こちらを読んだあと
続けて、わが家にあった
 
北原白秋童謡選
「からたちの花が咲いたよ」を読みました。
与田準一 編
岩波少年文庫
1995.6.8 初版
 
「あめふり」
子どもの時、歌っていました。
 
「あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな。
ぴっちぴっち ちゃっぷちゃっぷ
らんらんらん」
 
私は10代、20代の頃から
「赤い鳥小鳥」
すごく好きでよく口ずさんでいました。
数年前、「わらべうた」の会で
一人が木になり、あとのみんなで小鳥になって、いろんな色の実をついばむ真似をしながら歌いました。とても楽しかったです。
 
 
「ゆりかごのうた」は娘たちに子守唄で歌っていました。(「ねんねんころりよおころりよ」と交互に)
 
 
「あめんぼ赤いな、ア、イ、ウ、エ、オ。浮藻(うきも)に小えびもおよいでる。」
「柿の木、くりの木 カ、キ、ク、ケ、コ・・・」と続く「五十音」も好きで、高齢者さんのお口の体操として、手拍子しながら、輪唱しながら、一緒に読んでいました。
 
 
この本の中からあと二篇
 
 
・葉っぱっぱ
 
あんずの葉っぱはあんずの香がする。
みかんの葉っぱはみかんの香がする。
 それでも葉っぱは葉っぱっぱ。
 
たばこの葉っぱも葉っぱっぱ
さんしょの葉っぱも葉っぱっぱ
 それでも葉っぱは葉っぱっぱ
 
いばらの葉っぱにゃお針がついてる。
花のない葉っぱは花のよに咲いてる。
 それでも葉っぱは葉っぱっぱ
 
緑の葉っぱも葉っぱっぱ。
まっかな葉っぱも葉っぱっぱ。
 それでも葉っぱは葉っぱっぱ
 
 
・お月夜
トン、
トン、
トン、
あけてください。
どなたです。
わたしゃ木の葉よ。
   トン、コトリ。
 
トン、
トン、
トン、
あけてください。
どなたです。
わたしゃ風です。
   トン、コトリ。
 
トン、
トン、
トン、
あけてください。
どなたです。
月のかげです。
  トン、コトリ。