『ラチとライオン』
娘たちも大好きだった絵本です。

 

 


ラチは、せかいじゅうで いちばん よわむしでした。
そのラチのもとに、とても小さな赤いらいおんがやってきて、

「つよくなりたいなら、ぼくが つよくしてやるよ」と言うのです。

それからは、ラチとらいおんはいっしょ。

ラチはらいおんがいるおかげで、ずいぶん強くなったのです。

♪きざりんさん♪のブログの写真の中に

『ラチとらいおん』の絵本があるのを見て

泣きそうになりました。

 

わたしにとって

らいおんが絵本で

わたしがラチなのを

思い出させてくれたから。

 

 

そしてもう一度絵本を開いて読んでみました。





私はとても引っ込み思案で、内気な子どもでした。
学校では自分の意見が言えず、

人前に出ることが恥ずかしくて仕方がありませんでした。

笛のテストの時、みんなの前に出ただけで

みんなが見ている、聞いていると思っただけで

泣いてしまったおバカです。
(はい、自意識過剰)

そんなわたしが母となり

子どもに絵本を読んでいくうちに、

わたしも絵本のとりこになりました。

絵本『ルピナスさん』と出会い、

わたしにできることは何かな?

絵本にご恩返しがしたい、

絵本のたねをまきたい、

と思うようになりました。

最初は、子どもが通う学校の図書ボランティアに入り

本の修理と、絵本の読み聞かせのグループに入りました。

 

絵本を読むだけならできるかなと

(それでもドキドキ)

子どもが卒業したら、

ある方から

「保育園で絵本の読み聞かせとわらべうたを一緒にしない?」

と誘われ、赤ちゃんとママさんへ。

そして、ひとり立ち。

そして、おとなの方たちへと。



最初に、「さあみんなの前でお話ししてください」と言われても、

何も言えなかったと思うのですが、
ほんとに少しずつ少しずつ・・・。

絵本を読んでいいとなれば、うれしくて読んでいました。

わたしのそばには、いつも絵本がいてくれました。

そして、いつの頃からか、わたしが引っ込み思案だったなんて、

信じられないと言われるようになりました。

なので、『ラチとらいおん』は

わたしにとって、とても大切な一冊です。

 

家にいるときと、

外にいるときとの違いが少なくなり

わたしもずいぶんと楽になってきました。

(昔は内弁慶)

(今は、どこでもサザエさん)

(”天然の横綱”の称号もいただきました)



以前のわたしは

みんなの前でおしゃべりするのが

とてもニガテでしたが、

何も思ってなかったわけじゃなく、

自分の思っていることを

ことばでどう表現していいか、

ことばが出てこなかっただけでした。

ことばが好きなのに、

今でもことばで表現するのがニガテです。

それは普段のおしゃべりでも、

文章を考えるブログでも・・・


これ、好き♡
これ、いい♡
すご〜い!!
こんなことばしか言えなくて

情けなくなることもしばしば

だけど、これもわたし。

 

これからも絵本や本を読んで、

生きる指針にしたり、楽しみながら

ずっとお友だちでいたいなぁと思います。



実は、SNSとの付き合い方、

ブログとの付き合い方をずっと考えていて

携帯自体から離れるために

ブログは、やめるか

一旦お休みしようと決めていました。

(これだけアップしてるのにね)

(あれもこれも紹介したくなるわたし)

 

 

 

今は、絵本cafeや

絵本の会などしていなくて、

誰かに会うときには

絵本がリュックに入っていて

もれなく読んでいるくらいです。

 

 

携帯から距離を置きたいわたしがいます。

 

それと同時に、「わたしはずっと絵本に支えられてきたんだなあ〜」

と思っているわたしがいるのを

『ラチとらいおん』でまた思いました。

 

ブログでの紹介が

「どなたかの絵本や本のちいさなたね」に

なっていたらならいいなあ~♪という気持ちでやってきましたが、

なっているのかなあ~?って不安な気持ちもありました。

 

 

これでおしまいとかではなく、

しばらくは、間隔をあけながら

ものすご~く心が動いたとき

「聞いて聞いて~こんなのあったの~♡」という気持ちで

アップさせていただこうかなと思います。

(結構これいいの!って思うこと多いので、またすぐかもしれないしけれど・・・)

(ほどほどにとか、自分にとってのいい塩梅というのが、まだわからなくて・・・)

気持ちがコロコロ変わり、これからのこと自分でもよくわからないけど・・・)

(携帯依存症から脱出の一つの方法として、皆さんのブログ巡りも控えたい自分勝手なわたしもいます。ごめんなさい。気の向くままに、ふらっと立ち寄らせていただきます)

(なので皆さまも、お気になさらずにスルーするなりしてくださいませ。思い出して立ち寄っていただいた時に、何かのたねがこぼれていたらうれしいです)


 

なんだか今の気持ちのまま、まとまりのない記事になりました・・・。

 

 

 

 

では、また・・・ね♡