2020.11.21
①
=いちかわ西洋館倶楽部(旧:渡邊家市川別邸)=(登録有形文化財)
竣工 1926年(大正15年)
この屋敷を建てた渡邊善十郎氏は、1898年(明治31年)に株式仲買人(証券業)の丸水渡邊商会を創業し、後には衆議院議員にも選ばれました。本邸は深川にありましたが、関東大震災で焼失したことから、市川に別邸を建てたものの、当時の総武線は両国までしか通っていなかったことから、都内に出るのに不便で、結局、短期間で深川に戻ってしまったそうです。
現在マックスバリュがある部分には和館や日本庭園があったそうですが、戦後にその部分を売却して、現在はこの洋館のみ残っています。
②
③
=旧京成電鉄社員倶楽部=
竣工 1929年(昭和4年)
④
⑤
=日本福音ルーテル市川教会=(登録有形文化財)
竣工 1955年(昭和30年)
設計 W.M.ヴォーリズ
⑥
⑦真間山幼稚園 古そうに見えたけど違うのかな。
⑧
⑨
⑩
=木内ギャラリー(旧:木内邸洋館)=
竣工 1914年(大正3年)
設計 (洋館)鹿島貞房 (和館)保岡勝也 竹内重太郎
木内重四郎は明治・大正時代の官僚、政治家で、1916年-1918年(大正5年-7年)には京都府知事を務めました。
⑪現在残るのは上の図の右側の赤線で囲まれた洋館部分のみです。
⑫では中に入りましょう。
⑬
⑭
⑮
⑯
⑰旧応接室
⑱
⑲
⑳
㉑
㉒
㉓旧書斎
㉔
㉕
㉖サンルーム
㉗
㉘
㉙
㉚上の見取り図を見る限り、この洋館部分は屋敷のほんの一部で巨大な和館がこの後ろ側にあったんですよね。。。この洋館ですら一般の家よりも大きいのに、とんでもないスケールだわ。。。