日運寺に行ってきました(その1) | Mrs.風来坊の足あと手帖

Mrs.風来坊の足あと手帖

千葉県を中心に、休日散策の記録を書いてます。
最近は御朱印収集に目覚め、神社仏閣巡りにもはまってます。

散策以外にモノ作りや日々の呟き事等も書いてます。
よろしくお願いします。

お待たせしました。
あじさい寺として有名な「日運寺」散策日記です。

星日運寺について (房総タウン参考)

山号は『勝栄山』日蓮宗のお寺です。
約2万株のアジサイが植えられていて房総のあじさい寺として有名なお寺。

元々は勝栄坊と言う真言宗の小堂だったそうですが、日蓮聖人が鎌倉から小湊に帰る途中ここに宿泊した時、住職の行然が日蓮聖人の仁徳や高説に敬服し日蓮宗に改宗したそうです。
その後、勝浦城主の正木時通と弟の頼忠が勝栄坊を再興し『勝栄山日運寺』となりました。

正木頼忠は、徳川家康の側室お万の方(養珠院)の父。お万の方は、紀州徳川家と水戸徳川家の家祖の生母です。

日運寺入口門

案内板

仁王門
この門は享保11年(1726年)日典上人が建立、日忍が再建。元々は茅葺き屋根だったそうですが、昭和56年(1981年)に銅板葺に改修されたそうです。
茅葺きバージョン見てみたかったです。




密迹金剛 阿形(物事 出発点)

天井には天女が描かれてます

那羅延金剛 吽形(物事 終着点)

こちらにも天女の絵が描かれてます

 仁王門をくぐると樹齢600年の榧の木がお出迎えしてくれます。

大正6年(1971年)に強風で倒れてこのような形になってしまったそうです。
枯れてるのかと思えますが、倒れた太い幹からニョキッと枝が伸びて青々した葉が茂ってました。
添え木をされて大切にされて、命の素晴らしさを感じますね。

正木時通と頼忠のお墓がありました。

(その2に続く)