【レッスンレポ】
今回のテーマは「わり算と分数」。
物語を使って考えてみました。取り上げたのは「大草原の小さな家」シリーズのの一場面。
ローラとメアリーはご近所さんから、クッキーを1枚ずつもらいます。
二人はいつも半分食べて、残りを妹のキャリーにあげる。なんだかキャリーの分が多い気がするけれど、幼い二人にはどうしていいか分からない。
3人で同じ量にするにはどうしたらいいんだろう?
ここから問題スタートです。「2枚のクッキーを3人で同じずつ分けるには?」
生徒さんたちは、
「1枚を3等分して、それを3人で分ける」と考えてくれました。
式にすると「2 ÷ 3」
えー、これって、どうやって計算するの?
みんなで、折り紙で確かめてみると、一人分は 三分の二枚。なるほど、式にすると難しそうだけど、実際にやってみるのは簡単!分数で答えが出せるね。
でもすでに半分ずつ食べたあと、残った “二分の一ずつ” をどう分ける?
一人の生徒さんからは、 「1枚はお母さんにあげる」という、なんとも平和な解決策が!
他の生徒さんは、「残った半分を三等分する」という、算数的アプローチ。
折り紙でやってみると、これも確かに可能で、計算すると結局どちらも答えは 三分の二枚 に。同じ「2 ÷ 3」でも、考え方はいくつもあることが見えてきました。
最後は「3 ÷ 4」「4 ÷ 5」もクッキーでイメージしながら挑戦。
算数の割り算は「平等に分ける」世界だけれど、物語の中のローラとメアリーは、実際には妹に1枚まるごと渡しています。それは算数的には平等じゃないけれど、人の世界ではとても美しい選択。一人の 生徒さんの出した考えも、まさにそう。
お母さんも入れて4人で平等に分けるってとてもいい!
現実世界の「分ける」って、答えがひとつとは限らないんだなぁ、そんなことを感じたレッスンでした。