何事も無かったように本題に入りますよ、、。
間欠でドットプリンタの印字が薄いとの申告で訪問。
間欠障害っていうのはやっかいなもので
ちゃんと直っているのか?いないのか?
判断するのが難解なのです。
故障を直す方法よりも先に
故障を再現させる方法を探る事が良くあります。
で、ある特定のテストパターンで印字すると
再現性が高い事が判明。
別のパターンでは全然再現しないのに、、、。
ところで、
ドットプリンタの印字が薄い原因は大きく3つあります。
①プリントヘッドが故障している場合
特定のラインだけ薄くなります。
(印字の列や行に細い白線が入っている感じ)
プリントヘッドのピンが磨耗している(or折れている)時は
目視で確認できます。
全体的に薄くなる事もありますが、稀です。
②プリントヘッドと用紙との距離が大きい場合
全体的に薄くなります。
プリンタには、
この距離を調整する機能が付いていますが、
そこの機構部の動作異常や設定不良があると
薄くなったり、逆に濃くなったりする事象が発生します。
③インクリボンが回らない場合
ドットプリンタは、
インクリボンを叩いて、インクリボンを用紙に
押し付ける事により印字をしています。
ので、
インクリボンが回らないと
リボンの同じところばかり叩くので
終いにはリボンにインクが無くなり
印字が薄くなったり、全然印字しなくなったりします。
この場合、複写用紙2枚目以降は正常に印字されます。
しかし、
動作を見る限りどれにも当てはまらない感じ、、。
「う~ん、、、とりあえずプリントヘッド変えたれ!」
・・・で、直りました。
・・・めでたしめでたし、、。
今日はこれくらいにしておきます。
<今日のマンガ>