどう言い訳するつもりだったんだろうな。

自身の気持ちを隠すことなく白状した杜听馨は、蕭煥に追い返され闇堕ちも近いが、利用されるのは陸琦なんだろうね。

つづく

追記ネタバレ　第20話。

素直になって共に皇宮へ戻るのかと思っていたが、師父や洗血のことを思い出して再び殻に閉じ籠る蒼蒼、、、

その後、安定の家出である。

大夫の制止も振り払い、回復したての身体で蒼蒼の後を追った蕭煥は、追いついた先でまたもや塩対応を食らう、、、ってかさ、このくだり何回やるのよ笑

そうしてうだうだやってる間に、霊壁教に囚われてしまうのだが、予想通り洗血は生きており、力技で利禄の後を継いで鬼王となったようだ。

怪しげな洞窟にいた女も命を握られているため、彼女にとって意味は無くとも命令通り蕭煥をやらねばならない。洗血や利禄が義理を通すのは勝手だが、その利禄が亡くなった今、拾われた鐘霖やその他の者が凌雪峰一人の私利のために支配されるのは全く道理に合わない。鐘霖へ暗殺を強要していたことから察するに組織から抜けられぬ毒でも盛られているのかとも思えるが、そうなるとあの男も鬼王ではなく凌雪峰へ忠心があることになる。鐘霖の鬼王への義理は分かるが、その鐘霖も洞窟の妖女も凌雪峰への忠心はなさそうなところに組織の一貫性が全くないよね、、、鬼王だけを操っていたと思っていた凌雪峰のポジションが全く分からんのだが。

（この後は次話の６分サービスの内容が混じります。）

鐘霖が囚われたせいで蕭千清は自分の胸を刺す羽目になり、蒼蒼は操られたりで再び散々な目に遭うが、これもそう長引かず蕭煥の血で解毒されたようだ。（このくだりはボーっと見てるだけの蕭煥が蕭千清の止血をしないことにひたすらハラハラしていた。）

蕭千清が岩に飛び付いて獲ってきた霜葦子はあらゆる毒を解毒する作用があり、それを使用して自身の解毒を果たした蕭煥の血には霜葦子の効力があるらしい、、、ということは、毒に関してはもはや無敵ではないか。

すぐに妖女を捕えて洞窟から逃げ出した４人は外界で再び霊壁教に囲まれるが、そこに洗血の登場である。蕭煥へ正体を気付かれたことに焦った様子もなく、蒼蒼の手がマスクに伸びることにも抵抗せずに正体を明かした洗血は、一体どうするつもりなんだろう。相手が蒼蒼だから抵抗出来なかったのか、それとも正体を明かすことも含め何か打算があるのかな。

蒼蒼が蕭煥を受け入れない理由は、師父の死と洗血の死が主な要因だが、師父が敵である霊壁教鬼王ということは信じたくなくとも既に分かっている。その霊壁教に今まさに命を狙われ、再び敵と認定したのちに、洗血が生きていたとなると蕭煥を疑う理由は皆無である。それを蒼蒼がすんなり受け入れればいいけど、、、

このドラマ、大陸では（日本を含む他国でもかな？）不評らしく原作者とも揉めてるみたいだけど、もっとひどい脚本あるよね笑

蒼蒼の役柄に若干もどかしい部分はあるけど、個人的には面白く観ています。

つづく

追記ネタバレ　第21話～第22話。

霊壁教鬼主のマスク着用で現れた洗血を、疑うこともせず生きていたことだけに喜ぶ蒼蒼を、またここで騙されるのかと生温い目で観ていたが、蒼蒼もやっと人を疑うことを学び、蕭煥と共に洗血を罠に嵌めて真意を聞き出すという計画を実行していたようだ。

ここからあっという間に黒幕の凌雪峰を追放するまでに話は進むが、コイツを捕えもせず生かしておくのはろくなことにならないと思うんだけど、、、それでも凌雪峰が各地を掌握して行っていた暗躍は全て潰され、蒼蒼に毒を盛るなど娘をただの駒としか思わぬ行動で、洗血の忠心も失ってしまった。

