心的盲点(スコトマ)をブッ壊せっ! 小林可夢偉選手のパフォーマンスから | 脳と心の、あなたに飛躍的な成果をもたらす使い方!

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こんにちは!
 ホーミング・ゴール・コーチング、
    目標達成ナビゲーター&素質論カウンセラーの山本教夫です。

 ヨーロッパ旅行の写真が整理できません!
 PCパワーが欲しいぞっ!


 鈴鹿F1GP、観られたでしょうか?
 結果だけでも、ご存じでしょうか?

 可夢偉君が素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれました!


 レースやF1を、あまりご存じない方には難解かもしれませんが、
なるべくそんな方にも解るように書きたいと思いますので、頑張って
着いてきてください。


 初夏のバレンシア、F1ヨーロッパGPでは、僕と友人の眼の前で
歴代チャンピオンと堂々と渡り合い、最後にはその1人を抜き去ると
いうパフォーマンスを魅せてくれました。
それ以来、F1界の注目と僕たちの期待を上げ続けてくれた可夢偉君
が、地元日本の鈴鹿ラウンドでもそんなパフォーマンスを連発して
くれたのです。

 今回F1GPが開催された鈴鹿サーキットは、パッシングポイント
(追い抜きシーンが多く観られる所)が比較的多いのですが、最も
有名な場所が最終コーナー手前のシケインという場所です。ここは、
アクセル全開が永く続いた後に急減速する場所なので、
スリップストリームという、前車を風よけに使い、前車よりも少ない
力でスピードを上げるという技を使いやすいからです。
 反対に、他のコースではパッシングポイントになりやすいヘアピンと
呼ばれているコーナーは、この鈴鹿ではコースレイアウトの関係で、
それほどパッシングシーンは観られません。

 可夢偉君は、そのヘアピンコーナーで何回も抜いたのです!

 残念ながら、可夢偉君の車はパフォーマンスが高いとは言えません。
 中継を観ていても、シケインで追い抜くためのスピードが出せず、
スリップストリームが上手く使えていないように見えました。

 それならばっ!とばかりに可夢偉君はパッシングポイントをヘアピン
に決めたのでしょうか?
 それこそ、追いついた車を次々とヘアピンで追い越して行ったの
でした。

 圧巻なのは、外側から抜いた時です!
 アナも解説も叫んでいましたが、普通はあり得ない抜き方なのです。

 ですが、ドライバーとしては常に考えに入っている抜き方でもあり
ます。
 抜かれた方は精神的ショックも大きく、抜いた方は圧倒的な強さを
見せつける事が出来るからです。

 実は、僕も鮮明に記憶している、外からのパッシング経験が1回だけ
あり、その時の気分は今想いだしてみても、最高の気分です。


 小林可夢偉君は、ヘアピンでよりもシケインの方がパスしやすい、
といった通説を無視し、冷静な眼で他のチームの車と自分の車との
優劣を見極め、パッシングポイントをヘアピンに見いだし、その方針に
合わせたセッティングを行ったのではないでしょうか?

 先入観による心的盲点(スコトマ)を壊し、視野が大きく広がり、
必要な事がしっかり見えていたと思うのです。

 人が驚くパフォーマンスを魅せるためには、この心的盲点を壊す事が
必要です。
 レースだけではなく、何にでも言える事です。
 僕も、常に心的盲点を壊すようにしていきたいと想います。



 今回のレースでは、可夢偉君は7位でした。
 しかしながら前車の6人は、チャンピオン経験者と今年の現時点での
コンストラクター(チーム別)ランキング1位の車のみ。

 昨年、トヨタに乗って2位に入賞した選手が、後ろの方を走って
いました。
 これほど、車によって差の付く結果です。
 最初の方で言いましたが、可夢偉君の車は決してパフォーマンスの
高い車とは言えません。
 可夢偉君がトップチームで走っていたら、優勝はもちろん、
チャンピオンも現実味があると想うひとは、きっとたくさん
居るでしょう。


 それにしても、レース終盤で魅せてくれた可夢偉君の理屈に合わない
速さを見て、僕が敬愛するナイジェル・マンセル選手とダブったのは、
僕だけでしょうか?

 マンセル、憑いていたのか?!



 今回も、最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。

 これからも、目標達成メソッド・素質論織り交ぜて、あるときは単独
で、いろいろなお話をして行く予定です。

 お楽しみに。


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