樹木希林さんが

天に帰られてから
 
樹木希林さんの
人となりやことばなどの
特集記事などを読んで
感銘を受けて
 
樹木希林さんが主演された
映画「あん」のDVDを借りて
見たりして
 
そして今日は
最後の映画主演作品の
原作になった
「日日是好日」の本を読みました。
 
 
大学生から25年、
お茶のお稽古を続けて来られた「お茶」のこと、先生の家のお稽古場で感じた、たくさんの季節のこと、コップの水をが、あふれる瞬間のこと。が小説として書かれてあります。
(現時点ではもう41年目なのかしら⁈)
 
ふはぁ〜〜〜〜
ため息、吐息♡
豊かな時間だったなあ〜〜
 
 
 
 
和菓子と言えば
お正月の羽二重餅、酒饅頭
大福もちと
子どもの節句に食べる
ちまきと柏餅
このくらいだった私ですが、
 
 
 
季節ごとの和菓子を
愛でて、いただきたくなりました。
もう、早く和菓子屋さんに
今の季節、どんな和菓子があるんだろう?と想像したり、本に載ってる和菓子はどんなんだろうと、画像を検索してみたり、早く食べてみたくて仕方なくなりました。
(そこっ?)
 
掛け軸のことばも
これから何て書いてあるのか
きっと気になるだろうなあ〜〜
 
お茶って作者も最初感じてたみたいに、型や決まりごとばっかりで、窮屈そうで、私には一番ニガテとする分野だと思っていましたが、なんか機会があればやってみたいなあ〜なんて思ってみたり・・(継続して習いたいまではいってません!)
 
 
もっともっと
季節を五感で味わいたい!!
 
 
私の家の周りに咲いている花たちを
もっとゆっくり観てまわりたい
花観察、花地図作ってみたい
 
もう、極上のことばたちばかりで、
ノートに写しながら、読みました。
 
 
 
私が感じたのはこんなことだけじゃないんだけど・・
 
伝えられない・・
 
 
「お茶」が教えてくれた15のしあわせ
目次をしるしておきます。
 
序章 茶人という生きもの
 
第一章 「自分は何も知らない」ということを知る
 
第二章  頭で考えようとしないこと
 
第三章  「今」に気持ちを集中すること
 
第四章  見て感じること
 
第五章  たくさんの「本物」を見ること
 
第六章  季節を味わうこと
 
第七章  五感で自然とつながること
 
第八章  今、ここにいること
 
第九章  自然には身を任せ、時を過ごすこ
 
第十章  このままでよい、ということ
 
第十一章  別れは必ずやってくること
 
第十二章  自分の内側に耳をすますこと
 
第十三章  雨の日は、雨のを聴くこと
 
第十四章  成長を待つこと
 
第十五章  長い目で今を生きること
 
私の内側が大事にしたいと思っていること、こんな生き方してみたいことが散りばめられてる本でした。
 
「日日是好日」
お天気の日も雨の日も、雪の日も
すべていい日
映画(DVD)もぜひ見たい!!
 
 
 
樹木希林さんが主演されていなければ
天に帰られて、特集していなければ
きっと出会っていない本(初版2002年)に私は今、出会えて嬉しいです。
 
本の中にこんな文章がありました。
「あっ、先生、今日の花は、えーと、『蝋梅(ろうばい)』ですよね?」
「ううん、同じ色だけど、ちがうの。これは『まんさく』よ。初春に一番早く咲くので、『まず咲く』がなまって『まんさく』になったんですって」
  そんなやりとりをしながら、私たちは、一つ二つと、季節の花の名前を覚えていった。
 
ここを読んだ時、あ〜〜私が「マンサク」に呼ばれたんだ。それで昨日連れて帰ってきたんだ。繋がっているんだなあ〜と思いました。
 
 
 
 
 
私が描いた
日日是好日の絵