追い詰められた凌雪峰がナイフを手にした時、ここで自害でもするのかと思えば、その野心は全く捨てていない節が見えてほんとダルい笑

その後何をするかと思えば、杜听馨の元へ出向いて余計な事実を明かし、再び駒にして皇宮を掻き回そうとしている。

現在の杜听馨は江州の失態で、蕭煥に会うことも出来なくなって八方塞がりである。対話する者もおらず、一人悶々と妄想だけが膨らんでいく日々を送る杜听馨の元へ、いきなり凌雪峰が飛び込んで来て、実は先帝の血脈だったことを知らされる。

半ば気が狂いかける寸前の杜听馨が謁見を求めたときに蕭煥と対話出来れば良かったが、ここでも突き放され、自分の脳内の負の妄想だけに支配された彼女のこの先に、明るい未来はもう見えないね、、、今の蕭煥は、凌雪峰を追放するための手回しの傍ら、散々振り回された蒼蒼をやっと取り戻したところで、既に狂いかけている杜听馨へ気を払うことが出来ずにいる。

国師だった母親と先帝の子なら、正式な立場に就けば長公主ということになるよね。となると血の繋がった蕭煥とは一緒にはなれないが、幼い頃から恋焦がれた想いが恨みに転化して、玉座を奪うという争いに発展するんだろうか。

まず蒼蒼の命が狙われることは確定しているが、杜听馨を駒として扱う予定の凌雪峰も、娘の命は己の野心以下ということが明白なため救う選択はないんだろう。

つづく

追記ネタバレ　第23話～第26話。

凌雪峰が追放され、国師は真意を隠しているため、表向きには平和に見えている。

相変わらず蕭熒に翻弄される李宏青は、身分の違いや任務への責任などからその気持ちを受け入れずにいたが、あんなに愛らしい顔面で真っ直ぐ想いを伝えられれば絆されるのは必至である。この辺りから、人の心も善悪すらも分からなかった蕭熒は、李宏青の愛を得られる希望の元、世の理を学んでいく。

この明らかな蕭熒の想いを利用した国師は、李宏青を罠に嵌めて命を奪い、彼を奪われた怒りで蕭煥の命を狙わせる計画を立てる。そのせいで崖落ちした李宏青だが、おそらく命は落としてはいない。それでも待ち続けた想い人が戻って来ないことに絶望し、蕭煥の命を狙う行動を起こした蕭熒は、まんまと国師の計画通りとなるのである。

陸琦は駒という存在を甘んじて受け入れているが、結局、その恋心を貫いて逝ってしまうのだろうな、、、

この間、蕭千清の鐘霖への想いは「非她不可」というところにまで達し、サクッと鐘霖を娶ってしまった。反対する太后を躱すため、思い付きのようにして鐘霖を郡主にした蕭煥にも驚いたけど笑

今では大人しくなった蒼蒼もほどなく懐妊し、蕭煥を始め周りは若干お祭り気分となっていたが、その矢先の蕭熒の暴走で子の命を守ることは出来なかった。

国師が駒で暗躍していることは、未だ蕭煥には分かっていないようだが、国師本人も凌雪峰によって駒にされていることに気付いていないのかもしれない。国師の心が満たされていれば出自など今更関係ないのだろうが、血脈への長年の恋慕が水泡に帰し、自分だけが被害者のように見えている。それが不公平という言葉に現れているが、蕭煥が受けてきた数々の暴挙は忘れているんだろう。或いは、享受出来たはずの蕭熒のような甘やかされる生活を思い返し、いきなり損をしたように思えたんだろうか。国師として尊重され良い生活を送ってきたことも、公主という地位を考えると足るものではなかったのかな。この闇堕ちの一番の原因は、蕭煥に選ばれなかったことだけどもさ。

騒動に乗じて、呼ばれてもいない凌雪峰が再び現れるが、この謀反まがいの行動は既に蕭煥には読まれていた。蕭千清が全面的に蕭煥の味方ということは実に心強く、蒼蒼の弟、絶頂も父親に加担はしない。この時代の父子関係は、善悪関係なく父親に追従するのが常だが、絶頂がその挟間で葛藤する描写もなく、割と簡単に自分の意思に従って父親を裏切っていたんだけど、、、そんなもんか、、、

