高楼方子さんの絵本がおもしろかったので、

児童書も読んでみたくなりました。

 

 

『十一月の扉』@高楼方子

リブリオ出版

1999.9.30初版

 

 

中学生の爽子が、双眼鏡の中にふいに見つけた素敵な洋館十一月荘。父親の転勤が決まったとき、11月と12月(あと二ヶ月)、自分だけこの地に留まり、この十一月荘に下宿したいとの願いが聞き入れられた。

【十一月荘の皆さんとの暮らしぶりや甘酸っぱい恋心】と、『文房具ラピス』のお店で見つけた、ドードーの絵が描かれてかる芸術品のようなノートに書き記していった【ドードー森の物語】とが、変わる代わりになって、おはなしがすすんでいきました。

 

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私にとって、字が細かくて、分厚くて、文章が多くて、それだけで気後れして、今まで見向きもしなかった高学年向け?児童書を読み終えることができました!!パチパチパチ

 

あ~~

爽子ちゃんと同じくらいの時に読んだら、あのドキドキ感を同じような気持ちで読むことができたんだろうな~と思いました。

そして、素敵なノートを見つけた時の高揚感。わかる~!

母親に対する反発も~

家族で一緒に暮らしているときと、素敵な人ばかりの中であっても他人と暮らすのとはまた違う。

一人の時間を、おはなしを書くことに没頭した爽子ちゃん。素敵です。

 

爽子ちゃんがクリスマスが近くなりお別れが近づくと、切なくなっていったように、わたしも本が終わってしまうのが、もったいない気持ちになりました。

 

でも、きっと新しい地でも、爽子ちゃんは扉を開けていくんだろうな。

 

 

『扉』つづきなので、

私の今年のキーワードは『扉』なのかしら?

 

 

 

 

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今日お花屋さんで

やわらかなピンク色の

スイトピーを見つけ

八百屋さんで

芽キャベツを購入しました。

 

寒さ厳しいなかにも

春の兆しを感じると

ドキッとして

うれしくなりますね♪