税理士アームチトロング 小さな一歩から

税理士アームチトロング 小さな一歩から

この不況続きの日本で奮闘する中小企業の社長や個人事業主を、税理士としてどう応援していけるかを考えるブログです。

Amebaでブログを始めよう!

食肉業界にはまた逆風がふいてますね。


数年前には狂牛病があり、鳥インフルエンザがあり、


今年はO-111があり、セシウム問題があり。。



私のお客さんにも1件お肉屋さんがあり、悲鳴を聞いています。


正直、売上も半減しています。


『なぜ食肉ばかり問題に!』と嘆かれているのを聞くにつけ、なんとかしてあげたい


衝動にかられます。




そんな折、まったく別の集まりで焼肉屋へ行きました。


無類の焼肉好きがいるため、けっこう有名な高めのお店に行きました。



ワタシのその店に対する第一印象は『このご時世にけっこう賑わってるな。』というものです。


少なくとも、顧問先のお肉屋さんとは活気が違う。。


きっと、安い焼肉屋さんとも違うのだと思います。



安い焼肉屋で満足する客層は、きっとウナギでも、イタリアンでも満足します。



しかし高級焼肉が大好物という人にとっては、高級焼肉の代わりになるものはないのだろう。


ワタシには理解できないが、1週間に1回は焼肉を食べないとダメな人がいます。


そういう人にとっては、狂牛病だろうが、O-111だろうが、セシウムだろうが


関係ない!! そんなカンジを受けます。



まったくの私見ですが、今の焼肉業界では、薄利多売でやっていた店は苦戦していて


高級高付加価値路線でやってきた店への打撃は少ないのではないでしょうか?




商売が軌道に乗るかどうかは、固定客の存在が大きいですが、まさに


こういう焼肉好きな人が、今の崩れそうな食肉業界を支えているのかもしれない。。




いま、お客さんのシミュレーションをしています。


このテーマだと、個人事業主の法人成りかと思ってしまいますが、


今回は、既存法人の役員報酬の問題です。




このお客さんは、地主さんで不動産管理会社をもっています。


役員はすべてオーナー一族です。


こういうケースは世の中によくあります。




で、不動産の所有が『法人』であれば、今まで収益トントンのところで



所得を抑えるように、役員報酬を決めていました。




しかし、昨今の賃貸不動産は空家が多いんです。


駅近物件ならまだしも、駅から徒歩15分くらいだと、家賃相場も下がり、


かつ、入居率もかなり落ちてきてます。



法人の赤字は7年間繰り越せますが、役員報酬で出している額が多いと


その役員報酬分は所得税として、個人に税金がかかってきます。



ここで、どちらがトクになるかシュミレーションしてるわけなのですが、


今年はいつになく予測がたてにくいんです。


震災の影響で、税制がどうなるかわからないから。。。。



期の途中での役員報酬の変更は難しくなっているので、とりあえずは


現況税制をベースにシュミレーションしてるのですが、


『頼むから大改正とかしないでくれー!』 という思いです。



まあ、おそらくは税制改正されても開始が遡及適用されるとは考えにくいので


(相続関係の改正は別ですが)、たぶん大丈夫なのでしょう。。



にしても、この業界の人であれば、お客様に対してベストの提案をしたいという


本能のようなものを持っているのですが、税制改正がハッキリしないと


心からの自信をもっての提案はしにくいですね。



ちなみに今回のシミュレーションでは、法人税で払った方がトクでした。


この方は、個人では毎年、不動産所得、給与所得、配当所得、雑所得があり、


税率が高そうです。


法人であれば、中小企業の税率軽減があるので、有利なカンジでした。



しかし、金額は微妙なラインでした。そういえば昔に行った研修で、


『退職金まで含めて計算すると、法人も個人もたいしてかわらない』と


言われていた先生がいましたが、きっとそういう会社は多いのでしょう。

決算の説明をしていると、いろんな社長からいろんな反応があります。



決算の数字に興味がない社長(←これはヤバいかも)


なんとなくわかったような気になっている社長


自分なりのこだわりがある部分のみ注視する社長


財務分析を自分で行い研究してる社長


などなど、他にもいろんなタイプがいます。




あくまで経験上の私見ですが、会社の業績を一番伸ばしているタイプは


決算書の中でも、自分でココ!と決めた部分の数字を追求する社長。


自分なりのこだわりがあるので、納得いく説明が得られるまで税理士に


食い下がります。



この1点集中とその執着心が、会社の業績を伸ばしているように感じられます。


税理士に遠慮せずに何度も何度も聞ける関係を築けないといけません。



決算書でどこをみていいかわからないという社長は、


BSでは自己資本比率、PLでは経常利益率に注視していれば、


まず経営のポイントをはずすことはないでしょう。