「やさしい人」加藤諦三著
先ずは、本書に書かれていることから、心に残った、響いたことを纏めてみた。
この本は、やさしい人とはどのような人、その定義と やさしい人になる為の指南書です。
やさしい人は、自分自身 何事にも感謝します。与えられた場所に満足します。見返りをもとめません。
やさしい人は、接する人は、相手を認めて、安心感を与えます。無欲に喜びを与えようとします。
気持ちを前向きにさせます。相手の心を見て、動きます。申し訳ないときは素直に謝ります。
以上、やさしい、やさしくない人の判断は、心の持ち方、やさしい人は、心が十分に満たされています。心から幸せを感じています。
今自分がいる場所と、そこの自分を心から受け入れています。
やさしく出来ないのは、心にある葛藤、、こだわり、引きづっている
ものがあるからです。
虚栄心、嫉妬、不平不満、不安、憎しみなどを捨てましょう。
その方法は、まずは 自分を見つめる、向き合って見ることです。
人に褒められたい、競争に勝ちたいなど見栄や虚栄心は捨て、
本当の自分、自分の本性に従って生きることです。
無理をしない、自分に不要なものは捨てましょう。
自分を認め、他人の賞賛より自分が信じることを優先させましょう。
本書からの気付きは、以下です。
① やさしさには、ハードとソフトの2通りがある。
直接、手助けする、何かしてあげる ハードのやさしさ
間接的に 言葉や態度で、相手の気持ちを楽にする、
和らげる、笑顔にする ソフトのやさしさ
② 他人に対してより、まずは自分自身のこと。
やさしい人になるには、自分自身の心を整えること
今の自分に満足、幸せを感じること
それが出来ていないとやさしい人にはなれません。
③ 偽りのやさしさ から 本当のやさしさ へ
褒められたい、虚栄心、自己満足からのやさしさ ではなく
自分の本性からの 本当のやさしさを出せる人間、心の持ち主に
なることが、一番大切である。、
実行すること3個
① 自分自身に優しくする
・1日3回以上 自分自身に、やりたいとおり、やれているか
問い合わせる。
・1日3回以上 自分自身に 無理していないか、大丈夫か
問い合わせる。
② 自分自身を凄い人間だと感じよう。
・1日3回以上 自分は、いつも本性に従って生きている。
これは凄い 凄い人間だ と言う、心に感じさせよう。
③ 自分自身を認める。
・1日3回以上 自分は運が良い、これで良い 幸せだ ありがとう
と言って、心に感じさせよう。
終わり