国師が凌雪峰の駒であることは未だ知られておらず、蕭煥が信じて側に置いているその駒が、取って代わって主導と化することを考えるとダルいなー。

つづく

追記ネタバレ　第27話～第28話。

うわぁ、、、なんなのこれ。

まず、国師の暗躍を隠すための犠牲になった陸琦だが、自分を守るためだけに慈悲なく手を下したことは棚に上げ、その責任を蕭煥へ負わせるという驚くべき被害者っぷりに辟易する。次に、謎にいつまでも生かされていた凌雪峰の口封じのために刺客を送り、間に入った洗血がここで命を落とす。その後、畳み掛けるような刺客の追撃で凌雪峰は瀕死となり、ほどなく自分の周りにいた使用人なども口封じで一掃してしまった。

同じく、これまでの罪が掘り出されることを恐れた太后も、その口封じのために蕭熒を死へ至らしめる。今のところは蕭熒の死が太后の仕業だと確定はしていないが、あの騒ぎっぷりで蕭煥へ罪を押し付ける芝居を見ると可能性は高い。このせいで蕭千清との仲が裂けることも想定済だったんだろう。

悪事が醜すぎて、君らが母娘なんじゃないの、というくらい利己的な国師と太后の思考はよく似ている。

ていうかね、悪人はどれも成敗されないのに、死にゆく無辜が多すぎて気が滅入るんだけど。もう蕭熒のホタルの辺りでは完全に白けてしまって涙も出ないよ、、、他にも、辛うじて命を取り留めた凌雪峰の知らせを聞いた蒼蒼の喜びっぷりが不自然すぎる。

そんな大喜びする？自分や洗血の命を駒にするような父親だよ？これまで多くの罪を犯し謀反まで企てたヤツだよ？それをああまでして喜ぶシナリオがちょっとおかしい、、、なんかイラついたし。

もう一つ、あれだけ必死で捜していた李宏青が戻ってきたのに、誰も驚かないのはさすがにおかしいやろ笑　門前にずらっと並んだ兵たちは李宏青の部下だよね、それに、妹の死で心が萎えていたのかは知らんが、真顔で迎えた蕭千清もまずその姿に驚きはするでしょ笑

もしかしたら蕭熒は生きていて、太后の罪を暴くために兄妹３人で茶番を演じているのかとも思ったが、「再現、蕭熒公主」とデカデカとプリントされたポスターが出ていたため、おそらく本当に逝ってしまったんだろう。脇CPが報われず終わるシナリオって脇CPを描く意味あるのか、、、ちょっと寧安如夢の尤芳吟の最後で絶望したことを思い出した。

やばい、今回は文句が止まらないのでこの辺にします笑

つづく

追記ネタバレ　第29話～第31話。

蕭熒の死は、太后の横槍もあって蕭煥と蕭千清の間に亀裂を生じさせるが、蕭千清の蕭煥への信頼が揺らぐというのは考えづらい。

その息子の信頼を揺るがし、自分の手に取り戻すため、国師から入れ知恵された仮死を生み出すヤクで、自分の主張に信ぴょう性を持たせた太后は、そのまま目を覚ますことなく逝ってしまった。肉親への愛よりも自身の欲望のままに振舞った末のこの結果は、特に同情出来る部分もなく、むしろ、ヒステリックに嘘八百を喚く姿も古臭い手で他人を貶める姿も腹立たしかったため、その醜い姿をこれ以上見せられずに済んでよかった。

立て続けに起こった身内の死に絶望した蕭千清は、一見、蕭煥に反旗を翻した格好となっているが、未だこの態度は芝居だと疑っている。どうみても蕭煥が蕭熒を殺める理由はなく、それが分かっている蕭千清には、幼少からある種、尊敬を抱いていた兄への信頼がこれで揺らぐことはないと思うんだが。

となると、心底悩んで葛藤している姿も芝居ということになるが、仮に国師の目を躱すための芝居だとすればこの葛藤の描写は無意味であり、あるとすれば視聴者への目くらましの意味でしかない。そう考えると、本当に不信を抱いている可能性もあるね。

個人的には、表面では対峙していると思わせて、心中は兄を慕っていたこれまでの印象通りの蕭千清でいて欲しいところだが。

この国師の暗躍を見越して皇宮から遠ざけられていた蒼蒼は、蕭煥を救うために戻って来るが、どちらも囚われて未だ再会には至っていない。

ここのところ、葛藤する蕭千清と国師だけが前面で際立っているため主演二人の存在感が薄く、蕭煥などは棒立ちしているか棒座りしているかで表情にも動きがない笑

ほどなく、国師と蕭千清が手を組み、罰される場面で池に飛び込んだ蕭煥は、遺体も上がらず行方不明となってしまった。このせいで蒼蒼も行動を起こし始めるが、国師が一番憎んでいるのはこの蒼蒼でありどこまでも命を狙ってくるだろう。

