第117回目
余計なものが入ってないこのトマトソースが使えるのだ。
このトマトソースをボールに出してオレガノ、パセリ、オリーブオイル、カイエンペッパー、岩塩で調味しておく。
ホールの黒胡椒を弱火のフライパンにかけてじっくりと乾煎り。
こうするとキツイ辛みが飛び程よい辛さと芳ばしい香味出しとなる。
さて、良く研いである刺し身引き。
こいつで真蛸を薄切りにしておく。
30分ほど乾煎りした黒胡椒は粗めにコンカッセ(潰す)する。
一方いつものようににんにくと鷹の爪を弱火で香味出し。
香味出し好きね。
好きよ、油は旨味なの。
先程調味しておいたトマトソースを薄く更に塗りその上に真蛸の薄切りを盛り付けて━━━━
酷暑なんか吹っ飛ばせー、とカンカンに熱したペペロンチーノオイルをジュッとやる。
基本のペペロンチーノカルパッチョ
真蛸の刺し身(水蛸も美味い)をトマトソースの上に盛り付け冷やし熱いオイルをかける事で皿上で半生になりこれが絶品。
胡椒はホールを煎り粗く砕くと辛味が程よく飛んで風味が立つ。
酒のアテにしたりセロリの葉に絡めたりサラダに乗せたり。
他の魚介でもイケる。
流石にこの時間から酒のアテに飲むわけには行かないので今日はコレをシンプルに規定時間適宜な塩分で茹であげたパスタをボウルで和えるだけ。
ちっさい雪平鍋とかでもトングで頻りに動かしてやればしっかりと茹だる。
袋表記の時間茹でましょうね。
ハーブをパラリ。
かなり変化が利く1品なので色々と試してみて欲しい。
ボウルでしっかり煽り混ぜ合わせるだけ。
手軽でいい。
熱も丁度良く飛ぶので食べやすくなるしね。
そこで自家菜園のスイート・バジルの良いところを摘んできて━━━━
真蛸のペペロンチーノカルパッチョ、和えパスタ。
カットレモンと採りたてのバジルの葉なんか添えてやる、
真蛸は半生になっていて非常に旨味溢れる。
汎用性高いメニューなのでホタテや他の魚介などで色々と試してもらいたい一品だ。