マンション入り口に座り込んで泣くおんな、
その周囲を困ったようにうろうろするおとこ

酔っ払いだから、遠慮を忘れてじろじろ

おんなのモサさに比べて
おとこは見目が良い

ともだちなら、もっと近くで慰めるはずだから
多分恋愛絡みなんだろうな

それにしても、
おんなはモサいほうがもてるという
都市伝説はホントだったのか

それとも、告白型自爆したおんなが
メソメソ泣いているだけなのか

どちらにしても、
夜更けにあのおとこも大変だ
軽くイビキの聞こえる新幹線
くたくたになったサラリーマンたちに
素直に

『頑張ったね!お疲れさま』

そう思える。

そういう風に思えるようになったのが
幸せだと思う
もったいなくて
ゆっくり読んでしまっていた

人目を気にしながらも
涙が落ちるのをとめられなかった

重松清さんは、流星ワゴンを読んで以来、
ずっと泣かされっぱなし。

むしろ泣きたくなったら読むくらい、
感動する小説ばかりで。

いつか、私も人生を終わるときが来るけど
その時は、許して、許されているといいな