いろんな方が青山美智子さんの本をオススメされていて、図書館に予約しようと思いましたが、人気の本は何百人待ちで、いつになるやら?。それで図書館にある青山美智子さんの本を5冊予約して、早く届いた順から読むことにしました。そして4ヶ月してやっと一冊めの本が届き読みました。


わたしにとって

はじめましての青山美智子さん


皆さんがオススメされてたのが、よくわかりました。遅ればせながら私もオススメしたい・・まだ一冊めですが・・



『猫のお告げは樹の下で』
青山美智子
宝島社
2018.9.28初版








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ふと立ち寄った神社で出会った、お尻に星のマークがついた猫―ミクジの「お告げ」が導く、7つのやさしい物語。


失恋した相手を忘れたい美容師、中学生の娘と仲良くなりたい父親、なりたいものが分からない就活生、夢を諦めるべきか迷う主婦…。


七人の悩みは、どこの誰にもどこかで経験したことがある悩みで、共感できるものばかり。でも、当の本人は悩みの真っ最中で、真剣に悩み苦しんでいる。


そんな時に神社で拾ったタラヨウの葉っぱに書いてある言葉。


最初は、なんのことだか?という感じだったり、否定したり、していく中で次第に、その言葉が自分への「お告げ」だと気づいたとき、思い悩む人たちの世界に光が差してくる。



小説の中の七人の主人公への「お告げ」のはずが、自分にとっての「お告げ」に思えてきて、線をいっぱい引きたい衝動に駆られる。響いた箇所に栞をいっぱい挟みながら、本を読えて、また思い出しながら、栞の個所を読みました。



ノートに書き写そうかな・・

買って、線を引く?




本の中で猫のお告げとして使われていた

タラヨウの樹の葉っぱのこと

私ははじめて知りました。

平安時代に「多羅葉(たらよう)」という樹木の葉の裏に気の枝などで傷をつけて言葉を書き、相手に渡して伝えたことが葉書の始まりと言われているのだそう。写経したり、文のやりとり、占いにも使われていたとか。今でもタラヨウの葉っぱに宛名を書いて定形外の切手を貼れば、郵送することも可能だそうです。