これはもう、7年位前のお話です。
22歳だった私にはお付き合いしていた彼氏がいました。
同じ年で地元の大学に通う大学生でした。
共通の友達がいて、そこから繋がり仲良くなりました。
当時の私は水着販売の短期のバイトをしていて、ショーパン着たり若かった笑
付き合いだしてから少しして、私に変化が現れました。
女の子の日がこない。。。
相談した母に『何かの病気だと心配だし、もし何かあったら早いほうがいい!』とアドバイスを貰った私は、1人で家の近くの産婦人科に行きました。病院に行くことは彼氏にも伝えていました。
狭い待合室で問診票を記入し、ドキドキしながら順番を待って、いよいよ私の番。
診察の早めの段階で、
『あー。妊娠してるね。』
『でも流産してるね。』
『あなた、糖尿病でここの病院では手術出来ないから大学病院への紹介状書くからそっちに行って。』
そのとき、私はなんて言ったかは覚えてない。
紹介状貰って帰る時もボーッとしてました。
流産の原因は血糖コントロールが上手くいっておらず、Hba1cが高かったから。
100%自分のせい
まっすぐ家に帰れなくて無意味に本屋で時間を潰してから帰宅しました。
帰ってすぐ、母に『どうだった?』と聞かれ、もう我慢ができなかった。限界だった。
『赤ちゃんできてた。でも流産してて大学病院で手術しなきゃいけない。。。』
言葉にならないような声で、
震える体を抑えながら、
ボロボロと涙を流しながら伝えました。
その日の夕方、彼氏と会うことになり、診察結果を伝えると残念がっていて、
『俺たちの子供のことだから2人でまた頑張っていこう』と言ってくれました。
それからしばらくして大学病院に入院になり手術日。
麻酔をかけられる時に先生に『数字をかぞえてたらいいよ^ ^』の言葉を信じ、
いーち
にいーい
さーん。。。
遠のいて行く意識。
気づけば手術は30分ほどで終わっていて、私のお腹から赤ちゃんはいなくなっていました。
意識が朦朧とする中、
看護婦さんが『あっ!○○さん起きたー?』
。。。○○さん?
私の名前○○だっけ。。?
違う。。よね?
別の看護婦さんが『その人○○さんじゃないよー。××さんだよー。』
『やだー。間違えちゃった。あははは』
こんな雑な会話をしてたのははっきり覚えています。
。。。人の命を預かる仕事なのにね。
そんなんでいいのか、大学病院。
それから先生や看護師さんには『医師の許可が出てないのに妊娠なんかしないで!自分が糖尿病だともっと自覚して!自分自身の体もキツイし、どれだけ人に迷惑かけてると思ってるの?』
と、お説教されてしまいました。
糖尿病の私は色んなところで迷惑。
でも赤ちゃんが欲しい。
病気の私がそう思うのはダメなのですか?
同情されたかったんじゃない。
甘やかされたかったんじゃない。
ただ、また頑張って赤ちゃん産もうねって言ってもらいたかった。
結局、手術が終わった数日後に、彼とはお別れしてしまいました。。
流産が分かったときは、やっぱりショックだった。
でも妊娠したことは、とても嬉しかった。
たった8週間しか一緒にいれなかったけど、お腹の中に存在していてくれただけで幸せを感じたよ。
元気に産んであげれなくてごめんね。
一緒にたくさんお喋りして遊びたかったね。
何にも出来なかったけど、私の所に来てくれてありがとう!
『ママ!このままじゃダメだよ!!』って教えてくれたんだね。
君の命は絶対に無駄にはしないよ。
名前もなかった君のこと、ママは決して忘れません。
私から君がいなくなった、10月24日のことも忘れません。
ずっと、
ずーっと、
愛してるよ