2023.5.12　この日は旧磯野家住宅の公開があったので、申し込んで参加してきました。

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=旧磯野家住宅表門=(重要文化財)

竣工　1913年(大正2年)

尾州檜の太い丸太材を柱に用いて、扉は巨大な楠木の一枚板が2枚使われています。

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③この扉、1枚板ですよ。どんなに巨大な木だったのでしょう、、、

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⑥建物の外観と内部の写真は撮ってきたのですが、公開はNGと言われたので、文京区のHPの写真を使わせてもらいました。

東京文化財ウィーク2023：重要文化財（建造物）「旧磯野家住宅（銅御殿）」の特別公開（※終了しました。） | 文京区 (bunkyo.lg.jp)

=旧磯野家住宅主屋(銅御殿)=(重要文化財)

竣工　1912年(大正元年)

設計　北見米造

施工　北見米造

旧磯野家住宅は、明治時代の実業家であり政治家であった磯野敬によって建てられた近代和風建築で、主屋は1909年(明治42年)に着工し、1912年(大正元年)に竣工しました。建物は材料・意匠・技法において伝統的な木造建築技術と明治時代以降の大工技術を見ることができます。建物を建設するにあたり依頼主の磯野氏は、若いながらも優れた棟梁であった北見米蔵に目を付け、彼に要求したのは寺院風で、地震に強く、耐火性のある住宅を建てることと言う3点のみで、建築費用に糸目をつけず、北見米蔵のセンスに任せました。国内で吟味した木材や当時最高級と言われたベルギーから輸入したガラスなどが使われ、地震に強く、耐火性のある建物であることは、その後起きた関東大震災や東京大空襲にも耐えたことからも証明されています。

主屋の屋根と外壁には銅板が張り巡らされていることから「銅御殿」と呼ばれています。今では青銅色になっていますが、竣工当時は新品の十円玉のように輝く建物だったのではないでしょうか。

現在は、古河虎之助男爵邸と同様に大谷美術館が管理し、春と秋、東京文化財ウィークの時に公開しています。

建物の内部の写真がアップできないのは残念ですが、さすが贅を尽くした建物だけあり、一見の価値が十分にありますので、機会があったら足を運んでみてほしいです。

銅御殿（重要文化財・旧磯野家住宅）　特別見学会 | Peatix

旧磯野家住宅 2023.5

旧磯野家住宅　2023.5