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<死にそこないヒロシの「役に立つ雑学」>-74
2009年3月2日、時速3万1000キロの速度で小惑星が地球をかすめた。
繰り返される、大量絶滅の原因は?
46億年前、地球が誕生し、地球上には「生命」と呼ばれる生物の数が、
5億4200万年前のカンブリア紀の時代に爆発的に増加しました。
それ以後、今日まで生物の絶滅といわれるような大量絶滅が5回も繰り返されています。
そして、今、6回目の危機がかつてないほどのスピードで近づいているのです。ご存知でしたか。
最初の大量絶滅はオルドビス紀末といわれる4億4000万年前で、85±3%の生物が絶滅しました。
2回目は、デポン紀後期の3億7千万年前、3回目は2億5000万年前のペルム紀末で、
このときはこれまでの最大の大量絶滅といわれ、全生物の96±2%もの生物が絶滅したといわれています。
2億年前の4回目の三畳紀末のあとに恐竜が台頭し、
そして6000万年前の白亜紀末の大量絶滅で、私たちもよく知っている恐竜が絶滅してしまったのです。
その後、哺乳類の時代が訪れたのです。
大量絶滅の原因は隕石の衝突、超新星爆発、火山活動などいろいろ考えられますが、
5回ともすべてが天体衝突だという地球史の専門家もいます。
白亜紀の恐竜を絶滅させた原因は、小惑星の衝突だったと
今年の3月に国際チームの検証結果が発表されています。本当なのでしょう。
直径10~15キロの小惑星が衝突したときのエネルギーは広島に投下された原爆の10億倍に相当し、
高さ300mの津波が発生し、大気はススが充満し太陽光を遮り、寒冷化を引き起こしたと推定されています。
去年、日本時間3月2日午後10時40分に直径30~50mの小惑星が地球を時速3万1000キロの速度でかすめ、
その距離は月との距離(約38万キロ)の6分の1弱の約6万キロでした。
もし衝突していれば、1都市が壊滅するところだったそうです。
現代では、自然環境の破壊、人口急増など人間の活動が生物絶滅を加速させています。
今、年間4万種が絶滅しているともいわれ、地球に数千万種ともいわれる生物は、
今のペースでいくと1千年後には絶滅してしまうそうです。
去年小惑星が衝突しなくてよかったと思う一方、脳梗塞だとか死にそこないだとか
健康だとか小さなことで毎日頭を悩ませている自分が実に実に小さな生き物だという気がします。
・・・でも、生きていることはすばらしいことなのです。