
今日も本屋さんをはしごして、おいしそうなパンを買って、帰宅して、
ふとTVををつけるとTRがはじまった。
見たいなあと思うものとか、これが欲しいなあと思うものには
呼ばれるというのか、きっとそのへんのアンテナが、今だけすこし
高く出ているような気がするよ。などと思うことは、
たいそう幸せな気分だ。
お給料も入ってフリーランスのほうもお駄賃程度でも入ったので、
浮かれているのだろう。
さて今日のトップランナーは、再放送だと思うのだけれど、
スーパーバタードッグでありハナレグミのVo.永積タカシ。
ギターを抱えてないと不安で、とあの心地良い声で言う。
「バタードッグでやりたいことがなくなったんですよね。
楽しめていないのをかくしてやっていくことがおそろしくなった。
自分達がたのしめなくなったらやることがなくなる。
こわいなあという気持ちになった、そのときにできたのが、
サヨナラcolorなんですよ。
思いよりも言葉が先に出てきて、いつでもおわってもいいんだ、
続けてもいいと思っても良い、そう思ったら
もう少しそこにいることができるような気がしたんだ。」
ものを創り、つくり続けるひとの、ナマの言葉だなあと、思う。
自分のなかではじめに思った場所から遠くとおく離れてしまって、
途方に暮れることはよくあることだ。
なるべく気がつかないふりをして、日常をやり過ごしても、思う形
に軌道修正しないことには、自分の気持ちが晴れやかにならないのだ。
おととし、ハナレグミのライブにいったとき、スーパーバタードッグ
のほうが踊れたかもしれないな、と思ったのだけれど、TRで演奏して
いたハナレグミバージョンのサヨナラcolorには、スローななかに
切ない気分がたっぷり詰まっていて、やっぱり泣かされてしまう。
なんて静かでシンプルな等身大の気持ちのこもった歌詞なんだろう。
「家族の風景」も大好きな曲。
もういい、泣かされても踊れなくっても。スローなままで
良い音楽を聴かせ続けて欲しい。
そして、学校で生活する時代から離れる真際に、自ら命を断った友人に
阿呆やなあ、と言おう。
生きているウチは、音楽で泣ける日もあるというのに。そんな一瞬の
小さな楽しみのためにでも生きていられるのに。
そんなにいそがずとも楽しみはまだあったはずだろうに。
そこから旅立つことは とても力がいるよ
波風立てられること 嫌う人ばかりで
でも
君はそれでいいの? 楽がしたかっただけなの?
僕をだましてもいいけど
自分は もう だまさないで
サヨナラから はじまることが
たくさんあるんだよ
本当のことが見えてるなら
その想いを 僕に見せて
自分をつらぬくことは とても勇気がいるよ
だれも一人ボッチには なりたくはないから
でも
君はそれでいいの? 夢の続きはどうしたの?
僕を忘れてもいいけど
自分は もう はなさないで
サヨナラからはじまることが たくさん あるんだよ
本当のことが 見えてるなら その思いを 捨てないで
本当のことは 見えてるんだろう その思いよ 消えないで
その思いを 僕に見せて
「サヨナラCOLOR」をモチーフにした「さよならCOLOR」(監督:竹中直人)
というのもあるらしく。
出演者 原田知世・段田安則・雅子・中島唱子・水田芙美子・内村光良。
ちょっと見てみたいなぁ。