人間力無くして経営者は務まらない

人間力無くして経営者は務まらない

他の誰かとの有効な関係性を構築し、それを継続できる能力を持ち合わせることこそがリーダーにとって最も大切なことである

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経営者という立場になれば、ストレート且つタイムリーに進言してくれる人は、少なくなってくる。
ある職域や時点を過ぎると、全ての判断が自らの裁量だけで行わなければならなくなってくるが、当然、経営者といっても、常に正しい判断ができるとは限らない。



それでも日々、判断し、意思決定することが経営者の仕事なのだから、そこからは決して逃げられない。
仮に逃げようと思えば、逃げることは可能だが、常に恐怖と疑心暗鬼に心を苦しめられる。



世の中、そんなに強い経営者ばかりではない。
弱くても、素晴らしくなくてもよいと思う。
どれだけ、優秀と言われている経営者でも、全てにおいて優秀なんてことは絶対にないと思うし、反対にそのような機械のような人間であれば、魅力がないと思う。



つまり、経営者は、常に優秀である必要もないし、常に強がる必要もないと思うのです。
弱さを見せること、分からないと伝えることで、組織の強さを醸し出すことにつながり、社員のモチベーションも上がることもある。



すなわち、人間力とはそのようなものだと思います。
リーダーや社長を自分たちが助けるのだ、自分たちがしっかりしなければならない。



そんな気持ちに溢れている企業は、どのような時代になっても成長していける。



私は、経営者やリーダーにとって最も大切なことは、人間力だと思っています。
もう少し踏み込んで言えば、自分と他の誰かとの友好な関係性を構築できる能力。
そしてその関係性を継続できる能力なのです。



これが、競合他社にとって容易に模倣できない最高の経営資源だと考えています。
基本的には、モノを設計するのも人、創るのも人、販売するのも人、そして買うのも人。
つまり、全てのビジネスには人が深く関わっています。



人をより深く知り、良い関係を構築することが全ての成長や継続の礎になってきますので、経営者にとっては、人間力無くして明日はありません。



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