聴く耳育成メソッド -2ページ目

ワークショップ&ライヴ

ずいぶん時間が開いてしまいましたが年末に行った Alexander Clarinets のワークショップ&ライヴの様子と、Q&Aでいただいた質問とそのときの回答をご紹介いたします♪

前半はクラシックの名曲、真ん中に体験型のワークショップをして、後半はポピュラーなクリスマスソングという構成。



アレクサンダー・テクニークに基づいた楽器の演奏に役立つワークショップはとても好評で、初めての方もいらっしゃいましたが参加者同士の和やかな雰囲気の中で演奏に有利な身体のモードと不利な身体のモードの違いを簡単に体験していただきました。



不利なモードのときは「相手の話がよく聞き取れない」「呼吸が不自由な感じがする」、有利なモードになると「身体全体が効率よく使えてる」などの感想も飛び出して自分の身体についての考えが演奏のにどんな影響が出るのかも実感していただけました。



ほんの少し気を付けるだけで全体のみなさんな声のボリュームや空気感まで変わるのは講師をつとめた私たちにも興味深く、終演後には帰って自分でも試してみますというお声をたくさんいただいたのが嬉しかったですね。

宇都宮や静岡など遠方から応援に来てくださった方もいたりと、とても盛り上がって終了いたしました!


まずはQ&Aのコーナーをご紹介♪

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【Q&Aコーナーでのご質問とメンバーからのお答え】
(わかりやすくまとめたため当日の内容と少し違っているかもしれません。)

Q.
指のどの辺りをホールに当てるのが一番安定する、というか負担がかからないのでしょうか。
(クラリネット吹きさんより)

A.
指は一ヶ所に固定するものではなく運指によって常に動いているものなので、動きによって色々バランスが変わるときに毎瞬々々新たに支え直す、というのが一番の安定の近道です。

「安定」という言葉にはドンとして動かないようなイメージがありますが、動かないようにしていると少しのバランス変化でぐらつきやすくなってしまって逆効果なのです。

いつでも動けて構えも柔軟に変化できる、というのが大切なポイントです。


Q.
インナーマッスル(骨に近い筋肉?)を意識して外側の筋肉をリラックスさせれば(力を入れすぎない)凝ることなく、姿勢よく、演奏にもリラックス・集中できるでしょうか?
つまり、インナーマッスルをのばす~♪と考えるだけであとは楽にするのがよいかな?ということです。

A.
インナーマッスルを使って演奏するというアイデアはとても良いですね。
ただ、インナーマッスルといってもたくさんの層があって、たくさんの筋肉があります。
どんな動きをしたいのかをはっきりさせることで、どの筋肉が働くのが効率的かもわかってきたりします。
筋肉は働くときには必ず縮むものなので「使う前にはリラックスしてのびてもいい」という考えは演奏に役に立つと思いますよ。


Q.
Trombone吹いてます。
一日の一番最初の音を出すとき、音がひっくり返ってしまうのではないかとなかなか音が出せません。というか出すのに躊躇してしまいます。

また、曲の出だしや大切な場面で特にmf.fで音を出すときに音がひっくり返ってしまいます。

このようなことについて、姿勢や息の入れ方、考え方などでアドバイスいただけたら幸いです。

A.
音がひっくり返ってしまうときには、音を出すための動作が不明確で「具体的にどうしたらいいかあやふやだけれど、とにかくがんばる!」という意図になってしまったりしがちです。

最低限どれくらいの力で楽器を持ち上げ、どのくらい唇をプレスして、どのくらいアパチュアを狭くして、どのくらい息を吐けば音が出るか、そういうことをひとつひとつ確認しながらやってみるのはいかがでしょうか。

クラリネットでもアンブシュアと息の強さのバランスが崩れると意図とは違う音になってしまったりするので、むやみに強い息を吹き込むよりも必要量より多くも少なくもないというバランスを探すのは役に立つかもしれません。

