「せんねん・まんねん」

詩 まど・みちお絵 柚木沙弥郎

理論社

2008.3 初版
 

本の袖のことば


あらゆる いのちと

あらゆる ことは

めぐり めぐり

からまりあい

ささえあい

つながりながら

つづいている・・・・・

 

 

帯の後ろのことば

 

 あらゆる生命は、つながっている。

 あらゆるできごとは、つながっている。

 これまでも、これからも・・・・・・

 童謡「ぞうさん」で知られる詩人は、いつも、宇宙のなかでうたってきた。

 ちいさなもの、ものいわぬもの、目に見えないものも、見逃さずに。

 まど・みちおの言葉が、柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)の絵によって、雫のように深く胸におちてくる。

 

 

 

私は、勝手にこの三冊を

まど・みちおさんの絵本三部作と思ってきました。

 

 

「せんねん・まんねん」が

過去・現在・未来をつなぐ縦の軸

 

 

 

 

「くうき」が

この地球、生きとし生けるものをつなぐ横の軸

 

 

 

そして

「いっぱい やさいさん」が

今・ここ・私の自分軸

 

 

 

そして、まど・みちおさんが天に召されたあと

出版された「くまさん」も

私の中で、自分軸に加わりました。

 

 

袖のことば・帯のことばが、すべて

 

まだ、まど・みちおさんの絵本に出逢われていない方がいらっしゃったら、出逢っていただければ、ほんとにうれしいです。

そして絵本から、まど・みちおさんのいろんな詩にも出逢って、感じていただければ、ほんとほんとににうれしいです。

 

 

私はまど・みちおさんに詳しいわけでも、詩を深く読み込みしているわけでもないのです。そして、絵本一冊読んで、一遍の詩を読んで、なんか違うなあとか、そうでもないなあ〜と判断されるのはかまわないのですが、知らないのは、もったいなすぎると思ってしまうのです。

熱くなりすぎてたら、ごめんなさい。

まど・みちおさんを、ただただお慕い申しております、一人です。

 

 

昨日アップした

まど・みちおさんのこと