「人が証明を求めるときって、それが不確かな時だろ?正しいかどうかわからないから証明を求めるわけだ。
しかし人は存在証明を求めるよな。私は存在しているという確信を得たがる。
でも存在してるじゃねえか。ここにいる。私はいるだろ。
それとも何か、この存在が不確かだっていうのか?そんな馬鹿げた話はねえよなあ。
今更懐疑論だの独我論だのは流行んねえっての。
存在証明ったって要は認めてもらいたいってことだろ、承認欲求だ。
自信がないやつほど自分を主張したがる。ここにいるよ、構ってよって。
じゃあ自信があるやつは自己顕示欲がないのかと言うのは大きな間違いだな。
自信っていうのはとどのつまり認められているという確信だ。
卑屈なやつは周りから認められているかどうか不安だからそれを確かめようとするんだな。
大体の場合それはより周りから煙たがられる結果に終わってさらに不安を募らせるだけだが。
だから自信があるやつっていうのは馬鹿だ、愚直だ、傲慢だ。
自信がないやつは利口だ、懐疑的だ、謙虚だ。
まああれだ、自分は自分にしかなれない、知らないことは知ら ないという一見簡単で素直なことさえ知っていれば愚かなことにはなるまいさ。」
なんか、そんな話。
