昨日の金沢市議会議員選挙。

結果は惨敗でした。

敗因はいろいろあるものの
その根本は僕自身です。

悔んでても結果は変わらないので
真摯に受け止め
前に進もうと思います。

ただ、支援していただいた方々への
申し訳なさだけは
消そうと思って消えるものではありませんが。


この選挙戦
失うものも多かったけど
得たものもたくさんあります。

選挙というものの難しさもそうですが
街中のいろいろな生の声。

そして何より
この数カ月を通して得られた
新しい「縁」や「仲間」。

簡単にできない経験を
させていただきました。

敗北を味わっただけに
この連帯感は
余計に強く感じられます。
(ちょっと皮肉なことですが)


「金沢にもっと笑顔を」のスローガンで
訴え続けてきたことも
決して間違いじゃなかったと
実感できました。

今後も変わらず
「笑顔」を信じていくつもりです。

建物や道路じゃなく
人間中心のまちづくりをしたいと。

ですから、後悔は全くしていません。


挫折とは自らが諦めたときに使う言葉だと思うので、
挫折とも思いたくありません。



ご支援いただいた皆様。
期待に添えずに申し訳ありません。

これからも変わらず
仲良くしてやっていただけたらと
思います。

最近の住宅って

インターフォンが多いじゃない?


うちもそうなんだけど・・・。



この前、ある古いお宅にお伺いした時のこと。


知り合いの家とかじゃなく

まったく知らないお家だったんだ。


かなり古いんだけど

昔ながらの風情を残した感じ。


もちろん、インターフォンなんてない。


で、恐る恐ると戸を開いて

「こんにちは、太田と申します」と声をかけると

奥から80は超えているであろう

ご婦人が表れて。


突然の知らない人間の訪問なのに

髪も和服もきちんとしていて

玄関先に正座して

迎えてくれたの。


要件を一通り伝えると

「ご苦労様でした」と会釈してくれて。


なんでもないんだけど

ものすごく感激した。


とっても、とってもステキだったんだ。


「あぁ、これは金沢でしか見られない光景だろうな」って思った。


まさに「佇まい」という言葉がぴったりの

立ち居振る舞い。


凛として、でもやさしくて。


でね、思うんだ。


「まだまだ僕たちの世代がしらない

 素敵な金沢がいっぱいある」って。


「先輩達から教わらなきゃならない金沢がいっぱいある」ってね。


防犯だとか、煩わしさとかのせいで

玄関開けたくなくなるのも

すごくよく理解できる。


でも、あの応対は忘れちゃいけないなって思うんだ。


「古き良き」なんて

言いたくないけど

でも、あの「美しさ」の前では

そう思っちゃうね。


とっても素敵な元気をもらえた気がします。

まだ連絡がつかない友人が数人いて

気持ちがなんだか落ち着かない。


こまかくニュースをチェック

できてはいないんだけど。


できることといったら

小さな募金箱を置くことくらい。




でも。


僕たちがどれだけ落ち込んでも

彼らの助けにはならない。

もちろん、心配だし、何かしてあげたいと

強く思っているけど。


昨日あたりから

被災地の中でも心温まる出来事が

いくつか紹介されてるよね。


なんだか、僕たちが被災地の人たちに

励まされてる気がして。


本当は、僕たちが少しでも

安心させてあげなきゃならないのに。


これじゃ、あべこべだよ。




だから。


今は、心配な気持ちは心の中にしまって

少しでも笑顔でいることも必要だと思う。


もちろん、節電だったり

できることはしっかりしなきゃならないけど

変になにもかも「自粛」といって

こちらまで「元気」を失ってしまったら

どんどん悪いスパイラルに落ち込みそうで。


物資はまだ送れないみたいだけど

気持ちはなんとか届けられると思うんだ。


被災地の人たちに

僕たちの「元気な応援」を届けたいとも。





僕たちが意気消沈して

日本の動きを止めてしまったら

なおさら復興に支障がでることも考慮しなきゃ。




「笑顔」の力を今は信じたいんです。




少しでも「元気」が届きますように。




何もできずに

ただ焦ったり、歯がゆく思ったり。


今回の東日本大震災。


被災された方々には心より

お見舞い申し上げます。


そして、頑張ってください。



東北地方にも友人がたくさんいます。


まだ、連絡が取れない塩釜市の皆さんが

とても心配です。




正直、こうした自然の猛威の前には

なす術がありません。


改めて、人間の力の無さを痛感します。


だからこそ、奢ることなく生きなきゃいけないとも、

だからこそ、力を合わせていかなきゃいけないとも、

思います。


友人との募金活動も始めます。


僕も正直、何をすればいいのか

わからずにいるのですが

是非、皆さんも手を差し伸べてください。


春めいてきたとはいえ

あの寒さの中で、

食べることもままならずにいる人たち。


何かしら「温かさ」を感じさせてあげられたら。


今日は「できること」を

真剣に探してみます。




今日は、中学校の卒業式に出席。


雪で寒い体育館だったけど

来賓席から卒業生たちの姿を見ながら

いろんな事を思っていました。


基本、卒業式、苦手なんです。

すぐに感動しちゃって、

柄にもなく涙腺がね。



今日、ここから「大人」となる彼らには

この体育館の光景は

とっても厳かなものに

見えているんでしょうね。


一人ひとりの卒業証書授与


僕の頃の何も変わらない光景です。


でも、彼らには

この日のこの光景を

是非、忘れないでいて欲しい。


今、どんな気持ちでいるのか。


希望、不安、そしてちょっとくすぐったいような。

そんなのがごちゃ混ぜになってるのかな。


その気持ちを忘れないで欲しい。


多分、今まで以上に

いろんなことが待ち受けていると思う。

泣きたくなることだって、たくさん。


そんなときに、

今日のこの日のことを思い出してほしい。


たくさんの人に祝福されていることをね。



卒業生代表の答辞のなかで

「生きる」!

「私たちは精一杯生きていきます」と。


そう言い残し、体育館から出ていく彼らは

とっても、とっても素敵でした。



やっぱ、卒業式は苦手だわぁ。

しっかり泣かされました!