おはようございます。千賀です。

高知は、曇り空くもりが続いています。
そろそろおひさま晴れの顔が恋しくなてきました。

あのとき、あの人に出会ってなかったら、
今頃こうなってないなあ…なんて考える事はありませんか?

須賀先生との出会いは、まさしくそんな出会いでした。
同じように思っていらっしゃる方もたくさんのいるのではないでしょうか。



私が須賀先生と出会ったのは、高知市制100周年記念市民ミュージカル
「Ryoma」に参加したのがきっかけでした。

大学時代ミュージカルづけの私は、卒業後高知にもどって
OLになっても、もやっぱり体がウズウズ。
そんな時、このミュージカルの企画があがりました。
もちろん友達を誘って速攻参加したわけです。

そのミュージカルの振付けを担当していたのが、須賀先生でした。
あの頃の先生の活躍はすでにめざましく、
ダンススタジオは、高知県下中に広がり
(西は宿毛や東は安芸?室戸もあったでしょうか。先輩のみなさん~また教えて下さ~い)
テレビのレギュラーやら、ラジオでエアロビクスやら…、地元の有名人でした。

いつも笑顔で登場して、颯爽とお稽古して帰って行く先生は、
本当に華やかでした。
しかも親しみやすくて、初めて会った人でも、
立場も関係なく向かいあってくれました。

印象的なのは、ステージから落ちて(ミュージカルとは別のステージです)
手の骨を骨折したとしばらくギブスをして稽古にきていました。
ギブスなんてなんのその。熱の入った稽古をしていました。
ほんとにタフな方だなあと感心したものです。

その夏、ミュージカルの宣伝をかねて、ミュージカル龍馬で
よさこいにも参加し、振付けはもちろん衣装を作る段取りも教えてもらい、
皆で手作り衣装を作って祭りに参加しました。

1年以上をかけたこのミュージカルも感動の幕を下ろし、
ほっと家でくつろいでいた時、電話がなりました。

先生「あぁ、ちか?今、ナニしゆうが?」
私「テレビみてます」
先生「ちょっとスタジオこれん?」
私「はい、大丈夫です」

というわけで、即スタジオへ車を走らせました。
スタジオについたら、スタッフのみなさんがミーティング中。

先生「ちょっとこれよんでみて」

差し出されたのは、「女達は詐欺師」という台本。

いわれるがままに、本読みに入りました。
この本は須賀先生制作のオリジナルミュージカルです。
会館やホールではなく、市内にある倉庫をかりて舞台を設営し、
2週間くらいかな?ロングラン公演をやりました。
きっと高知では当時とっても画期的な事だったと思います。
(うらずけはないですが(=⌒▽⌒=))

私の役は「金田一(かねだはじめ)」という探偵の役で、
須賀先生演じる詐欺師を反対にだますという役でした。

本読みが終わると

先生「ほんならこの役やってね」と満面の笑顔


あの…の一言もいう間もなく、決まりこのミュージカルをやる事になりました。

私がスタジオのスタッフになるのは、もう少し後ですが、
この事が、その後のきっかけとなったと勝手に思っています。

しかし、このミュージカル。とにかく暑かった
たしか、季節は夏休みに入る前。倉庫の窓は照明を当てる為に、
黒いビニールでおおい、上演前には屋根に水をまきますが、
まさに焼け石に水状態で(^O^)/演じる方はもちろん、
お客様もさぞかし暑かったと思います。

内容はコメディで、ダンスシーンはもちろんばっちり、
須賀先生のちょっとエッチなおちゃめも炸裂してめっちゃ
おもしろいステージになりました。

本当に思い出深い。楽屋、仕込みの風景、打ち上げのパフニング、
ステージでの先生、どれを思い出してもつい笑顔になってしまう、
あけっぴろげで、本当に楽しい舞台でした。

そして、人生の転機が…、は、じ、ま、って、しまいました。о(ж>▽<)y ☆


この先は、またの機会として。

須賀先生ほどのインパクトある出会いは、後にも先にもそうありません。
(*^ー^)ノ