中学のクラス会に参加しました。

迷っていた時、だんなさんが「行きたい、と思った時は、行った方がいいよ。あの時、行っておいたらよかった〜って後で思わないようにね、」と言ってくれました。

私は今日の近況報告で知ったのですが、今年になってガンの再発、心筋梗塞となられ、生死を彷徨い、復活された先生を励まそうと、急遽決まったものだったそうです。

私は自己紹介で「元気な高齢者さんの施設で働きながら、月に何度かオトナの方向けに絵本を読んでます」と言うと
「絵本はいいよなあ〜。入院中も絵本読んでた。本は長くて読めない」と先生が言われ、ビックリ!

先生の事情を事前に知っていたら、違った絵本を用意したかも?と思いながら、でも今朝ポン!と思い立ち、機会があれば読ませてもらおうとバッグに入れたのがこの絵本でした。

「っぽい」
ぶん・え  ピーター・レイノルズ 
やく  なかがわ ちひろ やく
主婦の友社


っぽいっぽい
1,404円
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それなのに、絵本を読もうとするのに、「メガネ」がない!
カバンをゴソゴソ探し、あせる私。

先生が
「変わってないなあ〜、そのペースでいいで〜〜」と言ってくださる。

私は優しい!と思う反面、「え〜〜、オトナになってから忘れっぽくなってたのと違うの?そんな昔からそうだったの〜?」ってビックリ!そんな私のこと覚えてくださってたのもやっぱり嬉しかったし、少し自信をなくしていた私に先生から「っぽくっていいで〜とことばをいただきに行ったみたい」と思いました。

読ませていただいたあと、「深いなあ〜」「哲学的だなあ〜」との声あり。
 
そして、他の方が自己紹介の時に、自分がガンになった時、女子バスケクラブの顧問でもあった先生から 
「ぼちぼちいこか」
作  マイク・セイラー
絵  ロバート・グロスマン
訳  今江 祥智
偕成社


ぼちぼちいこかぼちぼちいこか
1,296円
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の絵本をお見舞いにいただいて、今でも支えになってます、って言われました。

2冊とも私の大好きな絵本♡

皆さん、笑顔で参加されていましたが、他の方々もそれぞれに人生いろいろあっての今があること。先生もまだまだがんばるぞ!って言われていました。

私は反対に先生から元気をいただきました。先生にお会いできて、会いたい人たちに会えてよかった〜と思いました。

そして、手渡す時や、絵本の選書は考えないといけないですが、しんどい時に絵本は寄り添ってくれること、改めて感じました。