全ては心が決めている

だけ

嬉しい時、楽しい時、悲しい時、辛い時、怒れる時、どん底の時・・・

色んな時があります。

人生バラ色にみえる時も、逆にもうこの世の終わりかと思うほど絶望的で目の前が真っ暗であっても、それは自分の心が決めているだけで、周りは何も変っていない。

同じ状況であっても、その時のその人の捉え方と心境で

青に見えたり、赤に見えたり、黄色に見えたり・・・

例えば、お嫁さんからすればあの姑は大嫌いだと思っても、娘さんからすれば、私のお母さんは素晴らしい大好きな人と思う。

同じ人なのに・・・

気持ちがどうにも落ち込むと思っていても、一たび何か良い事があると、あの落ち込んだ気持ちは何処へ行ってしまったんだろうと思うほど明るく嬉しい気持ちになる。

「好き」の裏には「嫌い」

「明るい」の裏には「暗い」

「最高」の裏には「どん底」

「嬉しさ」の裏には「悲しさ」

「強さ」の裏には「弱さ」

「幸せ」の裏には「不幸」があり・・・

どれも本当は実態の無いものであり、本当は何も無い。

「好き」という物体がある訳でもなく、

「嫌い」と言う物体がある訳でもない。

ただ自分の心がそう決めているだけ。

全ては自分の心が作り出しているだけ。

真ん中に中庸があるとしたら、その時の自分の心が

「好き」と「嫌い」

「楽しい」と「悲しい」

という風にどちらかの方に偏っているだけなのでしょう。

心が暗い時は、同じものを見ても全てが良くないもの、良くない事に思え、心が明るい時は目に触れる全てのものが宝に見えてくる。

環境や全てのものは何も変わっていない。

それに対して幸せだと思うか、不幸だと思うか、極楽も地獄も存在する訳ではなく、極楽と見るか、地獄と見るかは自分自身が決めているだけで、全ては自分次第なのでしょう。

それほど人間の心は実態の無い物を作り出すことに秀でている。

だから私は時々思います。

その時によって

なんて悲しいのだろう、

なんて辛いんだろう、

なんて嫌なんだろう・・・等々

色んな感情が湧き上がってきますが、

でもこれは自分が勝手に作り上げている偶像に過ぎないのだろうと。

幸せか不幸かを決めているのは外的要因ではなく、自分が現状をどう受け止め、どう捉えるか。

だから、その本質さえ見極める事が出来れば、同じ人生、同じ社会、同じ環境であっても、楽しく、幸せだと思って生きて行く事が出来るのだろうと。

そう思ったら、心が楽になり、自分の見方、心の持ち方ひとつで何とでもなるといつも想うのです❤

好きも嫌いも、良いも悪いも何もなく、

どんな時も淡々と生きられる事が本当は一番よいのでしょう。(#^.^#)

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