『親子の手帖』

鳥羽和久 著

 

現代のたよりない親子たちが、幸せを見つけるための教科書。

受験、発達障害、不登校、いじめ、親の葛藤、子の自立・・・。

150名超の小中高生を指導する塾長が、現代の親子のリアルな姿を切々と綴る。

 

 

『おや ときどき こども』

鳥羽和久 著

 

えこひいきする先生、子育てに自信のない親、虐待、スマホ依存・・・。

学習塾運営で多くの親子と接してきた著者が、彼らが抱える多様でリアルな問題を、

子どもたちの生き生きとした語りを通して描き出す。

 


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娘達は社会人になっているので、子育ての本はそこまで読もうと思わないはずなのに、

なぜか手に取り読みました。

 

胸の痛くなる部分が多々ありました。

 

 

 

『親子の手帖』のあとがきに記されていた

幸田露伴の『趣味』という文章の抜粋を読んで、泣きそうになりました。

趣味って、思ってたより奥深い・・・

原文も読みたくなりました。

(『趣味』という著書はないようなのですが、どの本の中の文章なのか?ご存じの方いらっしゃれば

教えていただけるとうれしいです。)

(6月6日 追記

”きざりん”さんから、『洗心録』の著書の中にあると教えていただきました。

私はAmazonのKindl版を購入し、

(とりあえず)「趣味」のところのみ

読むことができました。)

 

 

『おや ときどき こども』には

参考・引用されている本・詩・短歌のことばが、

随所にちりばめられていて、これらのことばも響きました。

 

 

こんな塾の先生と知り合えた生徒さんたち、しあわせだなあ~