試してみてくださいね。

他にも口頭でご質問をいただきましたが、ここでは省略いたします。


さらに、いくつかいただいたご感想を掲載いたします。

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千葉県市川市 39歳 主婦
♪クラリネット吹きさん

●このワークショップ&ライヴにいらしたキッカケは何ですか。
藤崎クラリネット教室のブログを読ませていただいて知りました。

●ワークショップ前のお悩みはどんなことでしたか。
悩みだらけで楽器を続けるべきか迷っていました。

●解決した・解決できそうなことはありましたか。
もう少し心も体もラクにして続けてみよう、と思えました。

●このワークショップ&ライヴはどんな人にオススメだと思いますか。
ジャンルを問わず、色んな方にオススメと思います。

●気に入った曲・トピックは何でしたか。
どの曲もとても楽しく聴かせていただきました。

●ご感想・その他コメントはありますか。
今日参加して、楽しく楽器をやっていこうと思えました。
レッスンにも参加してみたいです。

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静岡県 主婦
♪クラリネット吹きさん

●このワークショップ&ライヴにいらしたキッカケは何ですか。
メルマガで。

●ワークショップ前のお悩みはどんなことでしたか。
楽しく楽器を吹きたい。

●解決した・解決できそうなことはありましたか。
いろいろ試してみようと思います。

●このワークショップ&ライヴはどんな人にオススメだと思いますか。
音楽を楽しみたい人です!!

●気に入った曲・トピックは何でしたか。
Q&Aコーナー。色んな視点があるんだなと思いました。

●ご感想・その他コメントはありますか。
皆さんを見てからだ全体が楽器なんだなと思いました。
自分も少しでも近付けたらと思います。

~~~~~~~~~~~~~~
♪M.K.さん

●このワークショップ&ライヴにいらしたキッカケは何ですか。
先生よりご案内いただきました。

●ワークショップ前のお悩みはどんなことでしたか。
右手の親指が痛みます。

●解決した・解決できそうなことはありましたか。
最後は気楽にすればいろいろ解決しそうだとなりました。

●このワークショップ&ライヴはどんな人にオススメだと思いますか。
ひとりで考えすぎている人。

●気に入った曲・トピックは何でしたか。
クルミ割り人形の「花のワルツ」

●今後知りたいこと・やってみたいこと・聴きたい曲はありますか。
ワルツ系(3拍子の曲)。
最後は演奏に体を有効に使うことのためにもアレクサンダー・テクニークを。

●ご感想・その他コメントはありますか。
いろいろなトピックをわかりやすくお話いただきました。
どうもありがとうございました。

~~~~~~~~~~~~~~
神奈川県 トロンボーン
♪T.Kさん

●このワークショップ&ライヴにいらしたキッカケは何ですか。
先生に誘っていただいて。

●ワークショップ前のお悩みはどんなことでしたか。
一日の一番最初の音を出すとき、音がひっくり返ってしまうのではないかとなかなか音が出せません。というか出すのに躊躇してしまいます。
また、曲の出だしや大切な場面で特にmf.fで音を出すときに音がひっくり返ってしまいます。
このようなことについて、姿勢や息の入れ方、考え方などでアドバイスいただけたら幸いです。

●解決した・解決できそうなことはありましたか。
大きな音を出すときのことについて。

●このワークショップ&ライヴはどんな人にオススメだと思いますか。
クラリネットだけでなく、楽器全般どんな人にでもよいと思いました。
楽器をやらない人でもプレゼンテーションをうまくやりたい人にはオススメでは。

●気に入った曲・トピックは何でしたか。
Nutscracker

●今後知りたいこと・やってみたいこと・聴きたい曲はありますか。
みんなの知っている曲をやってくれたのは良かったです。
こういうのもっとやってください。

●ご感想・その他コメントはありますか。
楽しかったです。

~~~~~~~~~~~~~~
千葉県
♪匿名希望さん

●このワークショップ&ライヴにいらしたキッカケは何ですか。
先生の紹介です。

●ワークショップ前のお悩みはどんなことでしたか。
楽器を演奏する時に力を入れて吹いてしまうこと。

●解決した・解決できそうなことはありましたか。
楽器を吹くときに力をいれず。

●このワークショップ&ライヴはどんな人にオススメだと思いますか。
クラリネット吹きの人。アレクサンダー・テクニークが気になる人。

●気に入った曲・トピックは何でしたか。
月の光

●今後知りたいこと・やってみたいこと・聴きたい曲はありますか。
アレクサンダー・テクニークを演奏に活かすコツ。

●ご感想・その他コメントはありますか。
楽しかったです!!ありがとうございました!

