【夏の結晶】(過去記事) | to U -がんばりすぎんとがんばりやぁ-

to U -がんばりすぎんとがんばりやぁ-

「夢は叶う!」なんて口が裂けても言えんけど。けど、それでも。
(※旧ブロク「スーパー大学生になりたい、てかなってやる!」)

僕は今でこそ


個人的な活動をしてますが


大学入学から前の夏まで


およそ1年半。


ダンスしかしてなかった。


遊び0、ダンス100、


そんな夏のお話(^ω^)


くそ長い…笑


以下引用(^ω^)


★★★★★★★★★★★★★★★


9/19 [SYMBOL 京都 vol.6]

京都の有名大学のダンスサークルが集い


自分たちのサークルの伝統を守り、威厳を保つために


また、ストリートダンスを通じて新たな仲間と出逢い、そして交流を深めるために


日頃の努力の成果を披露するというものだ。





僕ら同志社、soul 2 soul 、2回生41人で出場してきました


soul 2 soul って言うのはサークル名。


結論から言うと「最高」でした


またとない感動を味わえました


今回の日記はシンボルに関する一部始終を自分の視点から書き綴ろうと思います









【発端】


6月末、夜、おかんと電話。


「夏休みに○○○しようと思っとるげんけどどう思う?」



「さすがに規模でかすぎるんじゃない…?


 てかあんたダンスはどうなったん?」



「それをするには時間が足りんから


 夏はダンスと距離置こうと思っとるげん…」



「はぁ?あんたあんだけダンスダンスゆっとたがいね」



「いや、そうやけどどう考えても時間足りんげんて」



「なんで逃げるん!?昔っからあんたは逃げてばっかりやがいね! 中途半端ねんて。


 せっかく始めたんなら結果だすまで逃げたらだめやろー?


 だから成長できんげんて。


 しんどくても逃げたらダメ。続けんと。


 続けてくうちに色んなこと要領よくこなせるようになってくから


 あんたのしたいことともしだいに両立できるようになるから


 だから踏ん張れよ!


 だから逃げんなよ!


