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Arithmetic mean

Like a Diary




同い年の幼なじみが、三ヶ月ほど前にパパになった。


彼と私は保育所が一緒でよく遊んだのだけれど、小学校の途中で彼が引っ越してからはまともに会っていない。

でも彼のお母さんと私の母はとても仲がよくて頻繁に連絡を取り、ご飯を食べに行ったりしているから彼がどうしているのかはよく聞く。

今日もちょうどそのような日で帰宅した母から彼の話を聞いた。


保育所のときは先生の膝の上が定位置だった甘えん坊でシャイな彼は、中学~高校時代やんちゃな子と遊んでばかりいたので、パパになると知ったときは、おいおいマジかよ...ドラマとかでよくあるパターンやん、とか思った。

お相手もワーホリ中に知り合った人で、しかも十も年が離れているから、あまりいい印象を持たなくて。

彼も彼で彼女が妊娠している時には、それほんまに俺の子?とまで言ってたそう。

でもいざ生まれてみるとすごく可愛いらしくて、よく面倒を見ているのだそうだ。

彼があやすとニコッと笑うらしい。

決していい印象ではなかった彼の奥さんも実は堅実な人だそうで、彼のお母さんが金銭の援助を申し出ても断り、自分たちがワーホリで貯めたお金で遣り繰りし、料理も具材を無駄にすることなく作るのだそうだ。

それは当たり前、なのかもしれない。

でも簡単にできることではないと思う。

親からの金銭的自立を果たしていなくて料理の苦手な私からするとすごいことだ。


最初はどうなることかと思ったが、世の中は上手いことできていて、収まるところに収まるらしい。

彼は子どもが生まれてしっかりし、またよき奥さんとこれからのことをじっくり考えられるというのはいいことだ。

案外よい結婚だったのかも知れない。



自分で言うのもあれだが、私は今、空前のモテ期だ。

でも特にこの人という人はいなくて、めんどくさいなーくらいにしか思ってない。

結婚願望もそれほどないし、ものすごーく子どもが欲しい訳でもないから、結婚したーい!とか騒ぐ友人には共感できない。

でも今日幼なじみの話を母から聞きながら、自分の将来が楽しみになりました。





★煌★