外猫ニャン

けむけむ　♂

この子たちが　家族だった

妻も　娘も　夏前に姿を見せなくなってしまった

娘　可愛かった

けむけむも　夏の間　姿を見せなかった

死んでしまったかな～っと想っていたら

私が退院した翌日（１０月１２日）から　姿を現した

『退院　おめでとう』って言いに来たのかも

『ついでに　ご飯もちょうだい』

我が家のヨモギ（４歳）と同じ年ぐらい　

けむけむ　４歳～５歳

全部　歯が抜けてしまっている

歯がなく　下あごに力がなくなっている

野良猫は　過酷

缶詰の生のモノが食べることが出来ない

カリカリさんのように乾燥して　

舌にくっつくような食べ物で無いと　口に入れるのが大変難しくなっている

足腰も弱って　ヨタヨタと歩き

高い所に　飛び乗ることが出来ない

道路を横断するときは

私が道路の真ん中に立ち

車が来ても　車を止められるように

横断するまで見守っている

消化が悪いカリカリさんよりも

栄養がある缶詰さんを食べさせたいが

食べられない

２週間ぐらい姿を見せなかった

どこに行っていたのか知らないけど

うちに帰ってきたとき

がっついてご飯を食べていた

「けむけむ　よいよいで　ご飯を探しのが大変なんだから

毎日　うちに来て　腹一杯　ご飯をお食べなさい」

私が　庭に出ていると

音　声で　

毎日　我が家に来て　ご飯を食べて　日向ぼっこをして

夕方　寝床に帰っていく

よいよいだから　反応が遅い

私が近づくと

「シャー　シャー」っと威嚇された

数年間　ご飯を上げ続けてきたが

人に慣れることが無かった

２・３日前から

甘えた声で

「にゃ～　にゃ～」鳴いて　

『ご飯ちょうだい』っと言うようになった

可愛い

来れば　けむけむに　話しかける

外猫（けむけむ　スモモ　クロスケ　もどき　チョビ）　
家猫　町中に歩いている猫に関係なく

目線を合わせて　人と同じように話しかける

私は　猫使い？

猫にいいように使われている

猫は　人間を観察し　可愛らしくさを武器に　
地球侵略に成功した宇宙生物

人は　猫の召使いにされた

人ったらし

動植物に関係なく　よく話しかける

動植物は　私の話を聞いている

生き続けなければならないことが　

めんどくさい私

猫の為ならば

生き続けるよ

寒さ　雨風　雪をしのげる　

外猫用のハウスを作ってあげたい

ハウスが作れるまでは

せめて　寒さをしのげるように

腹一杯　ご飯を食べさせたい

猫に侵略され　召使いにされている