今の状況では、完全に黒幕は国師だと思われているが、元々は凌雪峰に何か打算があって、頼んでもいない出自を明かしたのが始まりである。特に改心した様子もなく、駒にするつもりの国師に取って代わられた悪事を、命ある限り利用しようとしている凌雪峰の打算が全く払拭出来ないため、コイツのことはまだ疑っている。

更にパワーアップした国師は、忘れかけていた霊壁教と手を組んで悪事を遂行中だが、序盤に話題に上がっていた月蝕蚓の謎も今後絡んでくるんだろうか。この霊壁教は凌雪峰の組織だよね、となると、物語としてこれまでの悪事の代償を払わねばならぬ凌雪峰は、寺でじっとしたままじゃ終らないよね。

つづく

追記ネタバレ　第32話～第33話。

え？凌雪峰ちんでしもーたやん。

しかも国師から追われる蒼蒼を守ってやり切った感なんなの笑

コイツが序盤に言っていた月蝕蚓を手に入れて事を起こそうとしていたのが何だったのか分からないまま、ちょっと良い人感出して終わりって、それなら国師に出自の秘密を明かしたのは打算があったわけではなくただの親切心？そんな訳ないよね。それに聖女を見付け出すと息巻いていた理由も謎のままなんだけど笑

蕭煥を殺めようとした凌雪峰の罪が、蒼蒼の父親だからという理由で許され、それを心苦しく思うことなく、蕭煥の前でも命を取り留めた父親に大喜びしていた蒼蒼の神経を疑っていたが、ろくに報いも受けず、謎部分の解決も無いまま良い人ぶって終わりだったことにちょっと衝撃を受けたんだけど、、、それを聞いた蒼蒼がでぃー！とか言ってんのも、過去回想の良い人描写も本当に白ける、、、

終盤はもはや惰性で観ているが、個人的には、主役である蒼蒼の役柄が視聴者（私）に悶々感を持たせ、感情移入しづらい、、、序盤の勝手な行動は他に思うところがあってまだ許せたが、それ以降の行動で挽回どころかさらに悪手となる役柄におけるシナリオが失敗しているのでは、、、しかも後半は存在感が薄い。

蕭千清がひたすら不憫なのをどうにかして貰いたいが、ここまで引っ張るのは国師を欺くための芝居という線は無さそうだ。

蕭煥はもちろん生きており、新鬼王に扮して霊壁教のメンバーの解毒も成功させてしまった。そこで国師と手を組む聖女にも戦いを挑むことになるが、唐突に襲う記憶の錯乱を経て、この聖女が蕭煥の実母とかいうエピもういらんのだけど笑

ってことは聖女が皇后だったってこと？それとも皇后だった記憶を失くしてから聖女と名乗り始めたってこと？国師の母親とは姉妹のように寄り添っていたらしいが、ほどなく寒毒に侵された蕭煥を救うため、死を偽造して皇宮から出た理由が分からんのだが。いや解毒草が必要なら蕭煥みたいに普通に捜しに行かせればいいよね、、、とにかく国師の母親の助言でそういう事になってしまった間に、その母親は皇帝に抱かれて杜听馨を生んだってことだよね。この先の話はこれからのため、国師の母親が追い出す口実を作ったようにしか見えないが、国師の母親は善人に見えるしそんなことするかな。

思えば、その母親に付いていた侍女が、以前、亡き母親の言葉を忘れぬように、と言って国師を諫めていた描写もあったが、そう言いつつ、侍女がそのまま国師の悪事に全力で乗っかってるのもちょっと謎なんだよね笑

もう一つよく分からなかったのが、「你不該來」の部分。状況的に実際に会ったとは思うのだか、よく分からぬ部屋の描写と、次の瞬間、別の部屋で目覚めた蒼蒼の姿は、過ごした何らかの時間と隠れ家に送り返した時間を端折ってたんだろうか。よもや夢ではないよね。

つづく

凤凰台上（鳳凰台上）Love and Crown 第33話まで。