「自信の根拠をいかに利用するか」
1.はじめに
2.自信の根拠の定義
3.自信の根拠が利用される時のイメージ
4.自信の根拠をいかに利用するか
1.はじめに
この記事では、「自信の根拠をいかに利用するか」ということについて議論していきます。
なぜ、こんなこと議論するのかというと、自分は、自信の根拠がその人の行動を起因し、社会活動における成果(会社の業績・恋愛・部活の成果もろもろ)に大きく結ぶついているからだと考えるからです。同時に簡単ではありませんが、自信の根拠を上手くその場その場に応じて、変換させることによって、もっと社会活動における成果が出しやすくなると考えるからです。
私たちの生活の中の行動が自信の根拠によって裏付けられると仮定すると、その根拠が有効に働く場合と有効に働かない場合があります(3項参照)。そこで、複数の自信の根拠を保有しておいて、その場その場に応じて、自信の根拠を変換することで、社会活動における成果が出しやすくなるかと考えるのです。
★そもそもなぜこの記事を書いたのか★
最近、様々な試験を私情で受けているのですが、パフォーマンスにムラがある人(自分が顕著)と、あまりない人がいるのに気が付きました。その因果関係を考えた時に、推論ですが、自分はパフォーマンスのムラの有無は、行動を起因する自信の根拠にあるのではないかと考えたのです。なので、この記事を書きました。
2.自信の根拠の定義
私が考える自信の根拠とは何かというと、「自分の行動を規定するよりどころみたいなもの」だと、考えます。ざっくりですねw次項から、具体的に、いかに自分が自信の根拠を、自分の行動に落とし込んでいるか、書いていきます。
3.自信の根拠が利用される時のイメージ
具体的に言うと、自分が集団の中にいて、どういう条件がそろった時に、自分の行動がポジティブな方向に向くか、いい気分になっているか、その条件の部分かなと思います。
私の場合どういう時かというと、大きく2点ありまして、1点目は、「自分が持っている評価軸の中で自分が他者より優れていると感じる時」ですね。例えば、英語の資格の話をしていて、その集団の中で、他者より自分が優れていると明確に認識できる時とか、集団で会話をしている中で、自分が明らかに場の中心にいるなと実感できる時、その時に自分は、行動がポジティブな方向に向いたり、いい気分になっていますね。
2点目は、「能力とかが負けていると感じるけど、頑張れば勝てそうな時」ですね。例えば、バスケットボールをしていて、かなり上手い相手なのだけれど、頑張れば、勝てるなという時は、逆に燃えますね。
逆に、行動がネガティブな時は、悪い気分になっている時は、どういう時かというと、これも大きく2点ありまして、1点目は、「自分が持っている評価軸の中で自分が他者より劣っていると感じる時」ですね。これはもう前述の逆ですね。2点目は、「自分が持っている評価軸の中で自分が他者に圧倒的に勝っていると感じる時」ですね。この場合、自分にとってその場での学びがほとんど得られない可能性が高いので、ネガティブになったり、悪い気分になるのだと思います。こういう場合、あまり高いパフォーマンスは得られない場合が多いです。
勝率別に類型化してまとめるとこんな感じかと・・・
勝率 120% パフォーマンス 低~中
勝率 80% パフォーマンス 高
勝率 40% パフォーマンス 高
勝率 20% パフォーマンス 低~中
4.自信の根拠をいかに利用するか
上記の議論からの続きで、社会活動で成果を出すために、いかに自信の根拠を利用するか、考えます。
上記の議論をそのまま使用して、勝率がパフォーマンスの高状態に結びついている時は、そのままの自信の根拠を利用してよいかと考えます。
問題は明らかですが、勝率がパフォーマンスの高状態に結びついていない時ですね。この時は、①自信の根拠を違う軸に変更する、もしくは②上記の既存の評価軸での勝率を上昇させていくなどの処置が必要になってきます。それぞれ詳しく検討していきましょう。
①自信の根拠を違う軸に変更する
これは単に自信の評価軸を変更することです。さきほどの議論では、勝率に評価軸を置いていましたが、自分の他の強みがある部分などに転換してみるのも良いかもしれません。ここに関しては、あまり良い結論が得られていません。
②上記の既存の評価軸での勝率を上昇させていく
これは、上記の評価軸を利用した処置ですね。例えば、勝率20%の時にパフォーマンスが高くないのであれば、勝率を40%まで上昇させるなどの処置があるでしょう。自分はこの処置を好んで使いそうです。