最近ようやく歩けるようになった息子。近くの公園へ行きました。

いつもならほとんど貸切状態の公園ですが、コロナによる休校措置のためでしょう、沢山の小学生が遊んでいました。ぶつかったりしないように、公園の隅の方で遊ぶことにしました。

しばらくすると、息子がヨチヨチとボール遊びをしている小学生の方へ歩いて行ってしまいました。

そのとき、側のベンチに1人で座っていた女の子が息子を優しく止めてくれたのです。「ありがとう」と言うと喜んではにかんで笑ってくれました。

そして、息子にボールを貸してくれ、キャッチボールやシャボン玉遊びをしてくれました。もちろん息子は大喜び。

結局、公園にいた間中ずっと相手をしてくれました。

後から聞くと、近くの小学校に通う5年生だそう。
普段は小学生と触れ合うことなんて全くありませんが、思わぬ出来事に心が温まりました。


それにしても、休校によって子どもたちの居場所が無くなってしまっていることが心配です。今日息子と遊んでくれた女の子は公園にずっと1人でいました。友達が来るのを待っていたのでしょうか。なんとなくさびしそうにも感じました。

学校は学びの場であると同時に、友達と遊んだり話したりする生活の場でもあります。今回の休校によって孤独になってしまう子どもがいないことを願います。