『FFって面白いよ~』
『オンラインって皆で協力しながらレベル上げしていくんだよ!』
『わからない事あったら何でも聞けよ!』
俺をFFに誘ってくれたリアフレ
何もわからず・・・
ただ興味本位でFFを始めた。
コンボに憧れて俺はモンクになる決意をした。
その頃の俺はモンクが好きだったが、FF全体から見れば、モンクは不遇ジョブ
PTに誘われない
リアフレの彼は、俺の為にジュノでシャウトを繰り返す
今思えば・・・
FFという世界を楽しませようと一生懸命に俺を連れ回してくれた。
リアフレだから感謝しなかったけど・・・
そのリアフレと同じLSにいたが、お互いがリアフレである事は皆には伏せていた。
そして、ある時期からリアフレの彼にとってイヤな空気が流れ始める。
面倒見の良い彼ではあるが、少々強引・・・
その強引さに批判が生じたのだった。
彼の性格を俺はよく知っている。
リアフレなのだから・・・
皆を楽しませようとしているのだ・・・・
そして誘った俺に対しても、かっこいいところを見せたいのだろう・・・
だが、空回りは続く・・・
LSのメンバーから、テルが届く
そう・・・彼への批判のテル・・・・
俺は迷った。
本人に伝えたほうが良いのか・・・
たかがゲーム
その事実をあえて消してしまうのか・・・・
リアフレの彼とリアルで会うと、必ず彼の手にはFFの攻略が書かれた本・・・
それを俺に見せて、週末に企画されている印章BCに備えさせてくれる。
俺は彼に言えなかった・・・・
それから日にちが過ぎ・・・
リアフレの彼も気付き始める・・・
自分は嫌われているのかもと・・・・
鈍感な彼ではある・・・
鈍感なだけに、気付いてしまった時のショックは大きかったに違いない・・・
彼は毎日の様にインはするものの・・・
合成をやるといって・・・
モグハウスに閉じこもる
彼の性格だ
合成なんてやる様な性格じゃない・・・
俺は泣けてきた
俺を誘い
俺を育て
俺を楽しませてくれたリアフレ
俺はどうする事も出来ない・・・
唯一、俺に残された方法
執拗に批判のテルをメンバーに送ってくるLSメンへの公然とした批判をLS会話で俺は言い放つ
嫌われてもいい
俺が嫌われて、リアフレの彼の威信が回復するなら・・・・
俺は・・・
俺はいつ引退してもいいんだから・・・・
その事件があった日、彼はいなかった。
が俺は、構わずLSメンに言う。
『裏でぐちゃぐちゃ文句言うのは俺は嫌いだよ! 彼はいい奴さ!』
LSメンバー一同が静まり返ったり・・・
見え透いた同情の言葉を言ったり・・・
俺には決意があった。
それから1週間・・・
俺はFFを続ける気力を無くし・・・
インしなかった。
そんな時、リアフレの彼とリアルで会った。
FFの話題には触れて欲しくなかった。
だが彼は言った。
『仲間・・・寂しがってるぞ・・・きっと・・・』
俺は彼と目を合わせなかった。
彼は話し続ける。
『やっぱり俺が見込んで誘ったフレだなw 気が強いところがw』
俺は苦笑した。
そして彼は最後に言った。
『謝る事はさ・・・・負けじゃないよな・・・』
それから1ヵ月後
俺とリアフレの彼は、LSでまたFF生活をエンジョイしている。
そして彼と俺がリアフレである事も、LSメンに正直に伝えた。
そして皆に謝った。
皆も俺と彼に謝ってくれた。
『FFって楽しいよな・・・』
彼が俺にテルで言ってきた。
俺をFFに誘う時
彼が言ってた言葉
『FFって面白いぜ』
今その本当の意味を悟った気がした。