 がんばりまっし。」








あんだけダンスに反対してた母が、初めてダンスを応援してくれた瞬間でした


と同時にシンボル出ようって決意できた瞬間でした









【過程】


テストが終わり、合宿も終わり、遂にシンボル練が始まって…


この夏、色々ありました


本当に、色々ありました


2回生の夏ねんから遊びの夏にすればいいんに


僕ら41人はダンスの夏を選びました


シンボルに出る目的はそれぞれやったやろうけど


シンボルを成功させたいって気持ちはみな同じやったはず




昼から真っ暗になるまでサークル練して


ヘトヘトで帰って寝て、起きてまた練習して


ジャンルごとにフリ考えて、構成考えて、練習して


全ジャンルで見せ合って、また練習して


田辺でも体育館でもホールでも今出川でも市役所でも練習して


夢の中でもダンス


黒の練習着は100%塩をふき


当り前のように筋肉痛で…


毎日会うのはsoulのみんなでした


団体行動だからこそ


個人個人の責任の重さを実感でき


リーダー達の裏での努力に気づくことができ


1/41でいれることの有難さにも感謝できた


この夏は緊張感をもって過ごせた




みんなしんどかったと思う


僕自身38℃の熱を2回も出してしまい


めっちゃ迷惑をかけてしまいました


病みすぎた日は夜中に一人フラフラと京都の寺とか神社にいって


考え事することが何度もありましたw


おかんが入院してしまった人


練習中に腰を痛めて倒れた人


事故ってガチで死にかけた人


インフルエンザにかかった人


片道2時間以上かかる人


あの時みたいに踊れないと悩んでる人


靭帯を切ってしまった人


鎮痛剤を何回もうった人


BUZZ練とかけもちの人


どうしても早く帰らなければいけない人


他にもいろんな人がおって…


そして幹部・リーダーのみんな


みんながみんな心も体もしんどかったと思う


けど誰も投げ出さなかったし誰も諦めなかった




本番1週間前、先輩らに一通り見てもらった時


苦言を頂いた、そして1度みんなで語れと助言されました




みんなで円になり思っていることをそれぞれが言い合った




泣きながら心に響く発言をしてくれる子もいて

冷静に言葉を選びながら話してくれる子もいて




本音でぶつかるってこのこと。




この時から流れが変わったと思う




シンボル練の雰囲気すごく良くなった




体はしんどくても練習は楽しかった


ジャンル同士でもジャンル以外でも楽しかった


みんなでする練習が楽しかった


シンボル終わってしまうのが寂しく思えるくらい、



「楽しかった」






リハ後の体育館練で残ってる子らで円陣組んだ時


みんなが一つになれてるうれしさと


シンボルが終わってしまう寂しさで


涙腺やばかった






この最高の過程のおかげで


無事当日を迎えることができました








【当日】

応援に駆けつけてくれた先輩・後輩を見て


いよいよかと実感が湧いてくるのが分かった


亀さんが自ら歩みよってくれて


「がんばってな」とワザワザ声をかけてくれた


それがうれしくてうれしくてたまらなかった


両親とばあちゃんが金沢からワザワザ見に来てくれた


素直にうれしかった


直前に41人で円陣を組んだ


まじで気持ちよかった


LOCK10人で円陣を組んだ


やってやるぞって強く思えた




龍谷大のハニチェロ、PICK UP、が終わり、




気づけばsoulのショーは始まっていた




気づけばオープニングでみんなが踊りだしていた




気づけば涙が止まらない自分がいた




毎日毎日聞いていた曲が爆音で鳴り響き




かっこ悪いけどもう涙が止まらなかった





「がーるずずっ!」




「びっぶほっぶーっ!」




「じゃあずずうーっ!」




「ぽっぶぶぶ!!!」









泣きながら叫んでいた







LOCKの時は記憶がない







最高に楽しかったことだけが記憶にある







エンディング…楽しかった…!




会場全体を見渡せるくらいリラックスして踊れた




最高に気持ちいい状態で踊れた








15分のショーが1分に感じた







ショーは気づけば終っていた







舞台から移動して












みんなで集まってまた泣いた










握手して抱き合って泣いた










みんな泣いとった










先輩らも泣いとった










1年分くらい涙流した










そんくらい「感動」した










41人が同じ想いを共有できた「喜」びも


チームメイトに時に抱いた「怒」りも


シンボルが終わってしまう「哀」しみも


みんなと過ごせた夏という「楽」しみも





みんなの涙には喜怒哀楽ぜんぶが詰まったこの夏がある










くさいけど、まさに「夏の結晶」やって思えるよ!










滝さんが「お前らの涙は綺麗や!」


と言ってくれた





だから僕らはあん時の涙に誇りをもつべき













「soul 2 soul」は昔




「soul to soul」だったって聞いたことがある




「魂から魂へ」ってゆう意味ですか?






素敵なサークル名を肌で感じれた、そんな日でした







【これから】

おとんからメールが届いた


「見知らぬ土地での3年間で


 一緒に抱き合い、涙を流せる仲間を得た、


 お前の喜びや達成感を父も感じることができました。


 そのことを母さんやおばあちゃんと話しながら


 瞬の成長を嬉しく思いました。 (中略)」


なんかダンスちょっとでも認めてもらえたみたいでうれしかった







そして今




正直、シンボルが終わって寂しい




空虚感




夢みたいな夏やった




そう思えるのはsoulっていう環境を作ってくれた遠い先輩方、


僕らを今日まで引っ張ってくれて


背中で語ってくれた今いる先輩方のおかげ




僕らにはその先輩らに「恩返し」するっていう使命がある


もっと感謝して、期待に答えるためにもっと努力せんといかん




と同時にその伝統を守るために


スキルよりも大事なことを後輩達に伝えていかなければならない






がんばらんと…






けど、がんばれそう






なんといっても今回一緒にショーでてくれた






08クルーみんなとの想い出のおかげです!!!






昔から「縁」とか「運命」って信じとるし、今でも大事にしたいって思う



偶然同じ時期に同志社入学して



ダンスサークルに入って



1年半続けてきて



今回シンボルでることになったこのメンバー



そしてその中に自分がいるってこと









その奇跡にほんと感謝します







素でみんなが好きです







ありがとう!







ありがとうございました!







これからもよろしくお願いします!












あー



















遊び0の夏も悪くなかった(^ω^)






2009年 夏


★★★★★★★★★★★★★★★


全てが僕の財産。


そのありがたさを胸に


今日も懸命に生きよう、


そう思えた。


ありがとう


入口瞬


ペタしてね