前回の記事の続きです。
11/23(金)
10ボール11ラック先取りのシングルトーナメント。
ベスト64戦の対戦相手は地元大阪の杉原プロでした。
前回の記事にあるように、中盤で6-6に追いつく大事な場面でのケアレスミスをした私は、自分の気持ちが落ちて、ズルズルと負けてしまう展開を予想していました。
ところがこの日は違っていました。
というのも、前日に「世界のアーチャー」に勝ったことに対する多くの反響があったことを思い出したからです。
「多くの人が応援してくれている」
「とにかくこの後、少しでもチャンスがきたら自分の全てを出して頑張ろう!」
と前向きに球に向かう気持ちになれたのです。
その結果、11-9で逆転勝ちすることができました![]()
11/24(土)
13:10~ベスト32戦
対戦相手はChang Jung-Lin(台湾)
この時点で世界ランキング3位の選手です。
選手権もいよいよ後2日、この試合に勝つと最終日のベスト16に進出できます。
もちろんこちらが胸を借りるつもりで試合に臨んでいるので、そこまで緊張はしていませんでした。
それより、周りで最終日進出を賭けた日本人対外国人の対戦が同時に行われており、その中に自分もいれることが嬉しかったです![]()
大井直幸VSトゥ リャンハン(シンガポール)
栗林達VSジェフリー デルーナ(フィリピン)
土方隼斗VSリーバン コルテッツア(フィリピン)
これらのカードと一緒に試合ができていることに、これまで勝ち上がったことの価値を感じました。
そしてChang Jung-Lin戦。
最初のラックで相手が6番をミスしてまわってきたチャンス。
7番から8番のポジションを気にしたショットをし、ミスして0-1。
そこから0-5まではほぼノーチャンス。
もう1回チャンスがきましたが、ジャンプショットをミスしてから0-9。
11ラック先取りですので、この時点でほぼ勝負は決まったようなものです![]()
ただ、「絶対にあきらめない」という気持ちで待っていました。
0-9でまわってきたシュートできそうな配置。
ただ、それまでの相手の完璧なプレーに、急にもの凄いプレッシャーが襲ってきました。
「これをミスしたらおそらくもう回ってこない」
「0-11の完封負けでは、応援してくれた方々に顔見せできない」
このような感情も感じていました。
しかし、このプレッシャーに負けたようなショットだけはしたくありませんでした。
そこで
「自分で自分を信じられなければ、誰も信じてくれない」
というように気持ちをもっていき、そのショットを決めることができました。
たかが1点ではありましたが、とても嬉しかったです。
そして次のブレイクからランアウトで2-9。
続けてランアウトのチャンスでしたが、5番が難球となってミス。
その後はショットする機会を与えてもらえず、結果2-11で負けました。
この日はこの1試合しかしてませんが、試合が終わったあと、これまでにない疲れを感じたことを覚えています。
Chang Jung-Linの完璧なプレーに対するプレッシャー、また、これまで数日間に渡って厳しい試合の連続だったからなのか。
たった1試合しただけで、これほど疲弊するものなのか、と思わされました。
単純に体力がもっと必要であることと、普段からミスを極力減らし、優位に試合を展開していくことが後々の勝利につながっていくのでは、と思いました。
そのためにもショットの精度、判断力などの向上が必須です。
また楽しく練習ができそうです。
今年も残りわずかとなりました。
実は今年はスクールの生徒さんの不幸が重なったり、自分として新たな挑戦を挑んでいた計画が理不尽な形でとん挫したりと、あまりいい年ではありませんでした。
20年以上にわたる僕のビリヤード人生の中で、初めてモチベーションの低下を感じた年でもありました。
正直に申しますと、この全日本選手権も参加するかどうか、ギリギリまで迷っていました。
それが、あの世界のアーチャーに勝ち、強敵の杉原プロにも逆転勝ちし、大舞台で勝ち進むことがこんなにも価値のあることで、こんなにも多くの方に応援してもらえ、喜んでもらえるんだということを改めて実感できた試合となりました。
今年も多くの方々に支えられ、プロ活動をやらせていただきました。
本当に感謝です!
来年はもっと活躍したいと強く思っています![]()
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