~~~~~~~~~~~~~~
千葉県
♪クラリネット吹きさん (経験12年)

●解決した・解決できそうなことはありましたか。
頭の部分・位置とか、肋骨は動くとか、知らないことを知れて良かったです。

●このワークショップ&ライヴはどんな人にオススメだと思いますか。
独学で楽器をやっている人。(部活で始めて社会人でもやってます、など)

●気に入った曲・トピックは何でしたか。
花のワルツ。一番素敵でした。(どれも素晴らしかったですが、一曲選ぶなら)

●ご感想・その他コメントはありますか。
気持ちのいい音色でした。
アンサンブルっていいな、と思いました。
p(ピアノ)の音が良かったです。

~~~~~~~~~~~~~~
東京都
♪鳥山さん

●このワークショップ&ライヴにいらしたキッカケは何ですか。
ネットで見つけて、でもワークショップのことは知りませんでした。

●ワークショップ前のお悩みはどんなことでしたか。
緊張したときの姿勢とか。

●解決した・解決できそうなことはありましたか。
試してみたいことがありました。

●このワークショップ&ライヴはどんな人にオススメだと思いますか。
わたしみたいに中級で、少し行き詰まってる人とか、初心者の方とかも良いかもさかれませんね。

●気に入った曲・トピックは何でしたか。
月の光(あまりクラリネットでチャレンジしている人を見かけないので…)
きれいなクラリネット壊しちゃった

●今後知りたいこと・やってみたいこと・聴きたい曲はありますか。
アレクサンダー・テクニーク、もう少し聞いてみたいので調べてみようと思います。
ありがとうございました!

●ご感想・その他コメントはありますか。
心細い感じで一人で来たので。ワークショップのディスカッションが楽しかったです。


~~~~~~~~~~~~~~
千葉県 39歳 クラリネット(23年目)
♪ナースさん

●このワークショップ&ライヴにいらしたキッカケは何ですか。
ストレスフリーで楽しく吹けたらな、と思っていて。

●ワークショップ前のお悩みはどんなことでしたか。
どうしても力が入ってしまって…身体がかたくなって、音もかたくなってしまう…。

●解決した・解決できそうなことはありましたか。
はい。なんとなくぼんやりと。言葉にするのは難しいですが…。

●気に入った曲・トピックは何でしたか。
一曲目のモーツァルト、とっても素敵でした。

~~~~~~~~~~~~~~
東京都
♪クラリネット吹きさん

●このワークショップ&ライヴにいらしたキッカケは何ですか。
先生のご紹介で知りました。

●解決した・解決できそうなことはありましたか。
改めて、身体の使い方を意識したいと思いました。

●気に入った曲・トピックは何でしたか。
くるみ割り人形、くまんばちの飛行、チャールダッシュ

●ご感想・その他コメントはありますか。
ワークショップ(参加型)とセットのコンサートというのが良かったです。
偶然近くの席にいらっしゃった方とも楽しくお話できました。

~~~~~~~~~~~~~~
♪Y.Nさん

●このワークショップ&ライヴにいらしたキッカケは何ですか。
先生の演奏が聴ける!ので。

●ワークショップ前のお悩みはどんなことでしたか。
身体の緊張。息が長く続かない。

●解決した・解決できそうなことはありましたか。
自己紹介など具体的な場面を想定できたのがよかった。

●気に入った曲・トピックは何でしたか。
クラリネット壊しちゃった。大真面目なのが面白かった♪

●ご感想・その他コメントはありますか。
3部構成、盛りだくさんで楽しめました。
それぞれのお話・演奏、個性が生きていました。
四人のバランスが良いですね。


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●譜読みをはやくしたい!




初めての曲を譜読みするとき、どんな風にしていますか?

とにかく音符を書いてある順番に吹いてみる、そんな練習をしてたりしませんか?

