ある日の電車の中で
朝の通勤ラッシュ 私は通路で吊り革を持ってぼんやりしていた
席が空いて3人掛けの真ん中に新たに女性が座った。細くはないけど普通の中肉中背で大人しそうにみえた。
ふと横の男性の動きが目についた。背が高く、白髪混じりだけど小綺麗に整って一見仕事できそうにパリっとして見えた、、が、どうやら、新たに座った女性の手の位置が自分の陣地?!に侵食してると思ったようで、モゾモゾ左右に体を動かしたり、ため息をついたりし始めた。
女性の方は、男性の動きを気にせず携帯を見てた。
しばらく動きがなく、落ち着いたのかなと思ったが、うっかり見逃した次の瞬間、男性が鬼のような表情で、でも無言で、女性を自分の肘でどつき始めた。肘鉄っていうのか、エルボーっていう感じ?それも何回も、女性は身動きせず、動けなかったのか、ずっとその肘鉄をまともに受けていた。そして女性の携帯📱が宙に飛んだ。そこで私の前にいた男性が、声を出して、(セリフは覚えていないのですが)、その肘鉄男は動きを止めた。
次の駅で女性は降りていった。
この肘鉄の間、女性は一言も発せず、振るわれた肘鉄は全て受けて反撃や防御をしなかった。固まってできなかったのか、相手せずに去ることを選んだのか、その辺はわからない、、。
これ、、女性が、無言で去ったからよかったけど、女性が騒いだらどうなってたんだろう。。
この男性は、見た目は立派な社会人に見えたけど、公共の場所で女性に対して完全に暴力を振るって、どういう心理なのか。完全に暴力、何か持ってたら怪我するレベル、いやヒジでも痛かっただろうに、、、。この男性、普段から気に入らない事があったら暴力で解決してるのか、家庭でも会社でも。そんな余裕のない心理状態が感じられた。
隣に座ってきたのが男性だったら同じように肘鉄何回も振るったのだろうか?若い女性だったら?女子高生だったら?きらびやかに着飾った華やかな女性だったら?
抵抗しそうにない人だったからやったんだろうな。。
動物的感覚で、勝てそうな相手だからやったんだろうな
キャリコン視点から、思うことは
この男性を面談したらどんなだろうか
社会人のかたの相談では、この男性のような中間管理職の上司を持つ部下や同僚からの相談が結構ある
被害を受けてる側の話はよく聞くので、これは丁寧に話を聞くのだが、いつも思うのが、加害者になってる側の人の話も聞きたいということ。加害の出来事について直接ではなく、家庭のこと、会社での歩みに不満や喪失感がないのか
何か、こうであって欲しかったものが失われていると、そこを埋めようと逃れられない人に向けて、強制的態度をとりがちだからだ。
あの男性も、何かうまくいっていない事があるのだろうな、そのイライラを電車の隣りの席に座った他人に向けた。
あの男性の喪失感が満たされ、あの女性の身体と心の痛みが癒される事を祈ります。
🌟ありんこ🌟
キャリアコンサルタント(国家資格)視線でとらえる 働く人に関係する話題を綴っています