無事、経過観察5年生卒業し、これまで出せなかった卵巣がんの種類やステージなどぶっちゃけ闘病記録が完成したのでUPすることにしました。5年前の出来事につき記憶があいまいな部分もありますが・・・誰かのお役に立てれば。

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2017年5月10日(水)

予定通りTC療法3クール終えて、大腸S状結腸切除するため婦人科から消化器外科に変わり術前検査→★

2017年5月17日(水)

消化器外科外来の診察室で部長から手術前説明を受けた。

A★Gの場合、原発の大腸癌ではなくS状結腸に浸潤した卵巣癌を外科で取って貰うため、婦人科主治医が消化器外科部長に手術をお願いした形になってたので、ぶっちゃけ外科部長に手術断られたらA★Gの癌はお腹に残ったままだったとか・・・まじか？！

手術方法を図解して説明してくれたけど、よく分からん。婦人科で手術した痕に沿ってみぞおちから切開するから、傷痕は前よりきれいになると言ってたような・・・外科医曰く～婦人科は手術ヘタ？らしい。

※実は、婦人科手術前からおへそ奥の痛みが地味に続いてて、手術すれば治まると思いきや変わらず痛くて、ガッカリしてたら、そのあと消化器外科で大腸手術したらピタッと痛いの治まって何気に嬉しかった！なにか関係あったのかな。

もし大腸以外に十二指腸にもひどく癌が浸潤してたり癒着が酷かった場合、人工肛門になる場合があると。

※術後すぐ麻酔で朦朧した中お腹触ってみたし、人工肛門にはならなかったこと告げられた。

手術方法を簡単に言うとS状結腸を20ｃｍくらい切って、自動吻合器という機械で大腸をつなぎ合わせて、周辺のリンパ節を取ることになる。昔は手で縫ってたけど、外科医の腕次第で縫合不全になり合併症（最悪死）の危険があるため、現在は機械で確実に大腸をつなぎ合わせる方法になったとか。

大腸は後腹膜に固定されてるので、Ｓ状結腸を20ｃｍも切ったら下行結腸（腸管）が直腸に届かない、そのため腸管を後腹膜からカッチャンと外す必要があるそうで・・・

腸管を外す？外したら元に戻すの？Ａ★Ｇいまいち理解できず、外科部長に「外すってどう言うことですか？」と聞き直したら「そんなことはどうでもいい」と返されて部長＝怖いトラウマになっちゃった。

※実際、術後胃拡張になったとき胃管を病室ベッドでグイグイ鼻に突っ込まれ、縫合不全でパッカ～ンと開いた傷グリグリされた。

Ｓ状結腸の役割はコチラ→★参考に。

説明が終わって明後日から入院決まってるのに外来で外科手術で必要な物品とかの説明が一切無くて・・・

慣れてる婦人科ならまだしも、消化器外科は初めてで全然分かんないんだけど～！！

看護師さんつかまえて「今日水曜で金曜には入院するんですけど準備する日にちもないし、何持って行けばいいか教えて下さい！」って。

結局、開腹手術だから婦人科と同じでよかった。ただ、婦人科で必須の腹帯は外科では不要らしい。でも術後、腹帯あるのとないのじゃ全然違うから持って行って大正解だった。

2017年5月19日(金)

手術3日前、婦人科ではなく消化器外科病棟に入院し、夕方に術前説明にあった泌尿器科で尿管ステント（二度とやりたくない）を入れた→★

2017年5月22(月)

予定通り手術無事終了、順調に回復してたはずが・・・鼻から胃管入れられ12日間も絶飲食にはるはめに→★

2017年6月10日(土)　術後19日目

傷の治りが悪く（いわゆる合併症の縫合不全になった）ので退院したくなかったけど、婦人科主治医から早く抗がん剤したいからいったん退院し、2日後の6月12日(月)に今度は婦人科で再入院することになった→★

そして抗がん剤がTC療法（パクリタキセルとカルボプラチン）から、セカンドラインの抗がん剤CPT-11・CDDP療法（トポテシン＝イリノテカンとシスプラチン）に変わるから家で予習しといてねと。

【左卵巣癌明細胞腺癌 S状結腸残存病巣】

TC療法3クールして切除したS状結腸に浸潤してた癌は、大きくなってなかったけど、小さくもなってなかったとか。

けど、他臓器や大腸のリンパ節に転移はなく、人工肛門にもならなかったのは本当によかった。

※最近になって左内腸骨動脈も切除されてたことを知った。

TCなら副作用対策出来るのに、違う種類の抗がん剤をすることになり、副作用も未知しかも予定回数が不明なのも怖かった。

主治医のいいつけ通り、家でイリノテカンとシスプラチンをググってみたら副作用がTCよりひどくて本気でやりたくなかった。

化療中の出来事はリアルタイム更新をどうぞ。

卵巣がん闘病記録2017年その②