効率的に短時間で譜読みをするためには音を出す前にチェックしたいことがいくつかあります。

今日はそんなことを少しご紹介します。

まず最初に、楽譜に書いてある文字でわからないものは全部辞書やなんかで調べてしまいましょう。
作曲家が書いたことで無視して良いものはひとつもありませんのでねd(^-^)
(大抵イタリア語・フランス語・ドイツ語のどれかなのでスマホアプリでも各国語検索するだけでokです。)

別に片っ端から楽語を覚えるなんてことはわざわざしなくて大丈夫。
何度か検索するうちによく出てくる言葉は自然に覚えていくのでそれで充分です。

次にシャープ・フラットはいくつかな?何拍子かな?どんなテンポかな?ということをチェック。
それだけでも激しい曲なのかゆったりした曲なのか何となくイメージが湧きますね。

そうしたら楽譜全体をぼんやり見渡してみましょう。
音数が多いのはどの辺りかな?逆に少ないのはどこかな?テンポや拍子が変わるところはあるかな?

これで特に注意したい複雑そうなポイントと、盛り上がりそうな場所が何となくわかったことでしょう。

そしたら複雑そうなポイントはどう複雑なのかをチェックします。
ジグザグな動き?上行系の駈け上がり?離れた音への跳躍?臨時記号が多いこと?

何が複雑なのかそれぞれで対処方法は変わるので、事前にこれを知っておくと初見が速くなります。
「なにやら難しそうだから何をしたらいいかわからないけどとにかく努力しよう!」なんて回り道すぎますからね(^_^;)

というようなことができたら実際に音を出してみましょう。

ここまでの手順、短い曲ではやい人なら5分くらいで終えてしまえます。

音を出す前にチェックできることをしてしまうとせっかくの音を出せる時間に辞書を探して…なんてことをせずにすむので練習も効率的になりますね!

ぜひ試してみてくださいね♪

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●ソルフェージュのグループレッスンをチラ見せしちゃいます♪

今日はソルフェージュのグループレッスンで普段やっていることをひとつご紹介します。

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長くアマチュアでやっていらしたある年配のサックス吹きさんから「自分が声を出していたら他のパートなんて聞こえるわけないと思って体験したけれど、やっていたら自分が歌っていないパートが本当に聞こえてビックリした!」というご感想をいただきました。
 
個人的にはまったくレッスンは見ていない方で、彼にとって初めての2時間のグループレッスンの中での出来事です。
 
手順を踏んで様子を見ながら丁寧にやれば年齢も経験も関係なく誰でもアンサンブルの耳は育てられるということの証明ですね!


どういうレッスンをしたかというと、3パートに分かれた簡単なフレーズを楽器ではなく声で歌うのです。
 
このとき注意したいのは自分の声の質はどうでもいいから周り全体でどんな響きになっているか、ということ。
暗いのか、明るいのか、濁ってるのか、透き通ってるのか。
 
何度かやってそれに慣れたら、今度は3パートの内のさっき歌っていなかったパートにそれぞれ移ります。
 
今度もさっきと同じように自分の声ではなく周りの音がどうなっているかを気にしながら。
 
そしてついでにさっき自分が歌っていたパートがどこから聞こえるかを探しながら新しいパートを歌います。
 
これを繰り返せば、ぼんやりしか認識できていなかった全体の和声がはっきりわかるようになっちゃいます。
 
以前ご紹介した荒川克美さんというアレクサンダー・テクニークの先生でもある方がやっている音感トレーニングである分離唱というメソッドからのアイデアです。
 
「どんどんレッスンでもやってねー!」とおっしゃってたのでわたしはグループレッスンでも個人レッスンでもこのアイデアをアレンジしながら使わせてもらっています。
 
初めての方にも、ものすごく効果があるのでオススメですよ♪
 

もっと色々詳しく知りたいよ!
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●生徒さんからのご感想「目から鱗な内容でした」fom茨城

