モヤレの朝
寝れたの3〜4時間くらいかな、、、
荷物をまとめてけんを起こしバス停へ向かいますか
宿からバス停まで歩いて5分くらい
↑近くて良かった❤️
前日にバス停で時間確認をしていたおかげでスムーズに乗り込む事ができました
時間通りにバスは出発します
何の部族だろう?
エチオピアってホント奥が深いな
私のまた来たい国リストに入ります
そんな事をボーッと考えていた時です
「日本人ですか?」
隣の席の現地の男性が話しかけてきました
「はじめまして、僕は日本が大好きなんです」
そこから始まった男性との会話
お互い暇つぶし程度にいろんな話をしましたがぶっちゃけ何を話したかは今となっては覚えていません
お互い辿々しい英語だったので所々会話が成立してなかったと思います
しばらくして国境の街コンソ到着
ここからは時間との勝負!
•歩いてエチオピアの出国手続き、ケニアの入国手続きをする
•昼ごはんを食べる
•夜行バスチケットを予約し時間通りに乗る
•夜行バスに備えて晩ご飯とオヤツ、飲み物を買う
•余ったエチオピア通貨をケニア通貨に両替する
•ケニア通貨を調達する
•安全を考えUberを呼ぶ為シムカードを調達する
以上を約2時間の内にフルコンしなくちゃいけません
なのでバスを降りてからが勝負
15キロのバックパックを背負って10キロのキャリーを引き、4歳のけんを連れて、、、
気が狂いそうでした🤣
、、、気を引き締めてぇぇぇ
さあバスを降ります
。。。。
国境どこ???
周りを見ても見当たらない国境ちゃん、、、
どうしよーーーー
すると
「何か手伝う事はありますか?」
振り向くとさっきバスの隣に座っていた日本大好きな男性
まるで神の一声
国境を越えたい事を説明します
男性「僕に任せて」
そう一言言うと流れのトゥクトゥクを呼び止めます
男性「さあ乗って」
男性の言葉で私達はトゥクトゥクへ
私、けん、男性を乗せたトゥクトゥクは国境へ向かいます
乗って数分後
国境発見!
こりゃ歩いてたら時間内にナイロビ行きのバスは乗れなかったに違いない
たまたまバスの隣になった男性
そんな男性たまたま日本大好き
そして私達は日本人
もしこの出会いが無ければひょっとしたらコンソ1泊コースだったかもしれない、、、
って考えたら
どんだけうちら運が良いんだよ🤣
目的地の国境付近でトゥクトゥクは止まり男性にお礼います
私「ホントにありがとう!助かりました!運賃払うのでいくらか運転手に聞いてもらえますか?」
すると真逆の男性の言葉が
男性「運賃はいりません。早く国境へ行って」
、、、
どんだけうちら運が良いんだよ🤣
パート2
エチオピアに入る前
警戒していたためいろんな旅人のブログを読みあさりエチオピアはウザイ国と認識していた私
現に最初のアディスアベバではいろんな場所でぼったくりにあったのも事実(100ブル、日本円にして400円くらいだが)
でもさ
でもさ
アワサの宿のオーナーさんと言いアルバミンチのツアーガイド、ドライバーさんと言い、部族の方々と言い、そしてこの日本大好き男性と言い
スーパーハート熱い奴らばかりやん!!!
※今から物凄く物凄く話はそれます
私がまだ20代の頃
けんもまだ誕生していない時代
私はワーキングホリデーでオーストラリアのロックハンプトンにいました
ロックハンプトンは物凄くマイナーな街
どうしていたかと言うと前にいた街でとある韓国人カップルから
「ラクダさん!一緒にロックハンプトンに行こうよ?そこのオージービーフ工場は物凄く給料が良いんだ!」
当時私はマクドナルドで働いていました
時給20ドルで
(日本円にして約2000円弱かな?とりあえずオーストラリアの時給って凄いんです)
だけどもっと儲かると聞きせっかくの時給20ドルを即辞めて韓国人カップルについていく事にしました
事前に韓国人カップルが『日本人も一緒に働くよ』っとオージービーフの事務員さんに伝えていてくれたおかげで直ぐに仕事ゲット
時給ははっきり覚えていません1週間週6で働いて日本円で13万?14万くらい?
↑オーストラリアの給料は週払いでした
あ、ちなみにいつも週6とは限りません
時に週4もありました
ですが週4でも十分すぎる金額です
だが日本人は私一人
そんなボッチジャパニーズな私にはよくこんな意見が来ました
「どうしてここの工場に日本人がいるの?日本人は自国で十分稼げるじゃん」
この工場は現地のオージーの他には韓国人、台湾人、あとは発展途上国の方々
彼らからしたら日本人の給料はオーストラリアの給料に近いものだと思っていたみたいです
私は当時この言葉を何度か言われて衝撃を覚えました
日本人は金持ちなのか?
そう言えばインドでも同じ様な事言われたな
「君はお金もちだろ?何故なら日本人じゃないか!」
。。。。。。。
話は戻ります
エチオピアは熱い心の持ち主で溢れていました
私達を国境までトゥクトゥクで送ってくれた男性は日本が好きとは言いました
それは日本人が金持ちだから?
でも私のお金を男性は受け取りませんでした
それどころか
「あそこが国境だよ!行きなさい」
と言ってくれました
なんて優しい、、、
でも私の醜い心の奥の声が男性に対してこう言います
「良いじゃんお金受け取りなよ!日本人はお金もちなんだろ?私金持ちだよ?日本人だから!そうやって思ってないの?」
だが最後までお金を受け取らなかった男性
お金が人間のバロメーターではない事なんて分かっていたつもりです
でも今までの旅でいろんなぼったくりやウザイ客引、盗難で少し心が疲れたのかな?
その時は
『自分は日本人だから狙われるのはしょうがない』
と自分に言い聞かせて耐えていました
ですが男性のおかげで心が少し綺麗になった気がします
さーーー!!!
国境じゃー!
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