SARANのひぃおばあちゃん
TAIのおばあちゃん


私は TAIとまだ結婚する前

オーストラリアから帰国の際に
初めて韓国に立ち寄った。

その時、おばあちゃんのお家に
泊めてもらって、初めてお会いした。

日本語教育を受けた時代の方で、
日本語が通じたおばあちゃん。

その初めての滞在中
お腹が痛くなった私に、突然、
義母と二人で、手足に針治療を施してくれた
おばあちゃん。。。

家族みんなでの、
ゴーストップ(トランプ感覚の家庭花札ゲーム)
も おばあちゃんの家で、初体験。
一番張り切っていた、おばあちゃん
なぜか初心者の私が一人勝ちして
買ったお金で、キムパップをかって食べた思い出




年末年始に、私たちが韓国に帰省するのを
楽しみにされていたのに、

到着の前日に、入院してしまった…

釜山についた翌日その話しを聞かされて
愕然としたTAI。
病院に駆けつけると、意識はあるけれど
目をあけて会話をすることは、もう出来なかった。

SARANが手を握りながら話すと
しっかり握り返してくれた。

おとといの遅くに亡くなったと
昨日の朝、プサンから連絡があった。
急いで飛行機の手配をして
TAIは昨夜、お別れに向かった。


韓国では、
亡くなった日が何時であれ、
翌日がお通夜にあたる日で
翌々日が葬儀、お別れの会。
土葬が通常とされるのだけど、
近年は、お墓の土地問題などで
火葬に変わりつつあるらしい。

今日、葬儀の後、火葬され
遺骨は、山にまかれると聞いた。
自然に帰っていかれるのだなぁ。

おばあちゃんの死は寂しいけれど、
4人兄弟の義母から繋がった血は
私を通じて
SARANに受け継がれている…

ご冥福を心からお祈りいたします。


そして…
私は、
SARANを大切に育てます。