少し前に茨城県からいらしたアマチュアクラリネット吹きさんからいただいた体験レッスンのご感想を紹介いたします。

↓↓↓ここから↓↓↓

●この体験レッスンに申し込んだキッカケは何ですか。
FBかTwitterで発信されていたYoutube動画で、首の後ろに力が入ると指が動かしづらくなる(?)というのがありましたが、その事が自分が悩んでいた吹き方の改善にピッタリな気がしてATに興味が湧きました。

●体験レッスンの前のお悩みはどんなことでしたか。
とにかく音が固く回りの音と溶け合わないと楽団で言われてきました。自分でもそう感じるし、原因は首の周りがガチガチに固まっていることだとわかっていても改善する方法がわかりませんでした。

●解決した・解決できそうなことはありましたか。
今回指導された姿勢の改善が響きの改善につながりそうだという手応えがありました。

●どんなことを学びましたか。
頭を支えている関節を緩めること。腹筋や背筋を姿勢の調節に使わずに済むような姿勢。
筋肉の硬直は振動を止めるだけ。
マウスピースに向かって徐々に口の中の容積を狭めること。
高音ほど口の中の容積を狭めること。
喉を広げる筋肉はない。努力しても力むだけ。
腕は少し前に出すくらいが良い。
座って吹く場合は、脚が固まらない姿勢が良い。(鏡を見て上体が真っ直ぐお尻の上に乗っている感じ。)

●この体験レッスンはどんな人にオススメだと思いますか。
音色を改善したい人、演奏による疲労を軽減したい人

●今後知りたい・やってみたいことはありますか。
タンギングの改善、小指運動の高速化。

●ご感想・コメントはありますか。
言われたことほぼ全てが「目から鱗」でした。これではうまくいかなくて当たり前。しかも言われたことを試すと確かに良い方向になっていることが感じられました。

●ありよしなおこってこんな人でした。
つい最近お会いしていましたがそのときは演奏会用ドレスを着ておられたので今日は一瞬迷いました。(ごめんなさい)とても落ち着いた方で、こちらの状態を的確に分かっていただける方だと思いました。

都道府県 茨城県
ご職業 会社員
お名前 SOさん
年齢 60代
楽器 B♭及びAクラリネット
経験年数 休止期間含めて52年



↑↑↑ここまで↑↑↑

SOさんはご自身で音質や身体に使い方についても色々探究していらして、音や
身体に動きについての観察が精密でした。

ひとつひとつの奏法についての提案もすぐにパッと反応できるスキルと理解力をお持ちで、たった一度のレッスンでもかなりの変化をしていらっしゃったのが印象的でした。

この後も何度かいらっしゃり、結果的に深みのある輪郭のはっきりした音になりご自身でも探究をさらに続けていくための軸になる知識を身に付けられたので、今後もっともっと変化されるだろうなということが楽しみです♪

生徒さんが考えて実験して観察したことからさらに改善可能性を見つけていけること、レッスンや先生に頼りきりではなく自分自身でさらにやりたい表現に近付いていけるようになること、それって素晴らしいことですね!

わたしも素敵な体験をさせていただきました。

SOさん、ありがとうございました♪


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●時間がないときの練習

新しい曲や複雑なフレーズを練習するとき、引っかかったところをやみくもに繰り返して練習していませんか?

そういう場合、だいたい何回繰り返せば確実に出来るようになりますか?



やみくもに繰り返す練習だと一か八かのトライを何度も繰り返して偶然成功するときもあればたくさんの失敗もするのではないでしょうか。

そうすると脳は無意識だろうと全部覚えますから、たくさん繰り返した失敗のための練習になってしまいます。

指も息のコントロールもタンギングも、まずは確実にできるくらいゆっくりなテンポで成功した体験を積み上げることが大切。

そして失敗したら反射的にやり直さないで一呼吸おき、どういうところがなぜできなかったのか・次はどういうトライをしようか、ということを考えてからもう一度音を出しましょう。

そして一度やってみたら、そのときのトライの結果わかったことはなにかをまた考えて頭を整理します。

めんどうなようですがそうやって計画と行動と結果を毎回ちゃんと考えると100回無意味に繰り返すよりずっと短時間で上手くなります。

忙しくて練習時間があまり取れない方にこそオススメです。

どうぞ試してみてくださいね!

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