『りんごがひとつ』
ふくだすぐる作・絵
岩崎書店
1995.5.2初版




りんごが ひとつ おちていた

みんな おなかを すかせていた


「えい!」

おさるが りんごをとって にげた

みんなは あわてて おいかけた


おさるは にげるに にげた

みんなは どこまでも おいかけた


そして・・・




*****



いつもながらの

ふくだすぐるさんの

ほのぼのするどうぶつたちの絵



でもこの絵本は

それだけじゃない





こんなこと思い出した。




どろぼうが逃げてる。そのどろぼうを捕まえようとする追いかけてる人、その後から遅れて追っかける警察官。

もし、どろぼうが見えない映像を見たら、どろぼうを追っかけてる人が犯人に見えちゃうと。


いじめをしている人、犯罪を犯した人は、その前に親から虐待されたり、いじめられる側だったとも。


*****



・相手の行動の裏には

必ず何か理由があるということ


・一場面を見て、判断しないように




このようなことを

かわいいどうぶたちの絵と

ほんとに少ないことばで

伝えてくれてるような気がして

(私の個人的解釈です)

ふくだすぐるさんって

すごいなあ〜と思うのです。



私もやっちゃってるなあと思う。

絵本を読んで、改めて気をつけようと思うのです。




私がいいなあ〜と思う絵本、「絶版」率がなぜか高いのですが、こちらは今も出版されているようです。よかった、よかった♡